パラダイス・サーティー〈下〉 (新潮文庫)

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2003年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425290

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パラダイス・サーティー〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 30歳になる前の主人公・グリコこと栗子、そしてその友人でゲイの菜摘。二人とも、夢見ていた行く末とは正反対の事態に直面していく。

  • 想像してたより大きな展開をみせてくれて下巻の方がおもしろかった。
    そんなに感情移入できる本じゃないけど、エンターテイメントとして楽しめる感じ。

  • 最後まで栗子のことが好きになれなかった。
    成長ものと捉えるのは無理があるし、恋愛ものとしても、サスペンスものとしても中途半端で途中で投げそうになりながら読了。
    私には合わなかった。

  • 学生時代からの友人であるおなべの菜摘とノンケの栗子。30歳を目前とした二人の、それぞれの恋愛の話。
    恋愛ものはあまり好きではないが、さすが乃南アサ、面白かった。

  • 少し期待外れな最後。
    ハッピーエンドじゃない。
    伸に騙されてるだろうとは感じたけどあそこまで最低だったとは。
    鯨岡にもびっくりしたし…
    どれも荒い感じ。

  • 上下巻読了。
    帯には「ラブ・サスペンス」と謳っていますが、サスペンス要素は薄いです。ラストに叙述トリックとか仕掛けてあれば、また印象が変わっていたと思うのですが、これといった見せ場もないまま終わってしまったので不満でした。ストーリー自体は面白いので、エンターテイメントとして読めば楽しめると思います。
    全体的に共感できない部分が多く、若干醒めた感覚で読んでいました。栗子のオナベに対しての考え方が自己中心的ですし、30歳前にしては幼稚な印象でした。
    栗子の母もあまり良い感じはしませんでした。菜摘は唯一まともでしたが、キャラの掘り下げが浅いので満足できなかったです。

  • 菜摘さんもえらいことになってきました。

    ヒロインの恋した男が悪すぎる。。。。
    これに比べればどんな恋も大丈夫や、、、

    ラスト、研究室の人といい感じになるのかと
    思ったけどふーむ。

  • おもしろかった」

  • ただの恋愛小説かと思ったけど、ちがった。最後の驚きと爽快感は一読の価値あり。

  • 後半のスピード感は楽しかったけど、なんかスッキリしない。でもこのスッキリしない感じが29歳から30歳になることなのかなとも思う。乃南さんの作品だから、と、最後のとんでもないどんでん返しを期待したけど、そこまでではなかったのがちょっと残念。

  • 小窪との仲がうまくいかなくなってきた栗子。菜摘も付き合っていたヤクザの奥さんとの間でヤキモキしている。
    結局一人になる二人。
    そして、最後の最後には衝撃の結末が…
    だけど、栗子の立ち直りをみていると、確かに元気になるかも!?

  • グリコと菜摘の関係でも、友達は友達には幸せな恋愛してほしいって思うんだよな〜。幸せな結末ではなさそうだと気づいた時にはその恋愛を止めたくなる心理もすごくわかる。
    自分自身がアラサーだからかエピローグの鯨岡の言葉が心にしみた。

  • この本を知ったきっかけは2000年春、テレビ朝日で週末深夜に放送されていたドラマだった。栗子役に石田ひかりさん、菜摘役に清水美砂さん。ドラマを観た後でこの本を読んだら、2人の演技の上手さもあるとは思うが、びっくりするくらいぴったりだったこともよく覚えている。相当面白い、よくできたドラマで歴代1位に選びたいくらい好きな作品なのだが(あの頃のテレ朝の深夜ドラマは、こういう大人の恋愛ものが多くて好きだった)。

    当時10代だった私には、10年後、30歳目前の自分など想像できなかったものだが、なってみればあっという間。その間にさまざまな経験をした(人並みの恋愛だったり、大学での勉強や試験やサークル活動、就職活動を経て社会人になり、これまで仕事で蓄積してきた経験、しないだろうと思っていた結婚などなど)にもかかわらず、正直なことを言えば自分はまったく変わっていない、進歩も成長もしていない気がする。

    そんな事情も手伝って、この本を読み返すと人生最大のモラトリアムだったあのころのことを思い出してしまうのだが、自分にとっては思い出もつまった大切な作品であるということだ。

  • ろくでなし男を書かせたら、天下逸品ですね!
    そして、そんなろくでなしに、上手にだまされて、夢見てしまう女性心理も。
    だけど、今回のグリコちゃんは、夢見る夢子ちゃん。じぶんの身近にいたら、イラっとしそう。

  • 一般的なOLの栗子とレズビアンバーの経営者菜摘の話。
    上下巻に分かれていて長いけど、読みやすい。
    乃南アサの作品はすっきりしない終り方をするものが結構多く、今回もそんな気配がしてたけど、いい意味で裏切られたような、そうでもないような‥

  • 当時のドラマをもう一度見てみたい気も。でも当時ですら、うわーなんか見てるこっちが恥ずかしい、という気分にさせられたから、どうなんだろ。とにかく懐かしい。

  • 157 今更、何を急ぐこともないではないかという気がする。自然の成り行きに身を任せていれば、ごく当たり前に、素敵な結末がまっているという気がする。

  • 【あらすじ】
    30を前にして家を出て新しい恋にのぼせ上がる栗子と、性同一障害である菜摘の奇妙な共同生活と友情を描く。


    それにしても乃南アサは性格に難がある女性を書くのがうまい。それも物語上「嫌なヤツ」という役割が与えられ、そのことがアピールされているキャラではなくて、素で依存心が強かったり、責任感が薄かったり、自分勝手なところがあったり、男にとって都合の良い女を受け入れてしまったり、自己評価が過剰に低かったりする女性だ。『パラダイス・サーティー』の栗子も一人称で書かれている部分を読むとそうでもないのだが、冷静に客観視するとその言動は結構イタいし。



    作者のこうしたある意味ではリアルな女性描写は、『女のとなり』に見られる やけに恵まれた友人関係と、作者の女性に対する粘っこい視線から生まれているのだろうと納得させられる。

  • まるで宝塚の男役を思わせるような想像で菜摘の話を読んでったんだけど。
    こんな菜摘のような人って、世の中には、とてもたくさん
    いるんだろうな〜なんて思うと。
    そういう人の本当の苦しみとかってのを描いたドラマって
    まだないかも。と思ったり。

    いっぽう、栗子のほうは、男性にとって
    ちょっと重たい女性だったりするんだけど
    マジメなだけに、古窪の正体が暴かれていくのが
    面白いやら、かわいそうやら^^;
    うう〜ん、菜摘に会ってみたい・・・・。
    え、私はレズじゃないです。

  • 素敵な恋人を見つけたかに思えた栗子。そして、やはり、素敵な人を探したかに見えた菜摘。オカマ、オナベの世界、やくざの世界が、少し覗けたような・・気分になる。なかなか世の中、簡単にはいかないよと思いつつも、二人を優しく見守りながら、読めた楽な本・・・2007.8

  • 【2004.01】
    結婚願望の強い栗子、レズの菜摘2人を取り巻く世界。30歳を前にしたふたりのそれぞれの生き方を描く。まだ30歳には遠いけれど、歳を経ることは嫌なことばかりではないと思った。とても前向きになれる作品。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    菜摘もまた、店の客の紘子に一目惚れして付き合っていた。が、進展せず悩んでいた時、紘子の家でたまたま見たビデオから、伸が性風俗の商売に関わっていることを知る。一方、栗子も所在不明の伸に会いたくて、周辺を調べ始めた。一途な二人に、とんでもない恋の結末が訪れようとは…。揺れ動く女心を巧みに織り込んで描く痛快ラブ・サスペンス。

  • 栗子は同性から見てもかなりいらいらさせられましたが、菜摘は素敵ですね。

  • 普通にドラマ見てるように楽しめた本。

  • 乃南さん、登場人物いじめすぎです(笑)何も鯨岡までそんな人にしなくても…。最後には、あの子供だった栗子が精神的に強くなりましたね。しかしこのカバーの絵、菜摘もイメージと違うなぁ…

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