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- Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101390222
感想・レビュー・書評
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森鴎外の評伝ですね。
作者の森まゆみさんは幼い頃から地元人として接してこられて何か形にしたいとの思い綴られたのが本書ですね。
鴎外関係の書物は数限りなく有るなかで、森まゆみさんの独自の目線で手繰られた作品です。鴎外を描くのでは無く、鴎外の家族や関係者、鴎外に接した人々の記録等から鴎外を浮かび上がらせる手法を採られています。
膨大な資料と調査聞き込み等、探偵小説のような謎解きも有り、かなり面白くワクワクしながら読了しました。
森さんは病気の為に活躍が制限されていますが、まだまだこれからも興味深い作品を手掛けられますように期待したいですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
鷗外の住んだ場所、周りの人々から、鴎外を紐解く。総じて、人に対する眼は温かい。
本書に出てくる散歩の跡をたどろうかと、「雁」「青年」を買ってしまった。
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