鎖〈下〉 (新潮文庫)

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2003年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425320

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鎖〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 音道巡査が救出されるまでの捜査の様子・以前コンビを組んだ滝沢の心情、彼女の犯人グループと自分の属する警察組織の間を揺れ動く心が交差していやがうえにも緊張感が高まって来ます。
    救出された後の滝沢とのやりとり・・やっぱり彼女は刑事だったんだと納得!それにしても滝沢の音道に対する感情が「-女にしておくのは、もったいねえな」とは・・・

  • 読む順番を間違った。
    「凍える牙」の次が
    「鎖(上・下)」そして
    「風の墓碑銘(上・下)」だわ。

    今回はおっさん滝沢刑事の
    不器用ながら暖かい場面が多かった。
    私はたぶん。。。残念ながら
    おっさん刑事と同じ世代なので
    こういう人は嫌いじゃ無いけど、
    若い女性からしたらいやかしらね。
    頼りがいと優しさがあれば
    良いと思うけど・・・公務員だし(笑)

    身勝手な星野刑事(同僚)
    こういう奴居る居る。
    ぎゃふんと言わせてやれば良いのよ。
    (ギャフンなんて今時言わないか?)
    と思いながら週末に一気に2冊読破。

  • 下巻はまるっと監禁された貴子の犯人たちとの駆け引きや、救出作戦でした。もう限界に近い貴子も、助ける方の滝沢も、私も焦れに焦れました。下巻のクズは堤と加恵子の育ての両親でした。まさか、彼女にあんな壮絶な過去があったとは……。無事に救出されると判っていても、やはり、その場面ではほっとして滝沢の不器用な優しさにもニンマリ。次の巻からは昂一さんの出番ももっと増えるといいなあ。

  • 主役の音道刑事が無事に救出されないハズがないんだろうと思いつつ、物語に引き込まれドキドキしながら読み進めた。無事に救出された時には思わず声と涙が出た。この作家の心理描写は見事としかいえない。刑事を誘拐、監禁した理由についての希薄さは否めないが、それがなければこの物語はなりたたないし、その理由にこだわる必要がないくらい面白かった。 これまでは男性作家の警察モノばかりだったが、音道貴子シリーズを読んでみたいと思った。心理描写もそうだけども情景描写もすばらしいと思う。

  • 前作に比べグッと入り込みやすく、物語の性質がストレートになっている。登場人物もそれぞれ分かりやすくキャラクタ付けされてて最後まで楽しめる。

  • Rさまオススメ本の下巻。
    昨夜から一気読み!続きが気になって止まらなかった。
    ずっと縛られてて、なかなか助けも来てくれなくて、ほんとにもどかしい思いをしましたが、
    この苦しいところを読みきった分、最後の爽快感がたまりませんでした。

    滝沢さんが必死に助けようとしているのに、なんであのおやじなの?ってところはちょっと切なかった。もっとちゃんと見てあげて!という感じ。
    星野は最後までほんとに大バカ者でサイテー。最後はスッキリ‼️

    早くちゃんと立ち直って普通の生活を取り戻してほしいと思いました。
    乃南さんすごいなぁ。

  • 女刑事の代表格といえばこの人。

    乃南さんが描くところの音道貴子だ。
    音道シリーズの中では、この作品が一番好きだ。

    刑事として、女として、そして人間として、極限まで追い込まれた中で、救いの手をひたすら待つ。そんな音道を、かつてコンビを組んだ滝沢ら、特殊犯のメンバーが探し求める。

    人質となった音道側と滝沢側が交互に描かれ、緊張感を保ったまま、最後まで一気に読ませる。

  • 上巻に比べるとやや読み応えがなくなったなぁと感じた。

    下巻はもっとまとめることができたのでは、と思う。

  • 凍える牙 から引き続き 音道シリーズ。
    最後まで読み進めたが、感想としてはまぁまぁ。
    次作も読もうと思った。

  • いまや寂れゆく熱海の廃屋旅館に監禁。
    本作「鎖」というタイトルにこめられた意味とは、と考えると、作者なかなか…と思わされてしまう。

  • 長丁場で読んでて疲れたが、貴子の置かれた過酷な境遇とそれだけ同調したからだろう。滝沢のカットと貴子のカットが交互に流れ、読みやすいけど、事態が動くまでのじりじりした感じが大変もどかしい。貴子の追い詰められていく精神状態が本当に生々しかった。あんなに気丈な女性なのに、と。圧倒的優位に立つ男からの暴力に、ただただ竦むしかない。それだけに終盤は開放感が気持ちいい。いや、PTSDとかあるけど。加恵子のどっちつかずな態度も苛々するが、同情するのもわかる。やはり憎むべきは星野! 昂一の存在に本当に救われる。

  • やはり、乃南アサは性に合っている。するするっと物語が入ってくる感じがいい。

    女性刑事の音道貴子が拉致されてしまい、その救出劇を描いているのだが、単なるサスペンスではなく、犯人グループや音道本人、警察らの心情が細やかに描かれていて、手に汗握る展開なのに深く考えさせられるところがある。
    助ける方だって、助けてもらいたい方だって言い分がある。来てくれればそれでいいっていうわけではない。そういった心の機微が繊細なタッチで描かれているので、とてもリアリティが出ている。
    なかなか面白い。このシリーズ最高。

  •  貴子が無事、救助されて本当に良かった。
    「凍える牙」でめちゃくちゃ貴子を嫌っていた、滝沢刑事が必死になって貴子を助けようとしているのも、嬉しかった。
     ミステリーに対しての苦手意識はずっと高かったけど、この手の作品でかなり薄れてきた。
     「鎖」という題名に宿命などの重い意味を感じた。

  • 後半の音道の救出にダラダラ時間がかかりすぎて
    早くせい!となんど心の中で思ったことか。

    今回の作品で、滝沢さん見直した。また音道とコンビ組んでほしい。音道に彼氏がいつのまにできていてちょっとうれしかった。

  • ところどころ犯人グループの不用意さに「??」と思う箇所もあったものの、緊張感があって、上巻に続いて一気に読んでしまった。
    このシリーズの、他の作品も読んでみようと思う。

  • (上巻より)

    それにしても、あまりに監禁が長く続くので、
    読み続けるのが少し辛いぐらいだった。
    皇帝ペンギンが電話に出てくれて、
    私も救われた気がした。

    それと、
    もう一人のヒロインの過去が
    それである必要だったのかは疑問。

  • 上下巻読了。
    監禁された貴子の「警察官」としての想いや「女性」としての想い、そして貴子を救いたいという滝沢の想い…極限状態にある人間が描かれる「心理ドラマ」が素晴らしいです。
    ただ、携帯を不用意に使う犯人たちの行動に納得がいかなかったです。警察と交渉する際、貴子と警察を直接携帯電話で話をさせた上に、その会話の内容をチェックしないのはかなり不用意な気がしました。

  • 皇帝ペンギンと分かりにくいけど強い絆がよかった。
    監禁されてからのくだりが少し長過ぎて、
    上巻のほうがよかった。

  • 「凍える牙」の女刑事、音道貴子シリーズ。
    上下巻、一気に読んでしまった。面白い。
    音道刑事の強さと弱さの両面が見えて、自然に感情移入してしまう。

    男社会の刑事たちの中で奮闘する音道だが、以前組んだ滝沢以外にも、
    いつの間にか多くの刑事たちの信頼を得ていることが嬉しい。
    このシリーズの、他の作品も楽しみです。

  • 乃南アサの音道貴子シリーズ。
    面白かったので、このシリーズの他の本も読んでみようと思う。

  • 音道貴子シリーズを続けて一気読み。

    占い師夫婦と信者が殺された事件の操作を、警視庁の星野と組んで捜査する音道が捜査途中に犯人に監禁され… というお話。

    おもしろかったなぁ。どきどきした。
    星野の最低っぷりと音道の強さ、弱さと。

    滝沢が好きだ。凍える牙の最初はやなキャラだったけど、すごい良い。

  • 音道貴子シリーズ3(長編)「凍える牙」よりも面白かった。

  • 前半はサクサク読みすすめたが、音道が監禁され、助け出されるまでの下巻はダラダラとした内容で読み疲れた。
    長めの一冊にまとめてくれてたら、星4ツだったかも。

  • 上巻以上にドキドキハラハラしながら読みました。

    貴子と捜査本部(滝沢)の様子が交互に描かれていて、事件が徐々に明らかになってはいるんだけど、貴子がどんどん追い詰められていく(肉体的にも精神的にも)状況に「早く見つけてあげて」と願いながら読んでました。

    貴子の心理描写がすごく丁寧に描かれていて、人間の弱さと強さ、警察官としての誇りだったり、女性としての感情だったりというのがいろいろちりばめられていて、途中、自分に貴子が乗り移ったような感じでした。

    また、犯人側の加恵子に対してもいろいろ複雑な気持ちがわいてきたりもして。

    どっぷりはまり込んで読んでしまうほど面白かったんだけど、ズッシリ重い気持ちになったので、☆5つはつけられませんでした^^;

    でも、ラストの昴一とのシーンでいろいろ救われたかなぁ。

    『鎖』というタイトルの意味も奥深いなぁ。とも思ったり。

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