岬にて: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2016年2月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425559

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岬にて: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 短編傑作選。
    表題作であり文庫本初収録の”岬にて”他、13編。

    一番好みなのは”岬にて”
    背筋がぞわりとするような作品もあったり。
    ”愛情弁当”はぞわりを通り越して、本を閉じたくなってしまいました。

    好みの作品と、そうではない作品が入り混じっていて、★3つになりました。

  • かつての恋人の故郷でその不在を想うキャリア・ウーマン。寒い土地への転居を境に狂い出す「じゃぱゆきさん」。整形して若い男と結婚し、離別した娘を従妹として引き取ろうとする母。夫の子を産むと決めた女のもとを訪ねる妻。次々と夫が死ぬ魔性の女。彼女たちはさまざまに熟れていく。女性の心理描写が際立つ短編を精選し、単行本未収録作品を追加したベスト・オブ・ベスト第二弾。

  • 前作より、希望が持てる終わり方の話が多かったように思う。
    解説は長く感じましたw
    本人も長さを持て余して、登場人物の名前まで分析した感がある(笑)
    でも、短編集の傾向を聞いて、いつか読みたいなと思った。

  • 2017年9月20日読了。乃南アサの短編セレクション。ミステリー的・どんでん返しな話もあるが、それよりも各話の登場人物たる中年女性たちが過ぎてしまって取り返せない時間にふとしたきっかけで愕然とし、戻るべき場所を見つけたり狂ってしまったりする様子はぞっとするというか他人事ではないというか、それぞれ「所詮フィクションだからね」で済ませられないリアリティを感じる…。能の面や焼き物、地方都市の衰退など十分長編になりそうなネタが惜しげもなく短編に投入されていてなんとも贅沢。女性の方が男性よりも濃密な人生を生きる、ものなのかねえ。

  • 短編集で、どの話も最後にちょっとしたサプライズが。
    でも、オチが読めたり、「それはちょっと無理があるかな?」とか「新潟ディスってんの?」とか、個人的にはイマイチイマニイマサン…。
    『微笑む女』は最後明るくて、北海道のキレイな景色と相まって良かった。

  • 女性が主人公のものばかり集めた短編集。
    どれを読んでも読後感がいまいち良くない。
    それはきっと人間の持っている嫌な部分をちゃんと書いてあるからであって、リアルだからなんだと思う。描写力はやはりすごい。
    だからと言って、好きにはなれない。

  • 14の短編が収録。しかし、すべてがミステリー作品ではない。ホッコリするものあり、旅ものあり、ゾッとするものあり、一編一編の雰囲気がガラッと変わり、ついつい次々と読み進んでしまう1冊。
    長編とはまた違った魅力を感じる乃南アサ短編。

  • 選ばれた14篇からなる短編集。トラベルもの,職人もの,何気ない家族の不気味サを描いたもの…,分類するとこんな感じかなあ。繊細な女性の心情を描かせるとさすがの作者さん。男の僕には「?}のものも。ミステリー色は薄くコワサも少ないので,そちらを期待する人には向かないかもです。

  • 2016.5.26予約

  • 面白かったです。乃南さんってミステリーのイメージが強いんですが、文芸作品も素晴らしいです。年頃の娘から「別れた人が今どうしてるかと考えることある??」と聞かれたことがきっかけで、若いころ別れた恋人の故郷を訪ねてしまう「岬にて」や自分の気に入る能面を彫ってもらうまで妥協しない日本舞踊家と能面師の芸術への緊張感が書かれた「泥眼」、夫の不倫相手の親の人柄に頑なになっていた心がほどけていく「微笑む女」など、心に染み入る作品がたくさんありました。昔は乃南さんのミステリーばかりに目がいってたけど年を取ったのかな(笑)

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岬にて: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)の作品紹介

かつての恋人の故郷でその不在を想うキャリア・ウーマン。寒い土地への転居を境に狂い出す「じゃぱゆきさん」。整形して若い男と結婚し、離別した娘を従妹として引き取ろうとする母。夫の子を産むと決めた女のを尋ねる女。次々と夫が死ぬ魔性の女。彼女たちはさまざまに熟れていく。女性の心理描写の名手による短編を精選し、単行本未収録作品を追加したベスト・オブ・ベスト第二弾。

岬にて: 乃南アサ短編傑作選 (新潮文庫)はこんな本です

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