死んでも忘れない (新潮文庫)

  • 516人登録
  • 3.27評価
    • (16)
    • (48)
    • (163)
    • (10)
    • (3)
  • 45レビュー
著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (1999年1月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425184

死んでも忘れない (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 死んでも忘れない
    この題名から、どんなドロドロした結末なのか?何をそんなに恨んで憎んで忘れないのか?と考えながら読んでいたが。。。
    結末は、そういうことね。という感じ
    すっかり負の思考に入ってました

  • ストレートに感じるならば、意識的な“忘れない”よりも記憶として“忘れられない”が合っている気がする。
    まるくおさまる辺りが、捻た私としては納得行かなかったりする。

  • 乃南さんにしてはツメが甘い感じがします。
    ドキドキハラハラ期待してます

  • 電車内でデッチあげられた痴漢行為。この出来事をきっかけに、いっきに家庭は崩壊寸前に突き進んでいく。

  • 果たして現実はこんなにうまく事がおさまるだろうか。
    痴漢を疑われた父。そこから母や息子までの日常が音を立てて崩れていく。

    読み物としては、読みづらくなかったけれど、どこか世界に入れないまま終わってしまった。
    渉が、もう二度と誰も信用できないと思ったところまでは良かった。

    普通なら、そのままずっと信用出来ないままなのになと思った。

  • 『もしも、
    何かトラブルが生じたら
    今日のことを思い出すのだ

    あの時
    あんなに嬉しかったのだ
    幸福だったのだと思い出して
    乗り切ってみせる

    死んでも忘れない』

  • 渉に感情移入。そしていい子。
    とも君が来てくれてよかったね。

  • 「死んでも忘れない」衝撃的でおどろおどろしいこのタイトル。
    いったいどんな恐怖が待ち受けているのかと読み進め、人間の本性に嫌な気持ちを抱きつつも、意外や意外、終盤に描かれるのは、こいつらにそんなもんないだろ…と思わせられていた『家族の絆』。皆はどうしようもなく『家族』だった。
    なるほど、『死んでも忘れない』とはそういうことだったのか。読了後には、このタイトルをすっきりとした想いで受け取ることができるだろう。

  • お互いの立場から微妙なバランスを保ち、良い家族を『演じていた』親子3人。そんなうわべだけの家族から、様々な災難を経てなんでも言い合える本当の家族に成長する。最後の渉の言葉にそれが現れている。

  • 社会派ドラマな小説でした。
    見た目は幸せな本当の家族に見える一家が、いろんな災難にあい、ぶつかっていき、最後に本当の家族になれた。というストーリー。

    実際、こんなに災難が一気にくるわけないのだろうけど、災難が災難を呼び、チェーンリアクションのように崩壊していく様を読んでると、ホント一人一人の登場人物に同情しちゃう。
    してもいないことの濡れ衣をきされて、でもそれに立ち向かって負けない姿をよむことに救われた気がした。

    結局、「話さなかった」ということが事態を悪くして、信頼も信用もお互いできなくなったんだよね。

    友樹くんが現れて、この家族が救われてよかった。
    人がヒステリックにお互いを憎しみ合ってるときは、誰か(直接的でなくても)の存在が間に入るだけで、少しは冷静になれるのかも知れない。

    いや~~。それにしても、絢子が加害者の両親たちにタンカ切ったときは、スキッとしたねー。

    イイぞー!イイぞー!絢子!!

    って応援した。
    やっぱり絢子って私に似てるな。

  • 痴漢疑惑、イジメ…次から次へと降りかかる災難により、家族が崩壊し、再生する物語。カッコつけたり、必要以上に他人に気を遣ったり、その時言わなかったことが溝を広げ、修復不可能になっていく。みんな元気で、何でも言い合える家族がいるのが大切と、改めて気づかせてくれる作品。

  • 夫が巻き込まれた痴漢冤罪事件によって、とある一家の幸せな生活が崩壊していく話。いじめ問題も絡まってとても重く、読んでいて辛い。一家のメンバーが、皆いい人ばかりなので尚更だった。ハッピーエンドで本当に良かった!!

  • 初めて乃南さん読んだ。読みやすいね!!絢子がなんかむかついたけど(-_-)渉の気持ちになって読んじゃった。痴漢でもなんでも、冤罪ってホント怖い。証明しようがないから壊れても直し様がないよね。壊れかけた家族が戻るきっかけが、他人っていうのがなんかしっくりこなかったけど、一気に読み進られて読みごたえはあったかな。他の小説も読んでみたい。

  • 至る所に「問題」になり得る「芽」が存在している。
    きっと何処の家庭にも少なからず…大小あるにせよ…あると思う。

    それにしても、畳み掛けるように起こる事に先を読まずにいられなくなる。

    「死んでも忘れない」は色んな意味で取れたから、最後に「そっちか!」と(笑)

  • 痴漢冤罪事件からじわじわと家庭の崩壊していく状況が不気味です。それ以上に怖いのが、近所や会社の中傷に学校でのいじめゲーム。
    作中の家族も、バツ一夫に思春期の息子、後妻で身重となった妻。とても面倒くさそうで、これは大変だなーと思いました。
    痴漢事件までは、この家族は結構うまくいってる方なのですが、表面的に仲良くいい家族を演じていたので、ひとつほころびが生じると、どんどんと穴がひろっがていってしまうのです。
    その後、親戚まで預るようになったものの、この親戚を介在して家族がだんだんとまとまっていくことになり、安心しました。そこまでいくのには、ずいぶんと試練が待っていますけども。
    それにしても、一家を支えるべき夫がどうにも頼りなく、歯痒い感があります。置換冤罪にしても、たやすく示談に応じないで弁護士を頼むとか、何かしら方法はあったと思うのですが。

  • あんまり合わなかった。

  • 再再再読くらいか。
    一番最初に読んだ時の衝撃が忘れられない。一体この家族はどうなってしまうのか。気になって一気読み。読後の安堵感が半端ではなかった。

    何度読んでも、家族を信じきれなかった弱さが痛い。

  • 夫が電車内で痴漢行為をした練れ衣を着せられた為に起こってくる家族の崩壊・・・。
    先日TVで観た「それでも僕はやってない」と重なり、ちょっと考えさせられる内容だった。

  • 痴漢疑惑、いじめ…人との関わり合いの深さ、本当の絆とは?
    人との関係の悪さは、結局、人との触れ合いでしか解決できないものなんだろう。

  • 心理描写と文章力に惹きつかれ、一気読み。乃南アサは類まれなストーリーテラーだ。

  • サクサク読めて面白かった☆お父さんビミョーな気もするけど終わり良ければ全て良しかなぁ。

  • 乃南さんの小説は好きで何冊も読んでいる。
    この小説も、とても良かった。
    題名をみたときは、どんな怖い話かと思ったが、とても良い家族の話で感動した。
    どんな家庭にも多少なりの問題があると思う。
    現代社会の中では、家族の繋がりというものが少なくなっているとされ、尚更そのような家庭も増えているのではないか。
    そんなところに視点が置かれた、とても印象に残る作品だった。

  •  
     
    何かの待ち時間に
    たまたまそこにあったから
    読んだ本。
     
    夫婦と息子の3人家族が
    あるきっかけから
    どんどんころころと崩壊に向かう。
    さー どーなる、な話。
     
    他人事だと
    どーにもアホばっかだな、と
    やれやれ気分にもなるが
    実際
    人間関係なんて
    ささいなきっかけで
    良くも悪くもなってくもんだ、と。
    人間てホントろくでもないな、て。
     
    そんなとこ、リアルかも。
     
     
    ★★☆☆☆ ふーん、て感じ。
     

  • 誰にでも経験ありそうな、「昨日まで仲間だったのに翌日にはハブられる」クラスでの生活や会社の噂話、ご近所の噂話.....人間て怖い。
    ホイホイと報道に一喜一憂するあたしみたいなのが、こういうやっかいな人間なんだけどね><;
    だって読んでるそばから先を予想して、実は本当に....じゃないの?とか思ってたもんwハラハラ加減とほっこり加減が◎でした。
    サスペンス苦手だったのにちょいちょい読むようになったな...。

全45件中 1 - 25件を表示

死んでも忘れない (新潮文庫)に関連する談話室の質問

死んでも忘れない (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

死んでも忘れない (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

死んでも忘れない (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

死んでも忘れない (新潮文庫)のKindle版

死んでも忘れない (新潮文庫)の新書

ツイートする