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- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101403212
感想・レビュー・書評
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聖書に似ている。と言うと語弊があるけれど、夢の話みたいに荒唐無稽で適当な話を真面目に書き上げた冗談みたいな本。
伊坂さんがオススメしていなかったら手に取っていなかったと思う。ドン・キホーテとか好きなら好きなのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
屁理屈と狂王とカエルの物語。区切りのない長文に消耗したけれど、面白いと感じる場合もあるだろうというのはわかった。各エピソードの終わらせ方が「八つ裂き」とか「袋叩き」とか、わりと子どもの残酷さに満ちていて、シンプルに「しょうもないなあ」と笑って楽しむ本なんだろうと思う。しかし真顔でおかしみを狙う文章のストライクゾーンが自分は狭いらしく、どうもぴんと来なかった。イルカの邪悪さは結構気に入ったけれども。
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独特の語り口調に入り込めず、読むのが苦痛だった。
読み終えた後にも、「面白かったような気がする」というあいまいな感覚が残る。