ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101396231

感想・レビュー・書評

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  • 2冊続けてOLのゴタゴタ本を読んだ。
    自分がOLだったころを思い出すとスラスラ読めた。
    もちろん、こんなゴタゴタはなかったけれど。。
    ありそうでなさそうでありそうなー。コワイ。。

    続きが気になって
    えぇぇぇー!と言いながら読み終わったのは
    久しぶり。主人公には幸せになってほしいワ。

  • 仕事について、考えさせられる。
    あとがきも含めて、とてもよかった。

  • 文庫本が家にあった気がしたんどけど、見つからないし、内容もあまり覚えてないしで再読。
    前に読んだときより登場人物と年齢が近づいたせいか、現実感がある。
    主人公のように勝ち組負け犬なわけもなく、負け組負け犬予備軍としては暗くもなるけれど、とりあえずは頑張ろうと思える話。

  • 少し昔が舞台であるが、秋ドラマで話題になっているらしい「マウンティング」とやらのはしりにも思える。
    いつの世も女性同士の張り合いは凄まじい、といったところか?
    女同士のいがみ合いだけでなく、偶然見つけた友人や「彼女のことは気に食わないけれど、彼女がああいう風にふるまってしまう理由はわからんでもない」という主人公のスタンスはよいと思った。

  • 2014/6/3 読了

  • これ読みながら思ったのは、もう私も純・青春小説を卒業してしまったんだなと。アラサーとかアラフォー女性の奮闘記みたいのばっかり読んでるw全然ハッピーエンドしないやつな。これもだけど、結局青春を振り替えるより更年期を見据えた方が現実的って女が、その事実に絶望しながらどうやって前を向く理由を見つけるかってだけで、事実この本に出てくるキーパーソン3人は誰も明白なハッピーエンドを迎えないまま話は終わってる訳で。女性もひとりで強く生きられますよ、っていう気休めを欲した人をターゲットにした小説のまあ多いこと…

  • 入社14年、37歳未婚、かかり

  • 働く女性のリアルな本音と弱音がここにあります、
    と裏表紙に書いてあったのですが…

    確かに小ネタはリアルですが
    あとは非現実的。
    ティーンズ小説がそのまま大人版に
    移行した感じ

    とにかく主人公に感情移入が全く
    できない。特に後半に進むにつれて。
    わたしも働く女なので、ある程度
    心を入れて読みたかったけど無理だった

    あとやはり時代がもう変わってますね
    バブル末期から氷河期初期の空気感ではないかと
    思います

    また、働く女性へのエールの反動でしょうが
    男性の描写が酷いのもちょっと。
    仮にも大手の会社の人たちだとは思えないくらい
    漫画的です(特に最後の話の人物とか)

    人物設定、ストーリー全てが浅くて鼻白んだというのが
    正直な感想。

  • すっきり
    働くってこういうことなのかもしれない、女は

  • この人のOL物は共感できるし、
    読んでいてスカッとするほど小気味イイ。
    もっとこの路線を書いてほしい。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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