光射す海 (新潮文庫)

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著者 : 鈴木光司
  • 新潮社 (1996年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101438122

光射す海 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • この作者はちゃんと科学的根拠に基づいた話を書くので好きです。

  • ハンティントン舞踏病の怖さがすごく伝わってきた、自分がもしなったら、どういう道を選ぶか、考えさせられる

  • 読みやすかったです。
    海の描写がすごく上手く、想像しやすいです。
    失礼な話ですが書くのが上手なんでしょうね、内容も面白いのですがしかし少し尻すぼみ感が否めない感じ。

  • 内容は…全体的にはなかなか面白かったんだけど、マグロ船の細かいクダリっているのかな?
    最初のサスペンス的なノリで話が展開されたらもっともっと面白かったと思うんだけど…。

    唯一魅力を感じた健史の活躍も尻切れトンボで残念。

    しかしなんだか良くわからないけどすぐ読めた。
    決してページが少ないとか文字が大きいとかではない。
    それなのに読みやすいのは魅力かな。

  • もしも6年間の間、治療法不明の、遺伝的な病気にかかるかもしれないという恐怖にさらされたら、人はどうなってしまうだろうか・・・。

    私ならおそらく、自殺をしてしまうと思う。
    その病気にかかる確率は2分の1。しかも30台後半にならないと発病するかどうか分からない。そんな絶望を抱えて、とてもではないが生きていけない。
    発病してすぐに死ぬような病気ならまだいいけど、ここで扱われている病気は、段々苦しみ、可笑しくなり、最後には介護を必要とし、死んでいく。
    そんなのは耐えられない。

    人はもしこういう状況に対面したら、この本の主人公のようになるか、すぐに自殺してしまうかのどちらかになると思う。

    彼女の精神的な病が、これから段々良くなる事を祈って。
    そして望月副院長の家庭がこれからどうなっていくのか、そこも気になるところ。

  • 医学ネタが入ってきた所で醒めてしまった。
    楽園はない、といいながら、ご都合主義の救済が用意される。

  • 単純に最後に本題と紐づく構成が好き。
    内容的に止まらず読みたくなる感じでは無いが、『ハンティントン舞踏病』という特殊な精神病と『マグロ漁船からの漂流』といった非日常が題材なため、その点は好奇心はそそられはする。

  • 妊娠をしながらも入水自殺を図り記憶喪失となってしまった女性の謎をめぐる小説。

    登場人物それぞれが過去や今現在何かしらの問題を抱えているのですが、記憶喪失となった女性の問題はともかく、他の登場人物の問題がなんだか宙ぶらりんで終ってしまったような感じで少しモヤモヤしてしまいました。

    展開は終盤が少し強引な印象。主人公の思考を変えさせるために無理やり事件を起こした感じがしてしまいました。

    良かったのは精神科医のパートと、マグロ船の漁師のパートと二つのパートで話が展開するのですが、マグロ船のパートが迫力十分!マグロ漁の様子や、マグロ船の船長の過去の話、そして主人公が味わう苦難の様子も真に迫っている感じがして印象的でした。

  • 『ループ』を読んで著者の想像力に惹かれ購入。
    この作品もそこそこ面白いが、『リング』シリーズを超えるほどではない。

  • あれ?

    内容わすれちゃった。

    もっかい読まなきゃ。

  • リングなどとは違ってオカルトな感じはなく、ミステリーでもあり恋愛小説でもあると思います。
    海での恐怖の細かい心理描写はさすがです。
    関係なさそうな出来事がつながっていき、最後に謎が解けるというすっきりする一冊です。

  • 洋一の極限状態からの心境の変化が興味深い。さゆりとのこれからはどうなるのだろうか。ハンティントン舞踏病、恐ろしいです…

  •  精神病院に運び込まれた自殺未遂をした女性。記憶がないのか自分のことを語らず、呼びかけに対する反応もない。彼女はなぜ自殺を図ったのか。
     その謎が少しずつ明らかになっていくという話で、観察者の精神科医の他、女性に惹かれる同じ病院の患者、女性の過去にかかわる青年、彼の乗るマグロ漁船の乗船員などが出てきて、それぞれが持つ生きることについての悩みがたくさん語られます。
     生きていこうとする力とそれを支えるものが人には絶対必要で、自分を支えるものが何なのか普段意識しなくても生きていけるというのは幸運なことなのだと感じました。

     でも私には色々もりだくさん過ぎて消化しきれなかったというのが正直なところ。精神科医にまでエピソード盛り込まなくてもよかったのに。あと、どの登場人物もいまいち魅力に欠けるような。

  • 感情移入出来るほどに人物に魅力がない。読後感は「へぇ〜」。

  • はじめはそうでもなかったんだけど、読み続けていくほど、面白くなってきます。

  • 図書館で借りた本
    とてもおもしろかった。
    一番最後が、救いの無い終わり方で、今からまた続くんだ・・・
    というものがあって余韻に浸れる本です。

  • 『さぶ』と同時期に。
    こちらも
    「起こってしまった、納得のいかない現状」
    にどう向かい合うかを考えさせられた一冊。

  • 7.28.09読了。抜群に良かった!さゆりの父親がハンティング舞踊病で自殺した、そして半分半分の確率で子孫に遺伝する。その病気にかかるまで、かかるかどうかはわからない。その恐怖にさゆりは6年も悩まされる。砂子健史は自殺未遂を起こして精神神経科松居病院に入院する。そこで見かけたさゆりに恋をする。さゆりは入水自殺をはかりこの病院に入院するが何もしゃべらないから、彼女の名前さえ誰もわからない状態だった、わかっていることは彼女が妊娠している事。健史は退院後さゆりに関して調査をはじめ、元恋人の洋一がさゆりの病気に関係するのではないかと思う。洋一はさゆりとの関係に疲れてマグロ漁業に出る。なんやかんやあって、さゆりと洋一はめでたしめでたしになる。

  • 入水自殺を図り記憶を失った女性と、遠洋マグロ漁船に乗る恋人。女性を追いつめたモノは何か・・・。決められた運命を背負うことの重さ、生死と愛を問うミステリ。この思い話に付けられた、この題名にすくいを感じた。

  • これがあの「リング」や「らせん」の作者の本?と驚いた。すごく面白い。

  • リングで一躍有名になった鈴木氏の作品の中でも特に好きな一冊。本格的なミステリーとは違うけど、生きることに対しての前向きさが好きです。

  • 確か鈴木光司さんは、子供が小さい頃奥さんが外で働いて、ご自身が子供の世話をしていたと何かで読んだ事があったが、確かに、自分の手で子供の面倒を見ていた人ならではだろうと思わせる文章が幾つかあった。
    登場人物が海で漂流する場面があるのだが、なぜか椎名誠さんの小説を連想した。『水域』からだろうか。そうしたら、解説が椎名誠さんで、これだけでも得した気分。
    小説自体は、特にハラハラドキドキする事もなく、淡々と読んだ。
    裏表紙に「新しいミステリー」とあったが、これはミステリーなのかなあ?(2003.7.21)

  • リングからは想像できなかった話だけど、感動した。

  • 夢破れたらマグロ船に乗ろう。海行かば水漬く屍となるか、自分を取り戻せるか、どちらかだ。
    (あまり本の内容は覚えていない。たぶんこんな感じ。)

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