所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)

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著者 : 柴田よしき
  • 新潮社 (2009年7月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101396255

所轄刑事・麻生龍太郎 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 評価は5.

    内容(BOOKデーターベース)
    麻生龍太郎は、二十五歳の新米刑事。下町を管轄する高橋署の刑事課強行犯係に配属され、ささいな傷害や器物損壊事件にも、犯人の心に深い闇が潜み、傷つき泣く人がいることを知ってゆく。そして次々に起きる事件は、恵まれた警官人生を歩みながら、人には明かせぬ秘密を抱えて生きる麻生自身をも変えていった―。のちに辣腕刑事となる男の「それ以前」を描いたミステリー連作短編集。

  • 犬絡みの事件が多かったな~。麻生、優秀ですね、若いのに。

  • 25歳、若かりし麻生龍太郎…されど麻生…。あとがきにやはり麻生は「優柔不断」って書かれていたが、私には全くそうは思えない。仕事では正しいものを突き止めるまではてこでも動かない頑固な半面、私生活での人間関係においては「境界線」を決して越えない、動かない、と評せられていたが、それのどこが悪い、と、私は根っからの麻生びいきだ。望む・望まないとに関わらず、仕事でも優柔不断、プライベートでもいい加減な人間も多いと言うのに…仕事ではこうなのに、何故私生活はこうなんだ、と言う言い分はおかしい。仕事とプライベートが全く合致する方が不思議だし、人間的と言えるだろうか。仕事は責任感を持って報酬に値する結果を出してこそだ。私生活くらいは「個人の特徴」を出して何が悪い(笑)。麻生の魅力は、まさにここにあると思う。動かないのは駄目だろうか。動かない、と言うのが麻生の選択であり、動くのが人間的に正しい、と言う理屈は変だ。動かない麻生だからこそ、惹かれて止まない人間が後を絶たないのだ。
    及川との色っぽい雰囲気は、もう他に読めないのかなぁ。純粋に、麻生と及川の大学時代の関係性が読みたいなぁ。

  • BLはあまり好きではないけど。
    『聖なる黒夜』を読んだ流れで、RIKOシリーズを潰してみようかと。

  • 借りてきて読み始めたら依然読んだ本だったので、リストに入れるためにメモとして残す。

  • 麻生龍太郎の新人時代の短編集。
    長い月日が経っても、麻生さんの根本は変わっていない。
    どことなく寂しさが漂う。

  • 麻生は昔から麻生だったんだなー、と。
    当たり前だけど。

    自分の思いや信念の矛盾と葛藤にずっと悩んだり、
    そんな麻生が一番矛盾していたり、
    ここから「あれ」に繋がるのか。

    嗚呼、という感じ。

  • 刑事に成り立ての頃の麻生が桜田門へ異動になるまでの話5編。違和感を感じたらそれを放っておけず、一人で黙々と調べる。そうして必ず結果を出す。しかしプライベートでは及川に対してどこか煮え切ることができない後ろめたさがあり、冷淡な自分がつらい。これまでのシリーズ読んできたから麻生がこれからどうなるか分かってるしいいけどこれ単発で読んだらなんとなくもやもやしそう。

  • なんともいえない寂しさ、孤独、疎外感。
    主人公の麻生龍太郎は出発点から悩み続けていたんですね…

  • 麻生さんの若い頃の短編集です。いつものごとく取っ付くのに時間かかったけどすぐに世界に入り込めて、かつ短編ならではの読みやすさがありがたかった。本編もよかったのですが、高殿さんの解説が秀逸だと思いました。

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