夜は満ちる (新潮文庫)

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著者 : 小池真理子
  • 新潮社 (2007年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101440224

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夜は満ちる (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 短編恐怖小説6話。
    やまざくら
    縁えにし
    坂の上の家
    イツカ逢エル
    蛍の場所
    康平の背中

    蛍の場所は恐い。
    結末の理由が分からない。
    著者がなぜこういう小説を書くのかが分からない。
    恐すぎて,読み切るのに3日かかりました。
    次の話が読めない。

  • 7つの幻想的ホラー物語。
    『やまざくら』は、この間読んだ『桜の首飾り』-千早茜の本の桜をテーマにした物語にも、共通するような部分があった。

    時間の違和感、現実と夢の境界線が、どこまで、現実なのかと、思うような戦慄の波。
    女の感情を、幻のように、書き現しているが、私には、「この愛と享楽の恐怖をつづった物語の宝箱」と、書かれて帯に、賛同出来なかった。

  • 小池作品は短編いくつかと、あの「恋」しか読んでいないので、
    久しぶり。
    不思議な、ややホラーテイストだが、深夜にテレ東あたりの単発ドラマでやりそうな雰囲気。
    一番最初の「やまざくら」がちょっと好きな感じ。

  • しっとりとしたほんの少し官能的なファンタジー。若干ホラー寄り。
    しつこくなく読みやすい。
    ただ、オチが難解というか、どう解釈していいのか分からない作品がある。
    「夜は満ちる」が一番好き。人間らしくて愛に溢れてて。

  • 濃いい。面白かった。

  • 幻想的で官能的な作品が詰っていた。
    時折、ゾクっとするような瞬間もあり、とても怖くなるわけではないけれど、ほんのりと恐怖が迫ってくる感じだった。

  • ゾクっとして、でもエロチック。小池真理子女史らしいミステリ。最初の「やまざくら」が特にいい。

  • ホラーテイストな短編集。小池真理子のこういうの久しぶりで嬉しい。もっとブラックでも良いくらい!ある程度結末を予想できるのだけど、そこへ行き着くまでにゾクゾクする。


  • 幻想と現実が混じり合ったような話の中に恐怖を感じる短編集。7つの物語があります。
    わりと一気に読に終えましたが、極上という程では無いかと・・
    いろんな感情(妬み、憎しみ、等)が渦巻いて、その感情にあたったような気分です。
    個人的には 始めの「やまざくら」と「康平の背中」が好きです。後は・・・
    小池真理子らしい作品かな。 

  • 真理子さんの短編は、どうも苦手だ・・・。これはホラーの短編集。どの物語も死が隣り合わせという共通点がある。<br>
    最後の「康平の背中」という話が、とても怖かった。<br>
    でもメモしておかないと、読んだ事も忘れてしまいそう。

  • サスペンスや恋愛小説も書く作家の為か、ホラーとはいえただ怖いだけの作品ではありませんでした。
    勿論、怖いです。ただ、じわじわとやってくる怖さあり、愛憎あり、現実と夢の交錯がありと、色々な面で楽しめる作品だったと思います。正直、その重なりで気持ち悪ささえありました(きっとそれがいちばんの狙いでは、とも思います)。

    この世の中で最も恐ろしいのは、霊でもお化けでも妖怪でもなく、人間なんだと改めて感じました。

    最近は恋愛小説の目立つ作者ではありますが、初期の頃のサスペンス等も好きな方にはオススメ(ホラーが苦手ではない、という前提つきですが)ではないかと思います。

    (2005年4月30日)

  • 「姉さん待ってました」と思わず声をかけたくなってしまう 小池女史のホラーです。小池先生のホラーは「墓を見下ろす家」からはまっていたのですが、最近とんとご無沙汰でした(わたくしが知らなかっただけかも知れませんが)不倫モノホラーとでも呼ばせて頂きましょうか..官能抜きでさっぱりゾクッ系ホラーです。素直に面白かったです。

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