鳥人計画 (新潮文庫)

  • 1188人登録
  • 3.20評価
    • (24)
    • (83)
    • (241)
    • (37)
    • (7)
  • 91レビュー
著者 : 東野圭吾
  • 新潮社 (1994年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101395210

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

鳥人計画 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 全てに万能なCOMと、
    能力は未知数である人との間で、
    将棋やオセロの対決をしている番組を見かける事がある。

    間違いなく『勝利へと至るデータ』が全てインプットされているCOMの能力は
    迅速かつ、ミスなし、隙なし、抜け目なし。

    そんな強大な敵に立ち向かう人、の勝算とは?
    そして、その自信はどこからくるものなのだろう?

    私は手に汗を握りながら、
    (人のほう、頑張れ~~!)と、いつの間にかTVに食いつくように、戦う人を応援している。

    (フフフ…。ひとつの例外もなく、全てワタクシが勝つのですよ。)
    冷たく言い放つCOMめ。
    そいつが頂点に君臨し続ける事のつまらなさ!

    常に上へ、上へと目指し続けたい人が、その邪魔者を撃破したくなるのは当然の事と言えるかも知れない。

    …と、
    『プラチナデータ』
    そして、
    この『鳥人計画』を読み終えて、そう思った。

    若き、天才スキージャンパーが殺害された。

    犯人はその彼を大事に育てていたコーチ。
    (ほどなく、捕まる。)

    読みどころは、
    コーチが彼を殺害した動機、と、
    それを密告した者の正体。

    最後は(こう来るか!)
    と、またしても、読めなかった・・・。完敗に乾杯。(^^;

  • 面白かったです。難しかったですけど…。

    東野圭吾さんはウィンタースポーツがお好きとあって、
    さすが詳しいな~と思いました。

    どうしよう、うまく感想が書けない…。
    本の感想書くのって難しい。

    とにかく、この本読んでよかったです!

  • 東野さんて本当スキー好きなんだーて思った!笑

  • 大変面白く読んだ。ストーリー展開はさすが東野圭吾といったところで、感心するしかない。取り上げられているテーマも、現実世界に置き換えれば、ぞっとする話ではあるが、案外現実と変わらないのかもしれない。

  • 【あらすじ】
    「鳥人」として名を馳せ、日本ジャンプ界を担うエース・楡井が毒殺された。捜査が難航する中、警察に届いた一通の手紙。それは楡井のコーチ・峰岸が犯人であることを告げる「密告状」だった。警察に逮捕された峰岸は、留置場の中で推理する。「計画は完璧だった。警察は完全に欺いたつもりだったのに。俺を密告したのは誰なんだ?」警察の捜査と峰岸の推理が進むうちに、恐るべき「計画」の存在が浮かび上がる…。精緻極まる伏線、二転三転する物語。犯人が「密告者=探偵」を推理する、東野ミステリの傑作。

    【感想】

  • 内容紹介

    ジャンプ界のホープが殺された。ほどなく犯人は逮捕、一件落着かに思えたが、その事件の背後には驚くべき計画が隠されていた……。

    内容(「BOOK」データベースより)

    日本ジャンプ界期待のホープが殺された。ほどなく犯人はコーチと判明。一体、彼がどうして。一見、単純に見えた殺人事件の背後に隠された驚くべき「計画」―踏切のタイミング、空中姿勢、風圧、筋力、あらゆる要素を極限まであの男のデータに近づけよ。「計画」は極秘のうちに進行しつつあった…。拘留中の犯人が密告者を推理する、緻密極まる構成の本格スポーツ・ミステリー。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    東野圭吾
    1958年、大阪生まれ。85年『放課後』で第三一回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年には『秘密』で第五二回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

  • スキージャンプの世界が物語の舞台となります。

    日本スキージャンプ界のホープが殺されます。
    犯人は早い段階で判明しますが、犯人の動機が謎のまま物語は進んでいきます。

    若干、登場人物達のキャラが弱いのか覚えるのが大変です。

    一筋縄では物語は完結しません。


    東野圭吾のウィンタースポーツシリーズの最初の作品です。

  • 仕方ないことかもしれないけど登場人物が多くて混乱した。楡井が殺され早い段階で犯人がわかり逮捕されさあこの後どうなるのか!と思えてわくわくした。後ろめたさを感じつつ監督を裏切り続けた楡井に毒薬を飲ませようとした監督。自分を殺そうとしていることを知りつつ毒を舐め許してもらえることを願う楡井に、異常な家族たちの行動を終わらせたいという思いで最後の手を下した恋人。真犯人がいたということに驚いた。スポーツにおいて何をドーピングと呼ぶのかという定義が難しいんだなと思った。トレーニング装置や鍛え方など、フェアじゃないと思うようなことも実績のためにやってしまえる彼らが恐ろしく感じた。

  • スポーツ科学を楽しめる!スキージャンプの話

  • 日本ジャンプ界のホープ楡井が毒殺されるというスポーツミステリー小説。時は1989年、犯人はコーチだった峰岸、その計画性は完璧であったが密告者(夕子)により逮捕されることになる。動機や殺害方法が明らかとなっていき、その背景には勝つためのスポーツ科学と秘密トレーニングがあり、もう一度初めから読み直したいと思った。
    また、自分の地元である札幌が舞台で、聞きなれた場所や施設がリアルに想像を膨らませイメージすることができた。
    新潮社の文庫本はしおりの紐がついてるため快適に読むことができた。

  • かなり古い作品のようですが、面白かったです。
    スキーのジャンプについてはよく知らなかったですが、楽しめました。
    スポーツ科学という点も興味深かったです。
    犯人が逮捕されてから、動機や方法を探っていくところが東野作品らしいと思いました。
    最後の最後は予想外でした。
    面白かったです。

  • 犯人がわかってて、でも謎が続くのはなんでかなと思っていたけど、真相を知ったら、死んだ人があまりにもかわいそうだった。

  • スキーのジャンプ。
    話が専門的すぎてなかなか理解できない。
    スポーツ✖️科学の部分が難解でした。
    肝心な部分がいまいちわからないから最後のトリック解明の部分も登場人物の思いが理解できない。
    うーん。残念。。

  • よく考えられてるなって思いました。
    読みやすくすぐに読み終えました。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    日本ジャンプ界期待のホープが殺された。ほどなく犯人はコーチと判明。一体、彼がどうして。一見、単純に見えた殺人事件の背後に隠された驚くべき「計画」―踏切のタイミング、空中姿勢、風圧、筋力、あらゆる要素を極限まであの男のデータに近づけよ。「計画」は極秘のうちに進行しつつあった…。拘留中の犯人が密告者を推理する、緻密極まる構成の本格スポーツ・ミステリー。

    【キーワード】
    文庫・ミステリー・推理・スポーツ・スキー






    2+2

  • かなり早い段階で犯人が分かり(あらすじにも書いてる)、すぐ逮捕されちゃいます。
    でも動機がまったく分からない、というストーリーは以前読んだことのある東野さんの作品の『悪意』にちょっと似てるなと思いました。
    動機は何なのか、そして密告者は誰なのかを明らかにしていくミステリーです。

    私は今までジャンプという競技にまったく興味を持ったことがなく、オリンピックとかでやってるのをテレビで見ても、全然ジャンプの違いとか分かんなかったんですが、思ってた以上に奥が深い競技なようでした。
    今はジャンプに限らず、スポーツは科学的にコンピューターとかで分析されてるんでしょうが、この時代の分析は大変なんだろうな。

    真相にも結構驚きました。
    そして読んだ後は何となく切なくなっちゃいました。

  • 図書館にて借りました。

    ジャンプスキー!とくれば日の丸飛行隊。
    タイトルを見たときは走り高跳びのブブカ選手を思い出しました。
    鳥人と呼ばれた男。オリンピック見てました!

    ひとりの天才がジャンプ中に毒殺された?!
    誰が?どうやって?何故?

    犯人は解ってるパターンなんですが、ひとつ解ったくらいでは全然解らない。ある意味「コンピューターVS人間」

    もしフィギュアスケートの浅田真央選手のコピーを作れる機械が出来たらどうするんだろう?
    皆、使う?いやいや、ジャンプとフィギュアは違う!て誰かいいそう。

    ラストのジャンパーの言葉。
    「人間って弱いからね・・・」

    それこそ、一番大切な戦いだと思う。

  • 緻密に組み立てられたストーリー。「鳥人計画」はスキージャンプ以外のスポーツでも進んでいるのではないか。過剰な科学化はスポーツを興醒めにする。また医療においても脳死問題がある。科学と倫理が問われる時代となった。13.10.19

  • テーマはスポーツ科学。
    これは、面白かったです。
    スキージャンプの科学的アプローチも面白いし、なによりも、犯人が密告者を推理するのが新鮮でした。
    20年近く前の作品なのに、ストーリとしてもとても楽しめました。(ジャンプの内容はそういう意味ではがらりと変わったのでそれも時代を感じさせるなぁって思います)

    ストーリは、ジャンプ競技のホープが毒殺されます。程なく犯人がそのコーチと判明します。さらに、完璧な殺害計画だったにもかかわらず、誰かが、本人と警察に犯人だと密告します。本書では、そこから、その殺害の動機と誰が密告したのかの2つの疑問について話が展開していきます。特に、誰が密告したのかは犯人自身が推理するところが面白い!
    その中でジャンプ競技に関するスポーツ科学についていろいろ語られています。良くここまで調べたなぁって感じです。20年前は、これが想像の世界だったと思いますが、多分、今なら容易に実現できるのでは?と思います。
    そんななか、動機が明らかになり、これで終わりかと思いきや、最後の最後で事件の全容が解明され、とてもスッキリ!
    この手のどんでん返しは大好きです。

    しかし、一点だけ。
    コーチの殺害動機が自分としては納得がいきませんでした。そんな理由で殺害を考えるだろうか...これは、自分が極限までスポーツを極めたことがないからなのかもしれません。

    そして、本書のテーマであるスポーツ科学について。
    本書では行き過ぎたスポーツ科学について語られています。サイボーグが競技をするのはやめてとか。しかし、実際、どこまでは行き過ぎでどこまでなら人間的といえるのでしょう?
    本書の中では、一流選手のコピーを作ることにスポーツ科学が使われていました。コピーはコピーでしかなく、オリジナルを超えることは決して出来ません。スポーツ科学はオリジナルを超えるため、新たなものを創造するためにあると思うんだけどな。
    単純に、使い方を間違っているだけです。
    できれば、そんなコメントが本書の中で語られていたらもっと良かった!
    そんな風に思います。

    あっという間に読めて、とても楽しい物語でした。

  • 東野さんの昔の作品。
    そのせいか、話しが荒いなぁって感じ。『プラチナデータ』とかに続いていくような内容かな。

  • ジャンプ競技を題材にしたスポーツミステリー。
     ジャンプ界期待のホープ、楡井明が殺害された。犯人はほどなくコーチと判明。一体動機は何なのか? その背後には、楡井を巡る驚くべき計画が隠されていた。

全91件中 1 - 25件を表示

鳥人計画 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

鳥人計画 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

鳥人計画 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

鳥人計画 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

鳥人計画 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

鳥人計画 (新潮文庫)の作品紹介

日本ジャンプ界期待のホープが殺された。ほどなく犯人はコーチと判明。一体、彼がどうして。一見、単純に見えた殺人事件の背後に隠された驚くべき「計画」-踏切のタイミング、空中姿勢、風圧、筋力、あらゆる要素を極限まであの男のデータに近づけよ。「計画」は極秘のうちに進行しつつあった…。拘留中の犯人が密告者を推理する、緻密極まる構成の本格スポーツ・ミステリー。

鳥人計画 (新潮文庫)の単行本

鳥人計画 (新潮文庫)の文庫

ツイートする