一夜の櫛 (新潮文庫 れ 1-5)

著者 : 連城三紀彦

• 新潮社 (1988年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[トムソンガゼるさんの感想 · 2014年7月4日]

「娘」という短編が好き。

[ナオコさんの感想 · 2013年1月7日]

相変わらず美しく、余韻がふわあと残る短編ばかりなので、毎日1話か2話ずつしか進まなかった。強いて言えば表題作が一番良かったけど、優劣つけ難く気持ち良く読了。出版当時はどうだったかはわからないけどわたしには恋文よりこちらのほうが良かった。

著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」