傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)

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著者 : 北原亞以子
  • 新潮社 (2001年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101414140

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傷―慶次郎縁側日記 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 文章、ストーリーも秀逸。行き場のない感情を持つ人物が多く登場。はじめに載った「その夜の雪」は、同じ新潮文庫の「その夜の雪」掲載のものとかぶる。人気が出たのでシリーズが始まったのか。2015.12.12

  • 下町に生きる人々のドラマを短編でつづっている。
    一つ一つの物語は、やや切ないものや、人情味あふれるもので面白い。
    ドラマ化されるのも頷ける。

    しかし、やや読みづらい感じがしたのはなぜだろう?
    私の頭では、場面の切り替えが難しかしく、書かれている内容の映像が浮かびにくかった。
    さらに、文中のセリフは誰が言っているものか、やや分かりにくい感じがした。

    それでも、読み続けるうちに慣れてきたので、最後の「饅頭の皮」ですっきりと読み終えることができた。
    慶次郎縁側日記 続編を読んでみます。

  • 20130516 感情移入してしまい、もどかしく感じてしまう。物語が上手いからだと思う。

  • 面白いよと教えて頂いたので読んでみた。派手さはないけれど、しっとり面白い。慶次郎、おっさんなのにかわいい。佐七がなんだかんだいって慶次郎好き好きなのがまたかわいい。なにこのじいさまたち。

  • 同心の隠居慶次郎の話。

    いきなり一話で娘が犯されて自殺してしまうところから始まって驚く。隠居して娘の許婚を婿養子とし、自殺した娘の気持ちを思うと新しい嫁とも同居できずに、根岸の寮番となる。

    寮番をしながら日々色々な出来事に首を突っ込む。事件といっても殺人事件ではなく日常の不思議なことの解決なので、読んでいて無理が無く楽しい。

  • 1 慶次郎縁側日記
    スタートから厳しい。この手の話はどの時代にもあるねぇ。「その夜の雪」よみごたえあり。でも、その続きはあれ?隠居しちゃった?!ほぼ出てこない話もあるし。 慶次郎のキャラ勝ちか。

  • 慶次郎縁側日記です
    完全にスッキリする終わり方が少ない
    佐藤雅美先生の居眠りシリーズのような
    それでいて、それなりに慶次郎が評価を
    されていて、意外と実力がある・・・
    なんだか不思議な世界です

    でも、この家の縁側で時折遭遇する事件
    を眺めてみたい

  • 以前宮部みゆき選のアンソロジーにあった作品はこの中に入っていた。
    解説にあるように、慶次郎のキャラクターは
    決してスーパーヒーローでも 名奉行的な役回りでもない。
    いじけたり 女の色香によろりとしたり
    それでも尚人の情を大切にする 市井の当たり前の男。
    だからこの作品は素敵なんだなぁ~
    そう、慶次郎だけじゃなくて
    他の男達も風采が上がらなくて良かった。
    あんまり格好いい男 小説の中に出てきちゃ鼻白むもの。

  • 人物像がちょっと薄っぺらい感じ。

  • 全1巻。
    時代小説。
    一話完結もの。

    あんま好きじゃない一話完結、連作長編。
    時代物のこの形式はあんま好きじゃない。

    が。

    しみる。

    最初は文章が少しぶっきらぼうで、
    終わりがストンと終わる感じが違和感だったけど、
    読んでるうちに人が好きになってくる。
    後半はもうにやけながら。

    寂しい、せちがらい人生で、
    粋な人情がしみわたる。
    人と人で生きてく素晴らしさ。

    他のシリーズも買おう。

  • 江戸っ子の人情あふれる、ほのぼの時代小説かと思って読み始めたら、
    しょっぱなから陰惨な事件が起きて


    ギブアップ。

  • TV化された作品。やさしさ・苦悩・人情・やるせなさ。その全てを内包した作品。

  • 「その夜の雪」は別の短編集にも入って居て、私がこのシリーズに手を出すきっかけになった物語です。
    しかし、どうも乗り切れません。
    野球にはナックルボールと言う予測不可能な変化をする変化球がありますが、なんかそんな感じがします。多くの短編の最後で急転直下するのですが、それがどういうきっかけなのか判らないのです。何か伏線があって変化するのなら"なるほど"となるのですが、どうもアララと思っているうちに話が終わってしまいます。
    ある人いわく「北原さんは藤沢周平系統の作家なのですが、本書を読む限り、思い出すのはむしろ池波正太郎「剣客商売」の秋山小兵衛です。」なるほど、そんな感じもありますね。

  • 傷だけじゃなくて
    このシリーズは全部面白い。
    慶次郎が俗っぽいところもいいよね。
    はやく全部文庫で出ないかしらー

  • すごく面白いです。はじめはやはり少々重いですが・・・

  • 所持【1〜6巻】
    江戸の町を舞台に描かれる常町廻り同心(隠居)の物語。空気の描写が上手く、確からしい答えも用意されていないストーリーにはグイグイ引き込まれる。

  • NHK金曜時代劇で放映中の時代劇ドラマの原作本。ごくごく気軽に読めてここちよい。そして江戸の地名がたくさん使われているのが楽しい。

  • 前々から店頭で、北原亜以子さんの名前と作品を目にしていたのだが、初めて購入してみた。
    新しい時代物を開拓したい・・・と言うのがきっかけだが、当たりの作家さんに出会えたと思う。

    悪人が出て来ない作品と言うのもいいものである。
    もちろん、作中に悪事はあるし、悪人と括られる部類の人間も登場するのだが、その行動の全てが悪ではない点が少し物悲しくもあり、ホっとさせられたりもする。
    必要悪という言葉は好きではないが、人間の二面性を垣間見るようでもあった。

  • ドラマと原作の違いを味わって読むのも読書の楽しみである。
    <br>詳しい感想は<A HREF="http://torakichi.jugem.cc/?eid=86">こちら</A>



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