いつか響く足音 (新潮文庫)

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著者 : 柴田よしき
  • 新潮社 (2012年4月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101396279

いつか響く足音 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 団地が舞台の連作小説。それぞれ孤独で、自身に問題抱えながらも、日々を過ごしている。絵理の自業自得さが苛々する、朱美いいやつだなと思ったら、ただの鈍い子じゃなかった(笑)。それぞれの境遇が、絵理だけオープンになって最後なんとなく寄り集まって食べて飲んで喋って、という温かい空気に。これは絵理が実際には住人じゃないからある意味無責任に話ができたってことなんだろう。実の家族で失敗してきた人たちが無意識に家族に憧れてできた共有空間のような。そこに居心地のよさを覚えてしまう孤独な人たち。

  • *かつては理想郷、今は古臭いだけのこの団地。借金まみれのキャバ嬢に、息子夫婦から絶縁された老女。猫に執着するカメラマンや、多額の保険金を手にした未亡人。みんな孤独で、寂しくて。どこで道を間違ったのだろう?あの甘やかで、温かな場所に帰りたい―。「共に生きる」意味を問う、感涙の連作小説集*

    人には言えない心の闇と孤独を抱えた人々。
    おかずの差し入れをしたり、時には問題解決を話し合う食事会を開いたり、一見、穏やかに親身に関わっているのかと思いきや・・・実は厄介ごとはごめんだと一歩引きつつ接してみたり、時には意地悪をしてみたり。それでもやっぱり、自分の闇を静観しつつ、人と関わっていく・・・そこがかえってしみじみと寂しく、温かく、奥深い。

  • 団地に住んでいる人の話。
    人生いろいろ、なんだけど、、それぞれの人がこれからどうして生きたいのか。。
    1つ1つの話がモヤっとした感じで終わる連作小説。

  • 心に傷を負ってる人々。でもみんな前向きに生きてるんだな。
    昭和な団地が舞台になってるのも雰囲気がいい。

  • 自分はどうしたいんだろう。
    何をしたいのだろう。
    答えは曖昧なままだ。何もまだ見えてこない。
    戦いは始まるのだ。

  • NHKのドラマっぽい内容でした。

    確かに団地はこうなっちゃうの分かるなあ~

  • 奥多摩住宅がモデルなのかな。さびれた団地で、今暮らす人たちの話。ひとつひとつはけっこう孤独で、うら寂しい話なんだけど、孤独な人同士が集まるのもいいかなと思う。
    解説もいいです。

  • かつては憧れの住宅であった『団地』。時代が流れタワーマンションが立ち並ぶ現在で取り残された団地で生きている人達の短編連作。本当に居心地のよい安心できる場所はどこでしょう。

  • 今は寂れてしまった「団地」に住む、それぞれ事情を抱えている人達を描いた連作短編集。
    思っていたより良い話で良かった。
    (図書館)

  • 柴田 よしき

      新潮社 (2012/4/27)
        (新潮文庫)

    団地 憧れだった団地暮し
    今のセキュリティ整ったマンションとはずいぶん違う

    なつかしい人情
    それぞれの住人はがんじがらめの厳しい状況のはずなのに なんかほっこりさせてくれました

    ≪ しのびやか 響く足音 また生きる ≫












    団地 憧れだった団地暮し
    今のセキュリティ整ったマンションとはずいぶん違なつかしい人情
    それぞれの住人はがんじがらめの厳しい状況のはずなのなんかほっこりさせてくれました


    ≪ しのびやか 響く足音 また生きる ≫

  • いつか響く 足音
    柴田 よしき
    著者の作品にしては、ミステリーっぽくない。団地に住む人々を描き、団地が「いつか戻りたい故郷」に思える。

  • マンションを舞台に、住人一人一人の視点をかえて、その人物の過去が語られていくのだが…三話くらいまで面白いかな、と思っていたが、とにかく人が意味なく死にすぎてついていけなくなった。そんなに世の中心中事件起こりますか?二度出てきましたが。あと最後の仲島さんの長台詞は何なんだ?着眼点は面白いだけに残念すぎた。

  • 団地が舞台の連作小説集。
    「最後のブルガリ」を読みましたが、孤独さがありながらも、温かさを感じました。
    さて、ふたつめの「黒猫と団子」を読もうかな。

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