オモロマンティック・ボム! (新潮文庫)

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著者 : 川上未映子
  • 新潮社 (2012年6月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101388618

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オモロマンティック・ボム! (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ニヤニヤ笑ってしまう面白さ。
    三浦しをんさんのエッセイは、私のオタクな部分が「これは私が書いたのですか?」的な気持ちになるのだが、川上さんのエッセイは私のオタクじゃない部分が「これは私が書いたのですか?」的な気持ちになる内容だった。つらつらと友人に手紙をしたためているような、そんな親近感。
    普通の日常の事を飾らず普通の言葉で書いている感じが良かった。

  • 後半になるにつれ、じわじわと面白いエッセイ。
    週刊新潮の連載をまとめた本だと知り、家にあったバックナンバーの目次をチェックしました。
    「オモロマンティック・ボム」は今も大人気連載中のようです。
    マムシの話で、やはりじわじわ面白かった。
    これからは「オモロマンティック・ボム」だけでも読もうかしらとも思ったり。

    この本の中で一番面白かったのは、マズいラーメン屋さんが登場する「看板に偽りはあるのですか」の回。
    大爆笑でした。
    下水のような味のラーメンって、それはそもそもラーメンということで良いのか?
    そして明らかにならない塩ラーメンの謎…。
    いやはや興味深い。
    マズいお店に当たる時は、失敗したーって笑って言い合える人と一緒がいい。
    笑える思い出になるかどうかのそれは大きな分かれ道だと思う。
    そして、もう一度「塩」の謎に挑んでくれるノリの人だったら言うことなしだなぁ。

  • 小説よりもエッセイの方がとっつきやすいかも!と思いました。
    語り口調がおもしろかったです。
    他のエッセイも読んでみたいなと思いました。

    作家さんのエッセイは目線がシビアなこともありますが、それをユーモアに表現されていることも多く、どういう内容でもおもしろく読めます。
    共感しないこともあるけど、自分では気が付かない視点にはっとさせられます。

    オモロマンティックという言葉がとてもいい!

  • 川上未映子が週刊新潮に連載していたコラム集。残念ながら川上未映子色が薄い。『わたくし率…』や『乳と卵』に見られたあの過激さや瞬発力がないのだ。日常から非日常に突きぬけないのだ。33歳という年齢のせいなのか、あるいは大手週刊誌への連載が彼女を保守化させてしまったのだろうか。週刊新潮の読者層はよく知らないが、想像するに50~60代男性といったところか。1年後にも継続しているところをみると彼女の連載は好評だったようなのだが、オジサンの読者たちは彼女のコラムをどんなふうに楽しんでいたのだろう。私には不可解である。

  • 面白かった。テンポがよくて楽しい。川上さんの小説は読まず嫌いで手を出してないけど、エッセイはまた読もう。

  • 川上さんの飾らない思考が見えて面白い。
    エッセイを読むの、好きだなぁ。

  • 17/01/11
    2017年3冊目。
    甥っ子に「ミエコ、ありがとう。でもね、嘉春は思い出のために生きてるわけじゃ、ないんだよ」と言われてしまった話、ぐさー。甥っ子のことばに ぐさー。
    それとコーヒーがぶがぶの話もすき。飲みたくもないコーヒー飲んでんのよ、て話。

    ・物にくらべて人間というのはいいつくりをしているね。外から内容は見えないし都合にあわせて忘れてゆくし、いつか死ぬし、燃えるか埋められるかしてあとにはあんまり残らないし。(P46 消します?それとも残します?)

  • SWITCH対談で、彼女の洞察力というか観察眼にとても魅力を覚えた私は、本を読んでみたくて本屋さんに。この本によると、彼女と誕生日も干支も一緒らしく、不思議な波長の一致にちょっと納得。彼女の口語体の文章に慣れることがなかなかできないけど、絶対読みきりたいと思っています。

  • 久々に本読もうかな、にちょうどいい感じの軽さというか重さというか。小説もエッセイも好きな作家って少ないんだけど、どっちも好きになっちゃう作家さんの共通点て私の場合グルーヴ感かな。川上未映子読むと町田康似てるなーって思うし。どっちも無二ではあるんだけど。とか考えながら2日で読んじゃった。引用のがずしんときました。相模原の事件がちょうどでね。4年前の本なのにリンクしている。読書はそれが面白いです。

  • オモロマンティック・ボムシリーズ
    単行本タイトル「夏の入り口、模様の出口」でタイトル違いになる。歳を重ねるごとに作風、感性、視点的なものが丸くなってきている・・・。これは人間、誰しもが経験するのだろうが、せめて作品だけは尖っていて欲しい。小説よりはエッセイに初期の感覚が多少残っている気はする。性根は変えられないってやつかな(笑)

  • 2016/1/26購入
    2016/10/7読了

  •  川上さんが切り取る日常は本当に些細なことだったり誰しもが経験していることだったりするのに、川上さん独特の切り口や鋭い考察によってこうも面白くなるのかと思わせられる。まさにオモロマンティック。

  • 川上未映子の日常爆弾を投下、おもしろくてロマンティックが爆発する。週刊新潮の人気連載を書籍化。日常の出来事、当たり前のことが違って見える、歌手、作家、詩人、マルチな川上さんが見ると違って見える。純文系や詩はとっつきにくいですが、エッセイはおもしろい、関西の陽気なおねえちゃんのノリです。

  • 週刊新潮という媒体の性格せいなのか、一話の短さのせいなのか、はたまた才能の低迷期だったのか、面白くない。彼女らしいキレがまったく感じられない。

  • 自由な感性。人を虜にする文章。考え方。
    わたしが川上未映子だったら。

  • ほのぼのした空気のなか、ときおり出現する鋭い視点にたじたじ

  • 週刊新潮で連載されていたコラムとのこと.装丁がとってもかわいいので文庫で買った.

    日常で気になったことについてあれこれの考え事、という感じだけどその視点はなかった、と思うことも多くてこの人のエッセイはとても好き.今回一番残ってるのは「ピッコン!」という恋人の隠し事になぜだか気づいてしまう、妙な勘についての話.恋人に限らず妙に勘づいてしまうことってよくあるような.

  • 川上未映子さんのエッセイは初めて読んだけれど、面白く読めました。
    時々ムツカシイ〜?こと書いているけれど、ほとんどは普通の日常について。笑えるものから、びっくりしちゃうものまで。
    歳が近いこともあってか、すごく親近感を覚える話題も多かった。

  • 特徴ある文体で、毎度息継ぎを忘れながらその気流に身を任せてしまう。
    エッセイでもそれは変わらず。
    ただ、今回は独走感より、川上未映子もおんなじ感覚なんだ!と、身近な印象を受けた。

  • 友達の話を聞いている感覚で読めた。

    タクシーの話、すき。
    あと、甥っ子さんの言葉が忘れられん。

  • 小説もエッセイも、捉えどころのない文体がおもしろい!日本語表現の新たな可能性を感じてわくわくします。内容は大いに共感できるものもあれば、やっぱこの人変わってる…と思うものも。

  • 川上未映子さんのエッセイは読み終わった後に日常をキョロキョロしたくなります。
    電車とか喫茶店で読んでいると周りの日常とか非日常を探してキョロキョロして面白いことないかなーって探してしまう。とても楽しかったです。

    このエッセイは、川上さんの日常が面白く爆発した瞬間が書かれていて、それを、爆発音とか、風景とか、爆風とかを心地がいいように感じられる最高のポジションで体験できたような気がします。

    万歳!

  • サラサラサラと。(カタカナ)
    久しぶりのエッセイ、好きだね。
    だれかのついったーとかぶろぐとか読むの好きなのと似てるかなあ

  • 面白いなあ。
    そら頭はでかいです、の時のような自閉感は削ぎ落ちて(もっとも、そら頭は人に読ませるために書かれたわけじゃないというし)すっきりとした印象。ちょっと物足りなくはあるが。スピード感は健在、笑った。

  • 週刊誌に掲載されていた文章。そのためか以前読んだものよりは上澄みな感じがする。まさに瞬間流れている感情。記憶に残ったものは、バレンタインの下りとハムスターイン冷凍庫。

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オモロマンティック・ボム! (新潮文庫)の作品紹介

恋人の隠し事に突然ひらめくピッコン!の謎。原稿料をめぐる文筆業界の秘密。大破したタクシーで血まみれ運転手が見せた驚きの行動――。ときにゆるり、ときにぴーんと。いろんな視点で眺めれば、日常が隠す不思議の種は、みるみる哲学に育つ。やわらかな言葉がひらく新世界の扉、週刊新潮の人気コラム「オモロマンティック・ボム!」が一冊に。「夏の入り口、模様の出口」改題。

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