- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101397306
作品紹介・あらすじ
あまりに美味いのは危険じゃ。池波正太郎「看板」、筒井康隆「人喰人種」、尾崎 翠「アップルパイの午後」、山田風太郎「慶長大食漢」、伊藤 礼「狸を食べすぎて身体じゅう狸くさくなって困ったはなし」、火坂雅志「羊羹合戦」、日影丈吉「王とのつきあい」
感想・レビュー・書評
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食欲文学傑作選とうたわれたアンソロジー。ただ食べ物が出てくるだけではない、油断のならない本でした。タイトルで察せられるものもありますが、人を選ぶ内容もあり、読んでて少しぎょっとしました。「アップルパイの午後」「羊羹合戦」が好きな感じでした。
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色んな作者による短編集
皆さんと同じ意見で、火坂先生の羊羹合戦がとても好きで、それきっかけで天地人を読む流れになった -
長屋シリーズ(?)アンソロジー。7つの短編。時代小説でないものも混じる。「羊羹合戦」が読みやすかった。火坂さんの作品を読んでないので、今度「臥竜の天」をよんでみたい。2017.8.27
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2014年11月刊。時代小説3編。現代もの4編の食欲をテーマにしたアンソロジー。副題に長屋とあるので、てっきり江戸ものかと思ったが、7編の短編の並ぶさまを長屋に見立てたものと思われる。読んでいると奇妙な感じになった。不思議なアンソロジー。
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「長屋アンソロジー」の新作です。七編の食にまつわる文学作品、中でも池波さんの「看板」、火坂さんの「羊羹合戦」はイイ。