超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 343
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101395227

感想・レビュー・書評

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  • 東野圭吾はブラックジョークが面白い。
    長編にはできない面白さがある。

  • 突飛な発想から生まれる短編からなる一冊。
    幾つかは本当にそうなりそうだから、というよりそうなりつつあるから恐ろしい。
    面白いかどうかと言われると、首を捻りたくなるのだが、時間をかけずに読むには丁度良いのかもしれない。

  • 本もわりと薄いし、短編なので、本を読み始めたいなという友人にはこれを紹介しています。わたしは好きな本です。

  • 東野圭吾らしいブラックユーモアたっぷりで楽しかった

  • ユーモア溢れるも悲しい話が多い。
    出版業界も大変なんですよ、と言われてるみたいだった

  • ドラマ・映画化と次々と話題作を生み出す東野圭吾の短編小説集。クスッと笑えるに入れて良いか悩みどころのブラックユーモアに分類される小説ですが、クスクス笑いながら読めました。短編で読みやすいので、箸休めに読んだり、学生さんにもおすすめの1冊です。(新冠町)

  • 面白かった。
    東野圭吾の短編集は何度か読んだことがあるが、今のところ全て面白い。東野圭吾といえば、ガリレオシリーズが有名だが、こういう短編集が難なく書けるところにその才能の豊かさが表れているように思われる。

  • 記録

  • こんなにすらすら読めた本はかつてなかったというくらいに好みの作品だった!(※超理系殺人事件除く)
    例えばだが、この本を読んだ自分こそが犯人というような従来の本の世界を大きく超えるような話が集まってます。驚いたのはこの作品が2004年のものだということ。内容が目新しく斬新だった故に意外だった。

    どの話もハズレなく面白かったが特に印象深いのが超理系殺人事件と超読書機械殺人事件。
    私自身、科学の記述を理解していないのにもかかわらず読み飛ばさなかった「似非理系人間」である。(ただ、読書好きで、私のように文系ではあるがマメだったり頑固な人であれば理解できずともきっちり読んだのではないかな。)本当に自分を理系だと認識していて、よく勉強ができる人であればある程、複雑な話だっただろうなあ。
    複雑といえば私にとっては超読書機械殺人事件。
    成る程、現実の出版会を震撼させるのもうなずける。
    最後の黄泉の心境吐露シーンでドキッとしたのは私だけではないはず。この本に似非読書好き発見装置があれば私は捕まってしまうのだろうかと考えてしまった。
    しかし!私は読書が好きだし、こんなふうに一般の方が書いた感想を読むのも好きだ、紙媒体の本が好きだ、本を読んだ事実でも記録でもなく、本が好きだ!


    ー(例)ショヒョックス・おべんちゃらモードー

  • 東野圭吾の短編集になっております。推理作家の苦悩ということで、全編、推理作家をメインにした話しとなっています。内容は、テレビの世にも奇妙な物語のような不思議な話しが多数ありました。特に最後の話しは。読んでてとても面白かったです。 東野圭吾の短編集は初めてだったのですが、良かったです。しかし、やっぱり東野圭吾先生は長編小説が好きだなと再確認しました。白夜行等好きですね。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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