やってられない月曜日 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101396262

感想・レビュー・書評

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  • 私、高遠寧々、28歳。実はコネ入社だけど、
    いちおう大手出版社経理部勤務。彼氏なんて
    いなくても、気の合う同僚もいるし、お気楽な
    一人暮らしを満喫中。でもそんな平凡な日々にも、
    いろんな事件は潜んでて…。

  • 何十年振り?に再読しましたが、ストーリーを忘れていることにびっくりでした。

    片や住宅模型造り、片やコミケといわゆるオタクの同期コネ入社の2人のOLのお話で、パワハラなどなど会社での色んな事が起こります。

    仕事、会社が人生の大部分という人もいれば、彼女たちのように会社は生活を保障してくれるための生活費を稼ぐ場所で仕事以外に好きなものがある人もいる。
    でも、彼女たちだって、そこそこ仕事はちゃんとやっている。

  • 平凡な毎日で退屈だと思う時もあるけれど、よく考えてみると意外と充実していて、大切な人が周りにいて、自分は幸せだと気付かせてくれる。

  • なかなか楽しく読めました

  • 月曜日からオムニバス形式で進むので読みやすい。
    普通の人がどう思いながら仕事をすりのな、やりたいことがあってそのために仕事をすることも否定されなくていいなと思った。

  • 以前ブクログの談話室で紹介されていたので読んだ本。読んでいて笑える場面があって良かった。日本テレビの水曜22時のお仕事物のドラマが好きな人に薦めたくなる本。柴田先生の著作を読む時はRIKOシリーズや「求愛」を読みたいと思った。

  • なんか日々色々悩み考えながらも、
    少しずつ着実に進んでいく
    主人公と仲間たちに共感を覚えた。

    先に発売された姉妹作も読んでみたい。

  • 20180817 「ワーキングガール・ウォーズ」が面白かったので。OLあるある。木曜日の章が悲しかったけど、サラリーマンにはこういった苦いことも多いと実感させられる。最後寧々と弥々が別々の人生をいくが、それも節目、日々進んでいかなくてはならない現実。読んでいて、明日も仕事頑張ろうって思える本。

  • 柴田よしき、実は女性だったらしい。
    やっぱり、女性じゃないとこんなに女性心理を書けないよね~。

    このやってられない月曜日は、ワーキングガールウォーズの主役、墨田翔子の従妹、高遠寧々のお話。

    やってられない月曜日
    島係長と小林の不倫現場を目撃?!

    誰にもないしょの火曜日
    レースの下着を盗まれる!!!犯人は近くに居たのだ!

    とびきりさびしい水曜日
    自殺した編集長の不倫相手に間違われる!?

    甘くてしょっぱい木曜日
    社内パワハラに心を痛める?!

    それでもうれしい金曜日
    犬猿の仲、小林に後を付けられジオラマ作成の趣味がばれてしまう!親友弥々が会社を辞めてしまうことを告白される!

    命かけます、週末です。
    弥々の引っ越しを手伝っている時に、イケメン坂本君からプレゼントされたぬいぐるみを発見!
    その後、ジオラマを社内報に載せる写真を撮っている時、坂本君をかばって寧々が刺される!!!

    またまた、やってられない月曜日~エピローグ
    寧々が刺された理由や、症状の詳細。でも弥々と坂本君が上手くいきそうで、また、小林と寧々が意気投合しているようで、ハッピーエンドになりそうな終わり方でよかった。
    結局、最初の島係長と小林って本当に不倫関係だったの???





    ーーーーーーーーーーーーーーー
    高遠寧々、二十八歳、経理部勤務、就職氷河期のコネ入社が引け目―――。勤め先は一応大手の出版社、彼氏はいなくても、気の合う仲間もいるし、趣味もあるし、一人暮らしも満喫中。だから辞める気なんか少しもない。けど、職場にあるのは伝票の山と経費のゴマカシとパワハラと不倫……、はっきり言って、不満だらけです!働く女性のリアルな日常と本音を書いたワーキングガール・ストーリー(裏表紙より)

  • 913
    文庫本の棚にあり
    心理学の先生からの寄贈

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柴田よしきの作品

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