真相はこれだ!―「昭和」8大事件を撃つ (新潮文庫)

  • 62人登録
  • 3.78評価
    • (7)
    • (7)
    • (13)
    • (0)
    • (0)
  • 11レビュー
著者 : 祝康成
  • 新潮社 (2004年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101411217

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

真相はこれだ!―「昭和」8大事件を撃つ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • そんな話もあったよね、とか、
    チラッと聞いたことはあるけど……といった事件の、
    知られざる真実に驚愕。
    げに恐ろしきは組織ぐるみの隠蔽工作ってか。

  • 昭和8大事件を挙げよ、と言われればなかなかここに収録された8本てのは出ないと思いますが(3億円事件、成田はでかいか)、とはいえある事象の転換にあるのだ、という筋書きが各話にありまして、なんだか説得力を持ってくるんですね。それでいてサラッと読める。あとがきにもありますが日本初の心臓移植は何とも恐るべきもので、小説やマンガでネタにされる日本医療界の権威闘争が現実のものであることを見せつけます。美空ひばりの、戦後芸能界とヤクザの癒着、という昭和的な世俗も見逃せない。

  • 毎日新聞,東京新聞というのは誤報を繰り返す新聞社であることがよく分かる。
    最終章の猪木とアリ戦の真相には驚いた。

  • これは良かった。この本を書いた祝康成さんは、以前何冊か読んだ永瀬隼介さんと同一人物だと著者紹介で知った。

  • 真相はこれだ!と勇ましいタイトルであります。さらに昭和8大事件を撃つとのサブタイトル。
    週刊誌の見出しみたいだと思つたら、実際「週刊新潮」誌上で連載されたものださうです。

    「美智子皇后失声症」...本稿を読むまで、すつかり忘れてゐた事件。華やかなミッチーブームの影で、苦闘を続けてきた美智子皇后の本心が窺はれるルポであります。
    「三億円事件」...初動捜査の失敗が誤認逮捕を生んだのでせう。事件そのものよりも誤認された男性のその後を追ふことで、報道と人権について改めて考へるのであります。
    「丸山ワクチン不認可」...これは当時から、丸山ワクチン不認可ありきでことが進んでゐる印象でした。未だ解決を見ない事件であります。
    「美空ひばり紅白落選」...生前のひばりさんは、礼賛一辺倒の扱ひではなかつたですね。何かと口を出す母親、何度も逮捕され足を引つ張る弟...ダークサイドが目立つ存在は、NHKとしても出演依頼は難しい。しかし彼らはひばり親子を甘く見てゐたといふことか。
    「成田空港闘争」...羽田が充実化する中、成田の存在意義が問はれてゐます。大勢の人が、こんなはずではなかつたと思つてゐながら、誰も望まなかつた方向へ行つてしまひました。
    「和田心臓移植事件」...えー、恥づかしながら、この事件は知りませんでした。これは完全な殺人事件なのですね。この事件のせいで、日本の心臓移植は40年遅れてしまつたといふ指摘も。何とかならなかつたのかね。
    「なだしお衝突事件」...ははあ、やつぱりね、といふ読後感。なだしお側の乗組員が黙して語らずでは疑惑は限りなく肥大するのです。
    「猪木・アリ戦の裏ルール」...単に格闘技の話題に留まらず、社会問題化してゐましたね。当時の漫画『包丁人味平』には、ラーメン勝負の審査員として「アントニオ榎木」が登場しますが、観衆から「ラーメンはねころんでくうなよーっ!」とヤジられてゐます。関係ないけど。

    いかに情報化社会といへども、足で稼ぐ取材が一番だと述べる著者。読み物としての体裁を整へながらも、貪欲に証言を得る取材チームに拍手であります。

    http://ameblo.jp/genjigawa/entry-11360089457.html

  • 裏情報もの。週刊誌のコラムらしい軽快で引きつける文体でするする読める。悪く言えば軽薄で浅い。「丸山ワクチン陰謀論」「和田心臓移植」「猪木VSアリ」の3本は軽いなりに読み応え有り。

  • おもしろかった。
    美智子妃の失声症、「なだしお」事故以外は、生まれる前の話なので、その出来事自体をあまり知らないまま読んだのだが。

    脳死問題のからみで、和田心臓移植については以前多少読んでいたが、改めて「黒に近い灰色」かな、と認識した。

  • これは非常におもしろかった!
    ほぼ知っているつもりでいた事件ばかりだったが、結論は出ていないまでも
    実名で証言を次々挙げ、活字を通す覚悟があるのが見えておもしろい。
    美智子皇后失語症、3億円事件での冤罪、丸山ワクチン、ひばり、成田空港、和田心臓移植、
    なだしお衝突、猪木・アリ戦…
    スキャンダラスで目を引く題材を選びながら、ただのエキセントリックな軽い内容ではない。
    文章も読みやすい。ノンフィクション好きには間違いなく楽しめる。おすすめ。

  • どうもこの手のものに手を出す癖(へき)がございます。

    和田心臓移植のお話しと、丸山ワクチンのお話しは個人的に

    おおおお!でございました。そうだったのねぇ……。

全11件中 1 - 11件を表示

真相はこれだ!―「昭和」8大事件を撃つ (新潮文庫)に関連する談話室の質問

真相はこれだ!―「昭和」8大事件を撃つ (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

真相はこれだ!―「昭和」8大事件を撃つ (新潮文庫)はこんな本です

ツイートする