闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相 (新潮文庫)

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著者 : 一橋文哉
  • 新潮社 (2000年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (469ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101426211

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闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • なるほど、こういう事件だったんですね。「レディジョーカー」と「罪の声」を読んでいたことが、だいぶ理解の助けになりました。筆者は殆ど正解に肉薄していたと思われるけど、それを断定するためにはあまりにも闇が深すぎたんですね。事件系のノンフを読んでいて、いつももどかしく思えてしまうところです。グリコ森永事件をリアルタイムに、しかもまさに消費者たる子供として過ごした身としては、その影響力がいかに強かったかを、ある程度身を持って体験しています。結構な長期間、周りからの勧めとかもあって、同社の製品は口にできなかったと記憶しています。まさか迷宮入りするとは思ってなかったよな~。

  • 『おそらく、ボスの名前は永久にわからないでしょう。
    もし、あなたがその正体を知ったら、驚くはずですよ。』

    大きなお金が動いたであろう事件って、必ず政治家が絡むんですね。

  • 読了。
    "真相"という割に曖昧模糊としたラストでフラストレーションが溜まる…。
    結局真実は分からないのだが、此処に在る話が本当なら、国松長官狙撃事件と同様、公安が現場を事件解決と違う意図で振り回して、真相を遠ざけたということ…?
    ただ、著者の"途中リーダー交代+目的変更"説は面白い解釈だと思った。

  • 事件の数々の現場が自分の地元なので
    かなり楽しく読めました。

  • 途中であきた

  • 子どもの頃に、キャラメルが食えなくなったり、シチューが食えなくなった時期があって。「キツネ目の男」なんてのが意味もわからず、子どもの間で流行ったりもして。
    いい年齢になったので、どんな事件だったのか興味を持ち、本書を手にとった。

    いや〜、犯人の犯行声明ったら面白すぎ。
    愉快痛快だが、その背景に流れるものはなんだか暗い。
    「どくいり きけん たべたら しぬで」
    ……端的な警告だが、ゾッとするではないか。

  • 事件自体に興味があるので、楽しんで読めた。ただどうしても未解決事件ということで、すっとしない感が…。あたりまえだが。
    資料編も豊富というか、脅迫状を改めて読んだが、実に興味深い。やはり犯人は、捕まえられない理由のある組織かなにかと関係しているのだろうか。
    そういえば今日は、時効日だ。

  • みんな大好きグリ森事件モノ。イトマン事件との絡みが秀逸。いちいち深く詰める前に場面はぽんぽん飛ぶので始 めは面食らうものの、面白くお奨め。考察は全体に浅く、インタビューが下手そう。文はうまい。

  • 「怪人21面相」ときつね目の男のモンタージュで有名なグリコ・森永事件。三億円事件と同様に、これも昭和史に残る大事件のひとつだ。とはいうものの、やはり事件発生は子供のころということもあり、この典型的な劇場型犯罪はどういったものだったのかを知りたいと思い本を読んでみた。最終時効を迎えてしまった犯罪なので、だれも最終的な真相には至れないが、どんな事件だったのかを改めて読む際には十分その期待にこたえてくれる本だと思う。

  • ハンドル名の通り。

    先日もNHK特集がありましたが、これが一番でしょう。
    週刊現代も連載しています。
    犯罪をやるのなら、彼ら以上じゃないとかっこ良くないですね。

    女、子供、障がい者、犯罪とは対局にある人間をあえて登場させて
    捜査を攪乱させている。
    踊る捜査、マスコミ。

    ある意味、私の英雄でもある。

  • 410142621x  469p 2000・2・1 ?

  • タイトルで「真相」と付ける割には、事件を時系列にまとめてあるとしか思えない。

  • 【No.135】1984年〜85年に世を騒がせたグリコ・森永事件が、どんな事件だったかがよくわかった。


  • 犯人は誰だ?
    未解決事件で一番気になるのがこの事件。
    どんな小説よりも実際に起こったこの時間は興味深いです。
    子供の頃、好きだったハート型のキャンディが売ってなかったのは、この事件があったからなんだなぁと分かりました。

  • ルポ。
    結局のところ僕ら一般人にはグリコ・森永事件の真相はわからないままなのだろう。読みやすく、興味深い。が、結局イニシャルトークに終始するあたり現実感に欠け、ペケ。

  • 一橋文哉の著書の中で一番のオススメです。
    読めば読むほど闇深い事件でドキドキさせられます。
    セットで当初警察から「キツネ目の男」としてマークされていた宮崎学の著書を読む事を、より楽しめます。

  • この事件当時、僕の親父は氷菓卸しの仕事をしていたらしく小さい頃から聞かされてきた。
    この本を読むと事件の詳細から怪しい背景まで色々分かってしまう。宮崎事件同様事件が「解決」した後でも謎が多くあり後気味の悪い怖さが残る。

  • 時効になり迷宮入りしてしまった同事件について
    著者が自らの足で全国を巡り集めた情報を元に
    事件の全貌に迫った迫真のドキュメンタリー。
    未公開の情報なども含まれているため
    より真相に迫れているのではないかと思う。
    グリコ・森永事件を通して
    普通の人には窺い知れない
    裏の世界・社会の暗部を暴くことに成功しているし
    たぶん僕らが思っているよりも
    日本において裏と表はホントに表裏一体なのかもしれない
    と思わせられる。
    政治家の名前が出てきたり
    国際問題に発展する怖れが出てきたりと
    裏の世界と政治が大きく関わっているところも興味深い。
    著者に犯人を特定する法的権限がないので
    犯人について名言を避けているが
    おそらくこの本の中に出てくるXという組織が
    黒幕だってことなんだろうなぁと思う。
    Xについて詳しく述べてないんだけど
    たぶんあの団体だろうなぁ
    というのはその存在を知っている人が読めば
    思い当たるように書かれている。
    僕らの世代だと小さいときに
    テレビでキツネ目の男の似顔絵をテレビで見たとか
    グリコに毒が入ったらしいって話を聞いたとか
    その程度の記憶しかないんだけど
    事件について詳しく知ると
    他に類を見ない大型犯罪で
    突飛な手口を使った知的な犯罪であり
    その後の様々な事件に影響を与えているのが分かる。
    劇場犯罪と呼ばれたように
    犯人は手紙を使って
    警察を挑発するような発言を繰り返したり
    週刊誌などの問いかけに答えたりしていて
    国民総探偵化なんて呼ばれたりしたらしいんだけど
    それくらい興味を引く事件であり
    不謹慎な言い方をしてしまうなら
    推理小説を見ているような感覚を覚えてしまう。
    現実は小説よりも奇なり。
    まさにこの一言につきる。

  • 刑事学の先生が、オススメされてたから読んでみました。未解決の事件を追ってスゴロクのあがりの一個前まできている状態。世の中には解明しちゃいけないコトって、たくさんあるのです。

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闇に消えた怪人―グリコ・森永事件の真相 (新潮文庫)の作品紹介

平成12年2月13日、最終時効成立!江崎グリコ社長誘拐事件に端を発した、一連のグリコ・森永事件。発生から16年、ついに最後の時効がやってきた。捜査線上に浮かんでは消えていった、元警察官、韓国コネクション…、そしてキツネ目の男。「かい人21面相」の正体は?完全犯罪への道のりは?文庫化にあたり「時効に捧ぐ」を新たに収録。大幅加筆、新事実満載の増補決定版。

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