最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2015年9月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425542

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最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う…。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!

  • 短編集。オチや話の流れが無理矢理だと感じる話もあったが、おおむね面白かった。「薬缶」が良かった。

  • 短編傑作集なのに濃い。普通の人とはなんと恐ろしいものかと繰り返し思わせといて、ホンワカする話を挟んでくる絶妙さ。楽しませていただきました。

  • 同じ短編集でも、乃南アサさんのは濃厚。
    読み応えがある。
    これは、過去の作品から恋愛ミステリーを集めた短編集。
    ほとんどの作品、読んでるはずなのに
    「はなの便り」を読んで、初めて
    あ!これ、読んだことある!!と気づく。
    これは、特に印象に残ってた。
    だって乃南アサさんだもの、いったい、この先に
    何が起きるのか!!!
    その結末のすごさったら。
    だから「はなの便り」なのだ。

    あとは、ほとんど覚えていなくて、あらたな印象で感動もらって読めたので
    すごく良かった。

    乃南アサ恋愛ミステリーは、視点が違うからね。
    え~~~!!!そ、そこいくんだ!!!って感じ。

  • 最初の話以外どれもすでに読んだことがあったのでそこは残念でした。
    ただ再読しても文章が読みやすくて展開もぞっとさせるものばかりなので数回読んでも楽しめると思います。人に薦めやすい小説だと思いました。

  • あらすじ(背表紙より)
    色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった…。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う…。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!

  • 大阪まで追いかける話が面白かった。
    洗面所に「元彼」のものが残っている件など、予想できてしまった展開だけど、最初のお寿司屋さんの件が最後への伏線になっていたとは。
    その他も殆どが面白かった。
    サスペンスの部分で読み疲れてしまいがちだけど、こういう短編集なら最後まで楽しめる。
    ーーー
    色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった……。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は、夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う……。サスペンス・ミステリーの名手による短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!

  • 11編の短編集が収録。どの作品も、最後の最後でゾッとさせられる作品ばかり。しかし、なかにはゾッとではなく、ホッとさせられる作品も。さあ、どの作品か?
    この緩急が、短編ならではの乃南作品の味かと。

  • 久々に乃南アサさんの作品を読みました。
    短編集なので読みやすかったのですが、「青空」を除いては恋愛をテーマに結構コワイ内面が書かれています。
    嫉妬とか思い込みとか。

  • 平成28年11月16日読了

  • (収録作品)くらわんか/祝辞/留守番電話/青空/はなの便り/薬缶/髪/おし津提灯/枕香/ハイビスカスの森/最後の花束

  • 妬み、嫉みという単語がしっくり来る話を集めた短編集。
    後味悪い結末、バッドエンドな話がほとんどだけど「はなの便り」「ハイビスカスの森」はハッピーエンドだった(=´∀`)!
    まぁどちらともサスペンス調の話である事には違いないんですが…w

    普通の日常から一転、みたいな描き方も好きだし巧いと思うんですが、続けて読むと同じような話が続く感があり少し食傷気味に(^^;;
    少しづつ読めばいいんだけど、ついつい一気に読んじゃったよ(苦笑)

    「最後の花束」を最初に読んだ時はそんなに共感しなかったんだけど、16才の僕の絵梨佳への気持ちが切ない。
    てっきり婚約者が僕かと思ったよ…

  • 面白かったのだが、ほぼすべての話が既読だった。他の短編集で読んだのだろうか。

  • ゾクゾクゾク・・・久々の乃南アサ。
    女の妬み・情年を描かせたらやはり天下一品だ。様々な女性の「復讐」を見る。この短編集で唯一幕切れが明るいのは『ハイビスカスの森』か。あとの作品は怖い。

  • 乃南さんのサスペンス短編傑作集。サスペンスというか、怖い女の犯罪小説というか。。読んだものも何編かありましたが面白く読めました。なにか読みたいけど時間がない。。というときに最適。どの短編にも複雑な心を持った女性が出てくる。特に「おし津提灯」の主人の妻は怖い。明るく無邪気に夫を誘惑してくる女性に接してたのに本心は違った。「最後の花束」は全く想像しないラストで面白かった。

  • こんなやついるの、というくらい性格の悪い女が次から次へとでてきてちょっと食傷ぎみになる

  • 短編傑作集だったので、読んだことがあったものもありましたが、それでもやっぱりゾっとする結末揃いで楽しめました。
    集められた作品の流れから、だいたいの話の結末は予想がつくのですが、女性の恐ろしさがとてもうまく描かれていると思います。
    短編集なのに、もっと次の話も読みたい!と、結局一晩で一気に読んでしまいました。

  • 突然、連絡の取れなくなった愛人と大阪での再会を果たしたホステス嬢の季莉。
    関係を復活させた彼女は、手料理で彼をもてなすが、彼女にはある計画があった。(「くらわんか」より)
    ミステリーの名手、乃南アサの短編から精選された11編を収録した短編集。

    2016年1月24日、読了。
    収録された短編はどれも逸品ばかりで、さすが乃南さん、の一言です。
    どちらかというと、後味の悪いイヤミス系が多いのですが、女性の持つ怖さをしっかり切り取った物語ばかりで、ググッと引き込まれてしまいます。
    第一弾、ということは、短編集として続いていくのかな?とても楽しみです。

  • 出てくる女がみんな怖すぎる、乃南先生、やりすぎです。

  • キレのある文章で、読みふけってしまった。それにしても、女は怖い。

  • +++
    色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった……。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う……。サスペンス・ミステリーの名手の短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!
    +++

    恋に落ちると多かれ少なかれ狂気に陥るのが女というものかもしれない、とは思う。だが、ここに集められた女たちの狂気は、常識の範疇に納まらない、少々度を越した狂気ではある。深く深く潜航し、静かに力を蓄えて長い時を過ごし、ふとした些細なきっかけで表面に吹き出すような狂気である。それまでが静かであればあるほど、その怖さは男を奮いあがらせる。ある意味胸がすくこともあり、女の側を応援したくなることもあるが、それはわたしが女だからかもしれない。男性と女性で違う怖さを感じる一冊かもしれないとも思う。

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最後の花束: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)の作品紹介

色恋をめぐる狂気は、その女たちを少しずつ蝕み、少しずつ壊していった……。ある女は大阪に引っ越してまで愛人を追いかけ、またある女は親友の婚約者を欲しがる。職人の夫の浮気を疑った妻は夫の作る提灯に火を仕込み、OLは見る間に垢抜けた同僚への嫉妬に狂う……。サスペンス・ミステリーの名手の短編を、単行本未収録作品を加えて精選したベスト・オブ・ベスト第一弾!

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