夜離(よが)れ (新潮文庫)

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  • 35レビュー
著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2005年3月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425399

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夜離(よが)れ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 主に本当にいそうな女性の短編集。

  • イヤサスとでも言うべきか、基本的に報われない女性の話でなんだかテンションが下がった。が、満足感もある不思議な気分。
    4℃の恋→特に問題のないところで終わるが、晶世はこのあと絶対不幸になるだろうという気がして後味悪し。
    祝辞→朋子は敦行に一目惚れしたというより、摩美に負けたと感じたことでプライドをズタズタにされたのでは。解説はその通りだと感じる。
    青い夜の下で→はじめから落ちがわかるのでただただ怖いのみ。
    髪→芙沙子は、自信のない、プライドのない女性に感じるが、その気持ちに共感できる部分もある。一番おもしろかった。
    枕香、夜離れ→幸せになりたいだけなのに、なぜうまく行かないのか、切ない気持ちになる。夜離れの方が前向きでいい。
    夜離れというのは、男が女の元に通わなくなることをいうそうな。どの作品もいい具合のイヤサスでした。

  • 「4℃の恋」「祝辞」「蒼い夜の底で」「髪」「枕香」「夜離れ」の6編の短編集が収録。
    「祝辞」と「髪」「枕香」は、他の短編集でも読んだ記憶が。

  • 黒くて怖い女性たちの短編集。

    ぞっとする主人公たちばかりではありますが、非現実的というほどではない。
    理性で抑えられないと、人はこうなる。
    そんな怖さを感じました。

  • 虚栄、妬み、妄想、暴走・・・
    女性のじわじわと来る愛の恐ろしさを描いた短編集
    どれも、もしかしたら普通にいるかもしれない女性たち。

    うん、女って怖い

  • 2016.5.5
    前にも読んだことがあった

  • どれも女の怖さ、日常から狂気にかわる瞬間が描かれた作品。もちろんここまでは行かないけれど、どこがで少し共感できるところはあるような...?

  • 2005.5読了。
    帯文句どおり。帯に騙される作品じゃなくてよかった。

  • あー。
    うーん。
    激しいけど、気持ちは現実とそう遠くないのかも
    どの短編もすっきりはしない。

  • だいぶ前に読んだ小説。
    この作品で短篇集がすごく好きになったかもしれない。あと小説ってすごいなあって思った。

  • 女の欲望と嫉妬渦巻く短編集。「祝辞」が一番怖かった!

  • 【本の内容】
    甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。

    摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは…「祝辞」。

    銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした(私)を襲った突然の不幸…「夜離れ」。

    結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは?

    ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。

    微妙な女心を描く6つのサスペンス。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    この本を読んで、しみじみと女性は怖いなあと思う。

    寂しさや虚栄心・甘え・妬みからくる冷淡な行動、ヒステリックな振る舞い。

    ああはなりたくないと思いながらも、自分のことが書かれているわ、と情けなく思ったのだった。

    本書では、「結婚=女の幸せ」が前提として書かれた短編が収められている。

    上手く書かれているのは、ヒステリックになりたくないのに、ついそうなってしまう女性の心理。

    とくに「枕香」という話。

    大好きでたまらない彼なのに本心を言えず、口を開けば喧嘩を誘う強気なことばかり。

    わがままで甘えん坊の恭子の言動は、寂しくて不安で常に相手の気をひきつけたいという心の裏返しだ。

    まるで数年前の自分を見ているような気になり、同情してしまう。

    女性の虚栄心を描くのも上手い。

    「髪」という話でくせ毛だった髪をストレートにし、何度も髪に手をやってうっとりする場面が出てくる。

    女性なら誰でもこういう仕草をしてしまうのではないかしら。

    実は、私は、やったことがあります……

    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 女の怖ーい面にフォーカスした短編集。どれも結婚が絡んでいる。どれも面白いが特に「祝辞」の驚きのエンディングと、ストーカー女の登場する「青い夜の底で」は素晴らしかった。表題作「夜離れ」の主人公だけが少し違った感じで、この作品で終わっているのがなんともニクい構成。

  • 再読。
    女性の嫉妬心、猜疑心、思い込み、底意地の悪さなどを書かせたらピカイチ。
    どの作品も面白かった。

  • 心理ホラーの6つの物語。

    女って怖い。

  • 乃南節! フルスロットルww
    はじめて著書を拝読して以来、いちばん好きな女性作家ですv

    結婚というテーマで統一してるとこがモノトーン(?)でオサレなので、お気に入りの一冊。
    ただし、内容はオサレどころか、相変わらずドロッドロww
    女性の奥に渦巻くコールタールのような「闇」が赤裸々にダダ漏れ!
    そこが良いっっv ←

  • 読みながらゾクゾクする。
    フィクションだ・・・と思いながらも共感できてしまう女の怖さ。
    解説が秀逸。
    人は自分を受け入れることを、人生を通して向き合っていく運命なのね。

  • 図書館で置いてるハードカバーの本は情報が少な過ぎだよ。

    今いろいろ凹んでるからハッピーな本が読みたかったのに、出てくる女性出てくる女性みんな頭おかしい。男が婚約者の友人を紹介してもらったら、その日からその友人が失語症になって、ようやく治ったと思ったら結婚式のスピーチで新婦が男と遊び回って堕胎してたことを暴露する話だとか、髪の毛が自慢のOLが、自分より髪の毛がキレイになった同僚の髪の毛を燃やす話だとか、新しい男との海外旅行と祖父の死が重なって、昔の男を騙して日本に帰って来るまで祖父の遺体を法医学研の冷蔵庫に保管させる話だとか。「心温まる話が読みたいのに…えぐっ、えぐっ」って泣きながら読んだ。

  • こんな女が近くにいると寒気がするな〜という怖さ。
    そして、そんな女たちに時々共感できてしまう自分への怖さ・・・のWホラー。
    あとがきが心理カウンセラーさん!

  • 微妙な女心を描く6つのマリッジサスペンス

  • 甘えん坊の摩美としっかり者の朋子。摩美の彼氏に一目惚れしてしまった朋子が、摩美の結婚式で行なった禁断のスピーチとは…「祝辞」。銀座のホステスから地味なOLに戻り、着実な結婚をめざした(私)を襲った突然の不幸…「夜離れ」。結婚に憧れる女性たちが、ふと思いついた企みとは?ホントだったら怖いけど、どこか痛快な気分にも。微妙な女心を描く6つのサスペンス。

  • ちょっとブラックな味付けの短編集(中編?)「4℃の恋」「祝辞」<結末はなんとなくわかったけど、それでもひいた。。ふむぅ。。「青い夜の底で」「髪」「枕香」「夜離れ(よがれ)」

  • いかにも乃南アサ。

    この人の短編集は初めてだったけど、面白くて一気に読了。

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