モザイク (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2007年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101412399

モザイク (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 他二作と比べて抽象的。
    アンテナぐらいがちょうど良かった。
    書かれた時代のせいか、携帯電話の存在感も微妙。
    ヒロインが最初から万能なので成長の余地がなかったからなのか、精神世界へ移行するエンドは読み手からのかい離性が強く、感情移入のポイントも不明。正也ならなんとか。
    電子レンジ化の設定は最初面白かったがが最終的にヒロインすら理解に苦しむ言葉によって裏付けされてしまったのが残念。

  • 「携帯電話の電磁波はどれほど有害なのか?」
    ランディさんの精神世界の話し、嫌いじゃない。
    おもしろかった。

  • 人はみな、それぞれの世界で生きているものだ

  • 『コンセント』より『アンテナ』より
    汚くなくよかった。

    3部作とひとくくりにする意味がわからない。
    頭おかしい人をめぐるスピリチュアルな世界?
    他を読んだらわかるのかな。。

  •  ある程度の長さのある小説なんだけど、あっという間に引き込まれて、半日も経たないうちに読了してしまった。小説の雰囲気に呑まれて、恍惚とした状態になってしまった。
     問題行動を起こす人間(主に精神を変調をきたした人)を適切な場所(大体が精神病院)に運ぶ「移送屋」の仕事をしている主人公ミミは、正矢という14歳の少年を運ぶことになった。移送の途中で正矢は姿を消し、ミミは正矢を追って渋谷の街を彷徨う。そして謎の組織「救世主救済委員会」に出会い、忘れていた自分自身の本当の過去を知る。そして正矢を見つけた時、ミミは世界の本当の姿を目にする…。

  • 田口ランディのモザイク、再読了。一番最初に読んだのは、高校卒業するぐらいだったか。そのときとは、時代も少し変わって、自分も少し変わって、また異なる感想だったけど、思考のOSという考え方の影響は相変わらず大きくて、人を価値観で判断する癖も、これが大きいのかも、と改めて思った。

    いろんなところで、いろんな人つなぎまくってるから、「あれ?こことここ、知り合いでしたっけ?」(←自分自身で、つないでた)ってのが多々ある。FacebookとかのSNSは、それをかなり加速させてる、というのを改めて感じる。
    それって、モザイクの頃のネットワークについての考え方とはけっこう変わってきていて、非実体だったネットワーク上の個々が、この10年ほどの間に、現実空間と相互に重なり合うようになってきていて、実体を持ったネットワークになってきたような感じがある。
    でも、実体と思っているそれは、まだ仮面のような部分もあって、だからこそ、現実的な重力を感じずに、気軽に動ける、という部分があるんだろうなぁー、とも。

  • アンテナ、コンセントに続く三部作。前作に比べると胸に受ける衝撃は小さい。幽体離脱も興味深く心静かに読んだ。正常の異常の区別は結局その時代における多数を占める側の評価であったり、法のような規範であったりするにすぎない。枠からはみ出た人のことをとやかく言う必要もないし、人はそれぞれの世界で精一杯生きていけば良いのだ。そっか。そんな風に思えば肩の力もすうっと抜ける。

  • やっぱり面白い。
    三部作の中の最終本。でもちょっと物足りない感あり。
    正也をもっと前面に出して、柿崎ノエルの方面を
    もっと詳しく書いてほしかった。中途半端な感じがする。

    ミミも人物像が薄くて最初はパッとしない。
    人間らしくない。そーいう設定だから当たり前だけど…。

    悟りにいたる過程を書いている。これを体験したことが無い人に説明するのは、難しい。
    正也が一生懸命に伝えようとしていて、健気だと思う。

    個人的には二作目の『アンテナ』が一番印象深いと思った。

    文庫本をもう一度読んでみる予定です。

  • 世界のでたらめさの中に生きる希望を見出す話。世界のでたらめさは実は恐れることではない。でたらめだからこそ、試行錯誤を繰り返せばいつかすごいことができるかもしれない。

  • 結末が期待外れだっただが、
    面白かった。

  • 世界のでたらめさの中に生きる希望を見出す話。世界のでたらめさは実は恐れることではない。でたらめだからこそ、試行錯誤を繰り返せばいつかすごいことができるかもしれない。

  • 途中から非常に読むのしんどかった…
    正也のセリフ長すぎるよ(T_T)

    設定や舞台なんかはとても興味深かったけど
    最後もあっけない感じで、私はあまり好きではないです…

  • 根本にある哲学的な要素は好き。
    ストーリーと展開にもう少し緩急をつけてほしかった。

  • ランディさんの有名な3部作?の完結編。まあ、同じ一つのストーリーなわけじゃないから3部作というのもおかしいかも知れんけど。

    携帯社会の危うさというかなんというか…まあ、あんな子も出てくるんやろけど、個人的にはあれは親の責任みたいなものがかなりの部分を占めると考えてる。
    だから、全体的にもっと、両親にもクローズアップして欲しかったかな。

    あと、精神世界というかそっち系は嫌いじゃないけど、ゴールがないというか逃げ道にしかならんというか…
    宇宙に飛んでってますが、昔、地球が丸いとすら信じられなかった時代から精神分離して宇宙にいけたんですか?みたいな。

    まあ、そんなんは置いといて(じゃあ書くなよとかいわんといてね)狂気-凶器だよね、この作品は。ひいては、現在の社会は。

  • なかなか面白い展開なのに最後はなんだあ・・・そっちに持って行っちゃうのか・・
    ってちょっぴり拍子抜け。

    でも悪くはないけどね・・・
    正也のような心の声は大人にもあるし・・・。

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