二十四時間 (新潮文庫)

  • 221人登録
  • 2.79評価
    • (3)
    • (5)
    • (61)
    • (16)
    • (7)
  • 30レビュー
著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2007年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425443

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
乃南 アサ
乃南 アサ
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印

二十四時間 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 短編集のようなエッセイのような、、、さすがに丸ごと事実ではないようだから私小説というのが一番かな。

    乃南さん自身の経歴に沿った小話の数々から彼女のこれまでの歩みが浮かび上がってきます。
    相当な数の作品を発表している彼女、その原動力には愛猫そっくすの病弱な性質も一役買っているのね。
    愛犬くまにまつわるエピソードが重なっていて、彼女の彼らに向けた愛情の深さが伝わってきました。

    乃南作品では「しゃぼん玉」が最高傑作という感想は不変だけど、細切れの記憶をそれぞれ時間ごとに書き分けるというのは案外難しいことなんじゃないだろうか。

  • 二十四時間の時間帯それぞれに対する作者のエピソード。

    あまり面白くなかった。
    二十四時間をテーマにしたのは面白いけど。

  • (2013.7.15 再読)一時間ごと、その時間にまつわるエッセイというのか私小説というのか、そういうものが綴られた本です。

    興味深いものもあれば、退屈な話もあったり。

  • この人の、いつもの日常の中の非日常な感じが好きなのと同時にゾッとする。自分の周りで起きても不思議じゃないから。

  • 私小説ってあんまり好きじゃないですねえ・・・

    0時から23時までうまく話を作ってるのには感心しました。

  • 乃南アサさんのエッセイ。
    今まで読んだ作品からイメージしていたのとは違って、心もとなく頼りなく、でも好奇心旺盛ですとーんと自分の世界にはまりこんでしまい、そしてまたふわふわと漂うような。まるで江國香織さんのエッセイを読んでいるような気分になった。
    おふたりの作品は全然ちがうのに、根っこにある「不安だけれどおっかなびっくり動いてみてしまう」というパーソナりティがとても似ているように感じられて不思議。

  • 乃南さんの体験を物語にした私小説。
    全て時間の題名がつけられていておもしろい。
    また、中には乃南さんの色々な作品の基になっていると伺わせるものもあり、楽しめた。

    2012.11.29

  • 前からこの人の小説を読みたいと思っていて、とりあえず短編から入ろうかなと思って買ったもの。
    主人公はそれぞれ違うのかと思ってたけど、読み進めていくうちに同じ人と気付いた。
    小説というよりエッセイを読んでる感じだった。

    割とこの人の書く事に共感できた。
    さらりと読める感じ。
    この人の他の短編や長編も読みたいと思った。

  • 短編集かと思っていたら、エッセイだった。。
    う~ん。。そう思った時点で読む気がしなくなって途中放棄。。

  •  懲りずに短編集。私小説っぽい短編が時間になぞらえて24話入っている。

     しょうもないと思いながらも、中にはハッとするような部分がある。ずる休みの思い出から人生のずる休みへ、そしてその間に時間が消えてしまうという認識、予備校生活を楽しみながらも大学の校歌をうたう夢追い若者を憐れむ気持ち、車窓から見える洗濯物に別の人生を感じる瞬間(これって平行宇宙の感じだなぁ)、同僚の風呂の入り方で感じる見えない人格等・・・。

     本当につまらないんだけれど、再読するために持っておこうかなって思うような作品。しかし、特別ではない。もう2,3読んでみようかな。

     ちなみに、おふろの話では、同僚が石鹸をそのまま地肌にこすりつけるとある。湯でぬらさずにというのは大げさだが、私も石鹸を直接地肌につけるタイプである。タオルで泡立てることはあまりしない。

     これってそんなにおかしいのかな。手だって顔だってそうすると思うけれど。ふろは一人で入る。だから、その日常性の部分は他人の目には触れない。でも正しいと思っていたことが崩壊するときって楽しいだろうな。

     ふろの話に限らず、予備校生の歌う姿で自分はこいつらとは違うと認識するあたりも含め、ちょっとしたことで気づく自分の内面を語っている短編が多く、それはとっても面白いと感じた。意味もなく旅先でスーパーに入って疑似地元民を楽しむという話もあるが、それって私と似ているなと感じた。こういう意味では面白い短編だったかな。

  • さらっと読めました。
    乃南 アサさんの本はわりと読んでるけど、私小説?は初めてでしょ。
    ヒトトナリがわかったよーな気がしました。

  • あれー。乃南さんにしては・・。平凡な中にもドキっとさせられる本が多いんだけど、これは、徹頭徹尾「平凡な日常」を語られてしまった。「行きつ戻りつ」もそういえばこうだったな。

  • 単なる短編集かと思いきや、読み進めていくうちに主人公は作者本人だということが見えてくる。
    しかしエッセイではなくてちゃんとミステリーだったり冒険譚になっているのがすばらしい。

  • 作者の体験を、時間に絡ませて綴った24からなる短編集。
    乃南さんの小説はどれも心情に迫るものがあり大好きだけど、私小説となると別なようでイマイチだった。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    幼なじみの“よっちゃん”は、会う度に違った。私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。でもその内面はいつも温かで…(「二十四時」)。子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた。方向感覚を失って、“遠く”という“悲しく寂しい場所”に迷い込んでしまった(「十七時」)。人生のそれぞれの風景を鮮やかに切り取った、私小説の味わいを残す、切なく懐かしい二十四の記憶。

  • 13時,17時,21時,10時の話では子供の頃の気持ちが甦り、
    8時のオオカミ犬の話は「あのオオカミ犬だ!」と嬉しくなり、
    2時のアパートの隣人の話では1人暮らしをした時の思い出が甦り、
    1時,0時の話にはドキッとさせられ、
    15時のネコの話には微笑ましいものがありました。
    1話が短いので、少しずつ読むのにはちょうど良かったです。
    私の人生もこんなふうに時間で描けたら面白いな~と思ったり。
    でも面白い話なんてないんですけどね(苦笑)

  • 一人の人生のなかで、
    ランダムな24時間を、年齢が違った時間での出来事が
    短編になっている
    かわった小説。

    年齢を超えた1時間っていうのは、
    そのとき、そのときで、過ごし方や感じ方が、まるで違うことは
    当たり前なんだけど、そういう見方で読むとおもしろい。

    ただ、あまり深さはないので
    軽く読むのに良いかも。

  • 図書館。
    エッセイかな?どちらかというと私小説な感じ。
    割と面白かったです。

  • あんまり面白くなかったです・・

  • 0時から24時までをアトランダムにその時間その時間を乃南アサの観点で綴っている作品。

    たとえば最初の『23時』
    足を踏み込んだおかまバーがたまたま20年前に訪れたことがある同じバーであったことから、当時の思い出がよみがえる。
    門限が23時ととても厳しい家で、門限に遅れ何度も言い訳を考えこと、たまたま乗ったタクシーの運転手が門限ギリギリを救ってくれたことなどなど・・・

    その時間の思い出が子どもの頃のことだったり、高校生の頃のことだったり、OL時代のことだったりと、短い章立てですぐに読んでしまえた。

  • ◆あらすじ◆
    幼なじみの"よっちゃん"は、会う度に違った。
    私立の詰め襟中学生、暴走族の高校生、恋する浪人生。
    でもその内面はいつも温かで……(「二十二時」)。
    子供の頃、雪の積もった帰り道を歩いた、
    方向感覚を失って、"遠く"という"悲しく寂しい場所"に迷い込んでしまった(「十七時」)
    人生のそれぞれの風景を鮮やかに切り取った、私小説の味わいを残す、切なく懐かしい二十四の記憶。

  • 短編小説と思って読み始めたら、あれっ?これ作者の話だ、と。それぞれの時間にちなんだ話は短すぎて、実際の話ゆえに盛り上がりがない。

  • 短編小説かと思いきや、私小説風味の日記です。
    ちぇ。

  • まあまあ。
    面白かった。

全30件中 1 - 25件を表示

二十四時間 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

二十四時間 (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

二十四時間 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

二十四時間 (新潮文庫)はこんな本です

二十四時間 (新潮文庫)のKindle版

ツイートする