女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)

  • 1099人登録
  • 3.36評価
    • (40)
    • (115)
    • (320)
    • (17)
    • (0)
  • 87レビュー
著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2001年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425214

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 傑作長編『鎖』を読んだ余韻のまま、本作を15年ぶりに再読。
    時系列としては、『鎖』の前日談か。
    主人公女刑事音道貴子の私生活、家族のことや、近所づきあいの悩み(これが原因で引越しをしてしまう)などとともに、日々の事件を追う活躍を描いた短編集。

    『長夜』に登場する元刑事のオカマ安曇のキャラもこの一作だけでは捨てがたく、音道に協力するスピンオフ作品があってもよいかな。

    巻末の、乃南アサと滝沢刑事との、音道貴子をめぐる架空対談は、何とも楽しい企画。

  • 音道刑事シリーズを順に再読中です。季節感を漂わせた短編集。巻末には作者と前作で音道刑事とペアを組んだ滝沢刑事との対談付き。 事件を追いかけている間に、月日が経って行くんだなあと・・・作品を通して季節が肌感で語られていて、現在海外暮らしの私にとっては懐かしさを呼び起こされました。揺れる30代を警察官として、娘として、一人の女としてなどいろいろな側面で描かれていて、音道刑事がさらに魅力的に思えました。プラス「長夜」の安曇も素敵でした。

  • 刑事 音道貴子を主人公にした6作の短編集。推理小説としての犯人捜し、謎を解くという基本的な部分は当然盛り込みながら、登場人物たちの人生や人間性が表現されている。それゆえ短編集ながらそれぞれの作品は読後に単なるサスペンス小説を読み終わったときの爽快感ではなく、人間の性や人生の複雑さなど考えさせられる余韻が残る。

  • ミステリーとしては、面白い要素はあまりなかったけど、バツイチ30代の女性刑事が「おっちゃん」なんていう有難くもないニックネームをつけられ、パンストの買い置きの心配したり、家族やご近所との付き合いに悩まされたりしながら、日々お仕事をしているという、音道貴子の日常を楽しむ小説としては良かった。

  • 短編らしい、微笑ましさもふんだんに盛り込まれた音道シリーズ。

  • 2017_04_12-032

  • 短編集。表紙のイラストがかっこいいじゃないですか。
    先日読んだ「凍える牙」の続編シリーズの一つなので前から読んでみたかった本です。
    文庫本なので、通勤時にさくっと読めます。

    私が一番好きなのは、巻末にある、作者と滝沢刑事との対談でした。いままで、作者と登場人物との会話の企画をみたことはなかったかもしれないなぁ。そりゃ、気心が触れた会話になりますよね~。

  • 貴子さんシリーズの短編集。ストーカーが気持ち悪い!前作に比べればかなり上等な相棒の八十田さんや他メンバーで、貴子さんはわりとイキイキしてる感じ。前作で自殺未遂した妹が案外元気で懲りないなと思ったり。やはり人間のしがらみや情念が重たい。貴子の妹も母親も苦手だが、唯一マシな交友関係は安曇かな、やはり。

  • 「凍える牙」で、読者に熱い共感を与えた女性刑事・音道貴子。彼女を主人公にした初の短編集。貴子自身がゴミ漁りストーカーに狙われて、気味悪い日々を過ごす「あなたの匂い」。ビジネスホテルで無理心中した老夫婦の、つらい過去を辿る表題作など6編。家族や自分の将来に不安を抱きつつも、捜査に追われる貴子の日常が細やかに描かれる。特別付録に「滝沢刑事と著者の架空対談」!

  • あちこち、1作で出てきた隙間を埋めるような短編集。
    「茶碗酒」のラストにニヤリ♪

全87件中 1 - 10件を表示

乃南アサの作品

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)に関連する談話室の質問

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)を本棚に登録しているひと

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)のKindle版

女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)の単行本

ツイートする