神様はいますか? (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2005年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101412344

神様はいますか? (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 【本の内容】
    私って何なの?愛って何なの?

    どうせ死ぬのに、なぜこうして生きてるの?

    「答えを求めて必死になっている自分」がいる。

    同じように一生懸命に考えている人たちに「私もそーなんですよ!」と言って、いっしょにささやかに、分かち合いたい。

    考えるって楽しいよね、って。

    私はどう生きたいか。

    何をしたいのか。

    まず自分で考えることから、始めよう。

    世界は呼びかけた者に答えてくれる。

    [ 目次 ]
    神様はいますか
    死んだらすべて終わりですか
    人と人はわかりあえますか
    友達って何でしょう
    魂は存在しますか
    私の身体は、私のものですか
    動物と人間はどこが違いますか
    人生に文学は必要でしょうか
    どうやったら大人になれますか
    愛は世界を救いますか
    奇跡はあると思いますか
    人生は生きるに値しますか

    [ POP ]
    ボクは子供だった頃から、何かあるたんびに神様にお願いをしていた。

    そして願いごとが叶うようにと、何か良いコトをしよう、何か良いコトをしようとやっきになっていたのを思い出した。

    その時すでに、業のようなものの存在を感じていたのだろう。

    形や色さえも分かるはずのない、漠然とした上の方に居るのであろう神様。

    ボクのアタマなんかじゃ、一生何者なのか分からないだろうけど、

    何かあるたんびに、話を聞いててくれてありがとうと感謝。

    本の内容は、読者から質問された問いに、答えていくと言う形のエッセー。

    「神様はいますか?」

    「魂は存在しますか?」

    「人生に文学は必要ですか?」

    「人生は生きるに値しますか?」

    と、結構ヘビーなテーマなのだが、そこをゆるりとやさしい言葉で紡いでいた。

    それができたのも、ランディさん自身がそういった哲学をせざる負えない、

    何か「業」のようなものを、背負って生きてきた人であるからだと思います

    だから、彼女の人生を語ることで、説得力が生まれたのだと思います。

    そういう意味では、田口ランディは文字を紡ぐことによって、

    業のような荷物を、降ろしていくことに意義を感じているのではないだろうか?

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • ・なんで私は私なんだろう
    ・なんで私は生きてるんだろう
    ・どうして私として私は生まれてきたの

    私もたまーーーに ふと思い出したように考えることがありますが答えは結局出ない。
    生きて死ぬまで いつ死ぬのか分からないし、死んだあとのことなんかもっと分からないけど 考えるって楽しい。私もつねづね 悶々と解決しようのないことを考えたり すっごいくだらないことを理論する人もいないので一人論議してますが、(考えるってことは楽しいよね)って、ものすごく共感し、そして安心しました。

  • よくある疑問だが、はっきりとした答えがなかなかでないようなものを田口さんが答えている本です。

    本の裏表紙に書かれているように、一緒にその答えを考えてみようというのが趣旨なので、基本的にどの疑問も結局明確な答えはありません。ただ、考えてみる。他の人の考えを聞いてみるという感覚で読めば楽しい時間が過ごせる1冊ではないかと思います。

  • 各章構成は人生相談風。Q;神様はいますか?A;たぶん、いると思う…といったような。といっても実際に相談されておるわけではないのですが。テーマは死、友達、魂、大人、文学、愛、奇跡等々。著者本人が書いているように、40代のおばちゃんの視点で書かれたものですが、40代のおじちゃんである自分が読んでも、たまにどきりとする点あります。

  • 飛行機での暇つぶしに高校時代読んだ本を再読。
    1冊目は田口ランディさんの本を読むきっかけになったこの本。
    人と人が真に分かり合うことなんてできない。色んな人がいて、各々の感情の動きは個人の想像を超えている。でも、一瞬であれば理解し合える瞬間はあるにはあるらしい。その瞬間に支えられて私たちは生きている。
    この人は「わかったつもりにはならない」というスタンスをとっているから、明確に答えを出さない。でも答えがないのにすごく納得できる。自分の考え方に近い作家なんだなと再確認しました。
    障害者の人が作者に言った言葉。
    「タグチさんは、なにかしなければいけないかもしれないけど、わたしはいきていることが、かくめいだから」

  • 人間は動物界の裸の王様。人間という特殊な生き物になろうとしている。という描写が心に残った。僕のような自然に帰ろうとする人間は、そのような現代に己でも気付かない内に、本能的に反発しているのかもしれない。

  • いくつかの疑問について、ランディさんの考え方や経験が書かれている。一番印象的だったのは、「人生に文学は必要でしょうか」というエッセイだった。特に、「行って、帰ってくることが、大切なんですよ」という精神科医の先生の言葉に感銘を受けた。僕自身の行動においても、行って帰ってくるということを意識したいと思った。

  • 田口ランディさんは家族に対しての捉え方が特に独特だと思う
    お兄さんの亡くなり方とか、その考えに至るまでにいろいろとあったとは思うけど

    “他者とは想像することしかできない存在。家族だってそれは同じだ”
    ランディさんは家族であるという理由で、他者よりも高いハードルの要求を
    相手に課すことが少ない(もしくは少なくしようとしている)と思う

    家族であるから相手に多くを求めていいということが前提となると
    要求に応えない・応えられない家族を持つ人は苦しくなると思う
    みんな(という実際に存在しない空想の産物)が当たり前のように
    手に入れているものを私は手に入れられないという欠損感
    前提の完璧さが増せば増すほど欠損感が強まってしまう

    だから、相手に高い水準の期待をしないのではないかと思う
    家族は何でも要求を押し付けていい対象ではないということ
    とても大人の考え方であるし、こう考えることで自分の苦しさも薄らぐと思う
    私はそうだから、ランディさんもそうかなと思ってしまったが全く違うかもしれない
    ただ、同じだとしたらブラッシュアップしてきてこれでいいと思っているはずの考え方
    なのになんか一抹の寂しさみたいのを感じたりもする…

  • 寝る前の布団の中で読む不思議本としてオススメですな

  • 他人のことはわからない ことのみわかりあえる
    だったかな?
    印象的でした。
    母も気に入った模様。

  • ランディさんの文章好きだなぁ。

    別に科学的証拠の裏づけとかはほとんだないけど、
    妙な説得力があって「そうそう!」と納得、共感してしまう。

    この本は事あるごとに読み返そう。

    イイ本だと思う。

  • いくつかの疑問について、ランディさんの考え方や経験が書かれている。一番印象的だったのは、「人生に文学は必要でしょうか」というエッセイだった。特に、「行って、帰ってくることが、大切なんですよ」という精神科医の先生の言葉に感銘を受けた。僕自身の行動においても、行って帰ってくるということを意識したいと思った。

  • 生きていること自体が革命。死んでしまったら、全てが終わり。
    たまには神様と対話を楽しむ。

  • 奇跡についてとか、分かち合うということについてのところが面白かった。恋愛のはじめを狩りだとすると、結婚は農業だと言っててへぇーと思った。あと平和というのは状態じゃなくて、「茶道」とか「空手道」というような「道」の一種だと思えばいい、というのは納得だった

  • 小説の時の冷たくて鋭い感じはあまりなく
    なるほどと感心させられながら読み進めることができました。

    小説のイメージが鮮烈すぎてちょっと嫌煙していたのですが
    これを読んで田口ランディさんの作品を少しづつですが読むようになりました。

  • 人は分かり合えないという点で分かり合える。
    ネガティブさのなかにある、大いなる希望。
    わたしもそれを信じたい。

  • エッセイ読むのとか、個人で読んだのは田口さんが始めてかも知れぬ。好き。

  • 悩んでいるときにちょっとすっきりさせてくれた本。

  • 面白かった。「考える」ってこういうことなんかなーと思った。
    入手経路→妹がくれた

  • 個人的に良かったのは、『死んだらすべて終わりですか』『人生は生きるに値しますか』の二作。

    死んだらすべて〜に生きている人間は死んだ人間をインストール出来るという話。これは心理学に於ける同一化、内在化。というものに相当するのかもしれないが、相手の人格をアプリケーションと捉え自分の中にインストールするのだ。と、いう田口ランディの考え方が面白かった。

    人生は生きるに値〜は、あまり内容には触れないが、餓死という死に方でこの世を去った兄とお金について深く書かれていて興味深かった。一読の価値ありかと。

  • ランディさんのエッセイを初めて読む方にお勧めの一冊です。

  • 2006/12/28 読了 
    気付きの本でした。

  • 生きてればだれしもが感じそうな疑問に対して、この人なりの解を出してる。もちろん、それが正しいかはわからんけど、ある程度の参考になる。違ってても、言われたらムカつくことでも書かれてたらこんな考え方もあるかと素直に受け入れられるし。少しも頭を使わない哲学書!?ってな感じ。少しくらい霊的なものの存在を受け入れてみよかな〜と思った。

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