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- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101405100
感想・レビュー・書評
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妻からの反撃が始まる下巻。
思いのほか、あっけない幕切れとなったが、
本当の敵は誰だったのかが明らかにされる。
あまりにも複雑だが、ラストはシンプルかつ、
得も言われぬ感情の渦へ読者を誘う・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
美冴は平凡な主婦であったが、何者かの悪意により、夫も息子も娘もどこかおかしくなってしまう。家庭に迫る危機に立ち向かう物語。
登場人物は薄氷を踏むようなウソばかり言う。
どことなく名作『隠れ菊』に似たシナリオで、主人公の性格も、着地点も似ているし、ある登場人物の名前まで似ている。うーん。美しい文章を堪能できるという意味では、価値が劣るものではないが。
ちなみに「誘惑」というテレビドラマの原作らしい。
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