行きつ戻りつ (新潮文庫)

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2002年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425245

行きつ戻りつ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 家庭に問題を抱えた12人の妻たちが旅に出る短編集。
    それぞれが、旅先で出会う人や風景に癒されていく。
    そこには温かさがある。
    読んでいる側にも温かさや旅に出る良さが伝わってくるよう。

    2017.10.14

  • 日本各地を舞台とした短編集として、出版編集された文庫本。

    が、読み始めて気づいたのですが、乃南アサの他の短編集にも所収されている作品ばかりでした・・・。
    再度、全作品、読み通しましたが。

  •  全体に日常の香りがして、ミセス雑誌に載せるに相応しい内容だった。
     全然完璧じゃない主人公たち。雑誌に出てくるような、美しく快活でお洒落で中身まで出来上がっているかのような人物じゃない。
     不器用で欠点があって少なからず自分が大切でしかたがない、読者と変わらない人たち。
     しかし、主人公たちは、しっかりと、その土地土地の自然から、何かを学ぼうとし、得ようとする。それがストレートにプラスなものでなくとも、回り回って主人公たちに学びや気付きを与える。
     この12の物語から、自然やその土地に根付く風土や空気の尊さ、大切さを知る。

     この方の本を初めて読んだけれど、風景描写が穏やかで、サスペンスなども書いている方だなんて意外だな。

  • 思いがけず後味の良い話が多かった。陶芸家の話と、家出する息子の話が好み。

  • 日本各地を舞台にした短編集。

    風景描写が素晴らしい。
    どれも読んでいるうちに何となく風景が目に浮かんできた。
    12話の内、「一粒の真珠」という話が心に残った。

    秋田の男鹿を舞台にした、突然亡くなった姑の故郷の地を訪れる嫁の話。
    北海道の斜里町を舞台にした夫の不倫相手を訪ねる妻の話。
    佐渡を舞台にした子供を亡くした主人公とヒッチハイクの青年のお話。
    など、どれもその土地のことを主題に書いてないけど、その土地がぴったり合うというお話になっている。

  • 読む年齢によって感じかたが違ってくるかも。

  • あとがきの
    「人は漫然と旅行しているのではない。さまざま事情を抱え、一生懸命に旅をつづけているのである。」
    という一文がこの本の全てだと思う。

  • 旅をテーマにした短編が12。
    ずっと前に読んだ時には、当時ドキッとするお話や、じんわりするものもあったのですが、何年かたって読み返すとまったくちがう感想を持ちました。
    若い人より・・・私くらい・・・もう、冒険とか恋愛とか、遠くなってしまった世代が共感する本かも、です。

    家族を大事にしよう、と思いました。

  • いろいろな事情を抱えた女性たちの旅をテーマにした12の短編集。短編集はとても読みやすいけれど、ひとつひとつの話が面白いので、もう少し続きを読みたかった。読後感もすっきり。

  • 家庭の中の様々な悩みや葛藤を抱えた主婦たちが何かを変えるために旅に出る。
    12の短編集。

    私にしては非常に珍しく、乃南さんの本なのに退屈でした。

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