ダレカガナカニイル… (新潮文庫)

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著者 : 井上夢人
  • 新潮社 (1995年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (654ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101394114

ダレカガナカニイル… (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ラストはこの上なく切ない。この胸に残る気持ちはちょっと長引きそうだ。

  • 岡嶋二人の片方である井上夢人のソロデビュー?作。あとがきにもあったが、いろいろなことが次々と起こる岡嶋作品とちょっと違い、序盤は読みにくかった。中盤からは面白くなっていったが、、、。最後は確かに伏線回収されているけれどちょっと寂しい。

  • おもしろかったが最後に混乱した
    意味が分かるまで時間がかかった


    で、最初に殺された人がなんかかわいそうになった。

  • 徳山諄一とコンビを組み、岡嶋二人として活躍し、『クラインの壷』を最後にコンビ解消した井上夢人のソロデビュー作。
    実はこの『ダレカガナカニイル…』は僕の長編ミステリーを読み始めた最初の作品。

    今回久々に読み返してみたんだけども、やはりおもしろかった。

    何とも言えない深い切なさが読了後に残る作品で、衝撃の結末を知っていながらも、楽しめた。

    「泣ける」とか「感動した」とは違って、とにかくとにかく切ない。
    ミステリーというとトリックがどうのという面白さが醍醐味にあると思うのだけども、この物語はどこまでも純粋な想いがミステリを完成させているような気がする。

    宗教とは違った意味の信仰が永遠の恋を輪廻させてしまう、何とも深い物語。
    この結末は、残酷なのか、安息なのか・・・

    ※ちなみに、文庫で当初出版されたのは新潮文庫からだけども、すでに絶版。現在は講談社文庫から発刊されている。
    今回、昔を懐かしむために、新潮文庫のものを中古購入して読んでみた。
    ----------------
    【内容紹介】
    警備員の西岡は、新興宗教団体を過激な反対運動から護る仕事に就いた。だが着任当夜、監視カメラの目の前で道場が出火、教祖が死を遂げる。それ以来、彼の頭で他人の声がしはじめた。“ここはどこ?あなたはだれ?”と訴える声の正体は何なのか?ミステリー、SF、恋愛小説、すべてを融合した奇跡的傑作。
    ----------------

  • 警備員の主人公が、新興宗教の施設の火災に遭遇してから、頭の中に別の人格の声が聞こえ始め、主人公はそれを認めたくないと苦しみます。
    やがてその声は、自分がその火災で死んだ教祖であり、誰かに殺されたんだと主張し始めるようになります。

    トリックや、毎晩見続けていた夢の真実、頭の中の声の正体など、面白かったです。
    でもやはり、ちょっと切ないですね。

  • 日本版エラリー・クイーン、岡嶋二人名義から井上夢人という名前で再デビュー。相変わらず面白い。

  • ものすごいホラーとミステリーだと思ってたら、すらすら読める話だった。主人公と声の何気ない会話、好きだなあ。ただラストが良くわからなかったのでもっかいじっくり読んでみようと思う。(2007/6/14)

  • 頭を整理しながら読んだ。不思議な話。今まで読んだことない感じだったのでなかなか面白かった。

  • 2016年43冊目。
    コンビ解消後のソロデビュー作。
    岡嶋二人作品を、99%の誘拐・クラインの壺から入ったので、初期作品がどうも合わなかったんだけど、本作を読んで、何となくだけど「あたしは井上夢人が好きなんだな」と納得した。
    面白かったんだけど、ちょっと長い。
    まあ、真相が分かってから考えてみればそうなってしまうのも仕方がないのかも。
    あと、関係ないとは思うけど、地理的にも出てくる言葉的にもあの宗教が出てきてしまって少し気になった。

  • 600ページの長編ファンタジー

     頭の中にだれかがいる。人格がまるごと入ってきた感じ。その人格は主人公が愛する女性の母。

     登場人物が少ないからわかりやすいが、ストーリーはやや長すぎるしトリックも貧弱。ただし、冒頭からの予知夢がきれいにまとまる様に拍手。短編のほうがいきる作品だと思うな。

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ダレカガナカニイル… (新潮文庫)の作品紹介

僕、西岡悟郎は28歳独身。警備保障会社に勤める、まったく普通の人間だった。あの日までは。あの8月2日の夜、一体僕に何が起こったのだろうか-僕の新しい職場は山梨の小さな村、新興宗橋の道場の警備だった。ところが道場が火事になった教祖が死に、職を失って東京に戻ると僕に異変が起こった。僕の頭の中に誰かがいるのだ-井上夢人のデビュー作、多重人格ミステリー。

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