そういうふうにできている (新潮文庫)

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  • 新潮社 (1999年6月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388212

そういうふうにできている (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「出産」という人生の一大イベントへの発見や戸惑いを綴った、著者ご本人の妊娠体験記。

    妊娠から出産・産後までの怒涛の道のりを、ここまでゆるーく、ここまでユーモアたっぷりに描き、読み手をくすりとさせてくれるのはさすがさくらももこさん。自分の心と体と、まだ見ぬ赤ん坊に自然体で挑んだ著者の姿勢は、「妊娠期・出産時はこうでなくちゃ!」という凝り固まった考えをみごとに和らげてくれます。
    もちろん出産に向け健康・安静に越したことはありませんが、(旦那さまは別にしても)周囲がとやかく口を出すことではないなぁと思ってしまいました。あと自然分娩至上主義の方にも読んでほしい内容かなと。

    あとがきに書いてありますがタイトルは糸井重里さん作とのこと。別のところで使用されていたものを本タイトルとして流用したそうですが、出産にしてこのタイトルは秀逸です。

  • さくらももこさんの独自な捉え方が面白くて面白くて。
    幽体離脱してみたいな。
    子どもに対して、自分とは別の人格を持つ人としてのスタンスをとっているところがいいなと思った。
    私ももし子どもが生まれたらそういうふうに接したい(笑)

  • さくらももこさんの妊娠期のことを書いたエッセイなので、小学生の私には少し難しく想像するには知識が足りなかったけど、妊婦になってからもう一度読み返すとやっといろいろ理解できておもしろかった。

  • 妊娠中の
    体のツラさ
    心のツラさ
    ものすごくセキララに書かれていて
    おもしろかった。
    そして、
    俯瞰という視点。
    そして、
    「子供は子供で私ではなく、別の個性と個体を持ち、違う人生を歩んでゆくのだという距離」
    を大切にすること。
    読んでよかったと思う。
    170922

  • これもベストセラーの要因を知りたくて手に取った1冊。
    ちびまるこちゃんといえば、子供向けギャグ漫画の代表格のような存在だが、さくらももこの文体はその事実に反して、硬い。まるで新聞の社説やコラムを展開するような文体で筆は進められている。

    ただし、中身はといえば、日常生活に関すること。
    本エッセイのテーマは妊娠~出産後だが、そのことが面白おかしく語られている。

    万人に受ける文体であることが、ベストセラーの必要条件かもしれない。

  • 妊娠中なので読んでみた。
    やっぱりさくらももこのエッセイは面白いな♬
    クスッと笑ってしまう。

  • 妊娠の色々な話、ためになった。
    魂と心と脳の話はとても面白かった。
    意識(魂)が脳を使用している状態。が心。
    うむ。なるほど。
    私は心とは感情であり何か目の前にした時の思いが心だと思う。
    意識が脳を使用している状態が心だとしたら、はたまた魂が脳で処理されたものを表出されたものが言葉だと私は思うので、言葉は心になるということになる。
    魂はむしろ無意識なもので、心はむしろ意識があるものな気がする、とすると意識は脳が生み出しているのか。
    考えれば考えるほどぐるぐるしてきますね。
    だかしかし面白い。
    魂と心と脳は確実に別にある。
    それだけはいえますが。

  • ◆きっかけ
    妊娠中の友人への贈り物に、おまけで本を一冊付けようと思って。候補の一冊として。
    ◆感想
    図書館 閉架。文庫版じゃないほうで。ざっと読み。自分の体験に重ねてジーンとこみ上げることがあったり、共感したり、思い出したり、好みではないかな?という表現もあったり。第二子妊娠したら、ビートたけしとの対談も気になるので文庫版を読みたい。友人へはこの本を贈ろう。2017/5/18
    ◆引用
    p134…私は〝親だから〟という理由でこの小さな生命に対して特権的な圧力をかけたり不用意な言葉で傷つけたりするような事は決してしたくない。
    →私も親からそうされた時、反発したし、嫌だと感じた。肝に命じよう。
    p171…子供の寝顔を見ては〝可愛いっ〟という想いがあふれ体内を駆け巡り、奥歯をギュッと噛みしめるというような事が1日に何度も繰り返される。
    →大共感。

  • 5年ほど前に買った本を久々に再読、さくらももこさんの独特な世界でそれなりに楽しめましたが、やはり本は読むべきタイミングが重要なのだと感じました。妊娠、出産に関心あるときや子育て真っ最中に読むのと今では本に引き込まれる力が違いました。気持ちのダイヤルが合いそうならオススメします。テンポの良さと笑いのセンスは光っていて読みやすく爽快です。

  • 妊娠が発覚した時に母が買ってきてくれた本。
    同じような体験が書いてあったので不安なことも気楽に考えられてありがたかった!

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そういうふうにできている (新潮文庫)の作品紹介

この腹の中に、何かがいるのである。大便以外の何かがいる…!テスターによるショーゲキの妊娠発覚、どん底でバカバカしいギャグを考えてた悪阻期、悪魔の封印石のような強情な便との壮絶な戦い、と、期待にたがわぬスッタモンダの十月十日。そして、とうとう生まれたよ。あたしゃ、おかあさんになっちゃったよ。そう、まる子も人間、人間も宇宙の生命体、そういうふうにできている、のです。

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