またたび (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388243

作品紹介・あらすじ

世界中のいろんなところで、心やさしく愉快な人びと、おいしい食べもの、珍しい物たちに、たくさん出会ったよ!さくらももこ編集長の伝説の面白雑誌『富士山』(全5号)からよりぬいた、傑作旅エッセイ15本ロンドン、韓国、ローマ、ベニスの人気観光地から、ハバロフスク、広州スリランカ、チベット、中国雲南省といったちょっとマニアックな場所まで、ノンストップな抱腹珍道中。

感想・レビュー・書評

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  • 「富士山」という雑誌の中から、旅行モノのより抜き。
    ロンドン、ハバロフスク、グアム、韓国、ローマ、スリランカ、ベニス、広州、ホンコン、チベット、雲南省、日光、クルージング(初島)、仙台。

    街の様子より、石井さんのくだらないエピソードや父ヒロシの反応が面白い。

    ブクログに登録されていなかったので借りたけど、読んだことある本だった。記録し忘れかも。

  • 一緒に旅してくれる仲間が欲しい。

  • 国内・海外を巡った旅エッセイ。
    観光はせずひたすら食べ歩いてホテルでまったりの旅など、リアルな珍道中の数々。愉快で読みながら思わずニコニコしてしまう。
    さくらさんのエッセイは楽しくて元気がでます。

  • 人の旅行を軽く覗き見してる感じが、楽しくて、おもしろい

  • ももこの世界あっちこっちめぐりに続き、さくらももこさんの旅エッセイ2冊目。相変わらず上流階級な旅をしていて羨ましい限りですが、『富士山』の編集スタッフの方々が本当に面白くクスッと笑える場面か多くありました。
    一つ一つのお話も短いので電車等の移動時間にサクッと読んで旅行をした気分になれるのも好きなポイントです。

  • いろんなところに旅行。うらやましい!

  • はじめての、さくらももこさん。
    ちびまる子ちゃんにも、あまりご縁はないけれど
    たまに出てくるヒロシにクスッとしました。
    それにしても、私には馴染みのない食べ物がたくさん。食べるには勇気が出ないけど、見てみたいなあ…

  • さくらももこさんの旅行エッセイ。
    あいかわらず面白い。

    さくらさんの旅行エッセイを読むと思うことは、
    こんなにいろいろリッチな旅行できていいな〜ということ。笑。
    それはさくらさんの文才のなせる技で、
    旅行エッセイが売れるからできると思うとやはり才能というのは羨ましい。 


    子供の頃もさくらさんのエッセイを読んでいたが、
    30代なかばになって読むと、当時とは違う思考が現れた。

    このエッセイを書いていた当時さくらさんは30代くらいで、
    既に世界中にちびまる子ちゃんのこの知名度って言うことの凄さです。

    よく考えてもみれば、ちびまる子ちゃんは90年代前半からアニメをやっていて、
    ってことはさくらさんは20代で既にものすごいヒットを飛ばしていたんだなと…
    そしてエッセイをかき、自分で雑誌も作って、いろんな面白いことを思いついてやってみたり、
    ものすごく濃密な人生だなと…


    それに比較して自分の30代は仕事に忙殺されて、
    忙しくてもイトオカシを感じれる生活ができてれば良いんですが、
    そうでもない。
    反省しました。

  • 広報誌など、紙媒体だと目を通すのだけれど、PDF添付だと一瞬眺めて終わりなので
    こういった文庫化は自分のような性格だと有難い。
    今の出版業界不況のご時世でも作者のレベルだと本は出せただろうから、まだまだ沢山の体験談を読んでみたかった。。

    なかなかぶっ飛んだ場所への旅行から、身近な日本旅行と、行き先が幅広い。
    他の作品で作家さん達の食に関する旅がテーマの本も面白かったし、こういった旅エッセイ、もっと出て欲しい。。
    同じ旅行先でも、どういった場所へ行くかはその人の性格が大きくでると思うので。新しい行き先の選択肢としても参考になると思うし。

    毎回頼りになる現地の方がいての旅行は羨ましい。。
    ヒロシ氏は作品を知っていると、会えただけで嬉しい存在なのだろうなぁ。
    母親に息子さんの面倒を見てもらえるというのも、同居しているメリットだ。

    2004年頃、もう20年前だけれど、2022年北京オリンピックのパラリンピック前まではロシアがこうなるとは。。とロシア旅行記を読む度に思ってしまう。

    グアムが室内派の人におすすめ、という見解が面白い。
    イタリアのハスラー、よほど美味しいのだろうか。ベニスが住むには大変だけれど、観光なら、という描写。当時から沈みそう、との事にて今はもうどうなっているのか。。
    『ベニスは恋人同士かあるいは仲の良い夫婦で行くことをおすすめする。恋人がいなくても行きたいという人は、自分が相当ガラス好きかとうかよーく考えてから…行くのが良いだろう。それでないと、必要以上にロマンティックな風景の中で、ただ単に食べ過ぎの日々を送ることになるよ。』

    それぞれの地域でのお寿司を食べてみるもの面白い。





    今だとブログとかSNSで気軽に情報をアップできるけれど
    インスタのように映像だけだと主観などの感性が分からないし
    かといって長文ブログはスクロールや次ページ切替が必要だし
    結局紙の本 という媒体に慣れている故の事で
    最初からSNSからの情報に触れている人はまた違った感性だのだろうか。。
    (でもネット記事など、削除されて読めなかったり、サブスクもスマホとネット環境があれば出来るの便利だけれど
    サービスが終われば何も残らないのが。。)

  • 面白かった。
    読書の箸休めにちょうどいい。
    面白かった!

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著者プロフィール

1986年からマンガ雑誌『りぼん』(集英社)で連載がスタートした「ちびまる子ちゃん」の作者。1990年からはフジTVでアニメ化され、超人気番組となる。『まるむし帳』(集英社)は唯一の詩集。

「2019年 『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集 ぜんぶ ここに2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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