まどろみの秋 (新潮文庫)

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著者 : 藤堂志津子
  • 新潮社 (1998年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101400150

まどろみの秋 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 弱い部分と卑怯な部分を見せつけられた気がする小説。

    お人好しすぎる気がするほどの主人公が最後に向かう先が
    心に残るわだかまりを消すだけのために向かうのではなく
    大事なものをわかった上で向かっていっているのだろう…
    と、思いたい。

  • 予約している本が届かないけれど何か本を読みたくて借りました。


    藤堂さんの本は外れがないので、こんな時に借りることが多いです。最新のものは読んでいますが、古いものは読んでいないものが多いので、図書館に置いてあって読んでなさそうなものを借りてきます。これもそんな感じで借りてきました。タイトルに秋の字が入っているので、あちこち涼しい描写があり、早く夏が終わらないかなーと思ったり。


    今回は自分とは違う人達の話だなと思いました。


    私は江國さんの本にも似た雰囲気を感じるのですが、藤堂さんの方は最後まで読める違いがあります。表現の仕方が違うのか、登場人物の魅力が違うのか。江國さんが苦手な人には1度読んでもらいたいです。

  • 穏やか過ぎる印象の28歳でOL涼子。なのに、なぜか周りは賑やか。ハイテンションな展開に恐る恐る踏み出す足が少しおぼつかない。それぞれ個性の強い(傍若無人な)知人達に引っ張られ、時に欺かれ、それでも落としどころを見つけてはそろそろと前に進む。騒動に振り回されて、結局何も涼子には残らなかったけれど、その残らなさが涼子らしい。涼子の意気込みのない立ち位置を彼女自身はっきりと自分の生き方と捕らえたのではないか、な? 涼子同様、私も大いに騙された。

    この作品、状況説明の繰り返しが物語の流れを全く止めてしまっている。難しい話ではないし、長い話でもない。読者に任せても良いんじゃないか、と思うのだけど。

  • 主人公の女性が10年来の男友達に仕事を紹介される。
    女社長が自分史を作るお手伝いをするというもの。
    男友達・女社長、そして社長の施設顧問という男性の3人に
    翻弄される主人公・・・

    まず主人公が好きになれない。
    きっと友達にはならないタイプ。
    まじめすぎるし、ちょっと暗い。
    そんな彼女が仕事のことや男友達のことで悩んでいても
    どうも共感できないんだよねえ。

    3人の関係やゴタゴタも興味持てない。

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