櫻画報大全

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101427010

感想・レビュー・書評

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  • ジョーキョーをこうも見れると目から鱗が三千枚。
    ゲンペーちゃんノッてるね!
    馬鹿馬鹿しくも真摯に楽しむということを教えてもらいました。
    師匠です。

  • 赤瀬川源平の反骨心がよく表れています。

  • シニシズム(皮肉)が健全であった時代。日本のモンティ・パイソンと呼んでもいいような前衛芸術。権威は笑え、政治は地面に引きづりおろせ。馬と鹿こそが庶民。庶民は暴れることと笑うことが大好きなのだ。運動も争議も葬儀もみんなお祭りである。アカイこともひとつのお祭りである時代があった。今は右マガリがひとつのお祭りである。どうせすぐに飽きるにしても、右マガリはひねりがなくてつまらない。本当に馬と鹿の区別がつかない奴ばらばかりである。

  • こんな時代だからこういう手法が生きてくるのに。忘れられている本。読め。

著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻(★正字)克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。著書に『自分の謎(★正字)』『四角形の歴史』『新解さんの謎(★謎)』『超芸術トマソン』『ゼロ発信』『老人力』『赤瀬川原平の日本美術観察隊』『名画読本〈日本画編〉どう味わうか』。また、山下裕二氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術観光団』『京都、オトナの修学旅行』などがある。2014年逝去。

「2022年 『ふしぎなお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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