紅い陽炎 (新潮文庫)

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著者 : 夏樹静子
  • 新潮社 (1986年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101443010

紅い陽炎 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • ものの本によると、犯人がわからなくて見つける事件物をミステリ、犯人が解っていて色いろあるのがサスペンスらしい。本作はミステリにあたる。

    中学くらいの時に、読みやすいから好んで読んでいたジャンルであるが、この歳になると単純すぎる感が有る。本作では数人の登場人物すべてを怪しませるために、ことごとく嫌な性格に設定されているのがポイントで、それ以上の部分がない。犯人の意外性は、途中で出てくる小道具に、作者があまりにも言及するのでわかってしまう。

    また、サブテーマとしてあるクレジットカードの危険性についてはネタバレになるからやめとこ。ちょっとそりゃ煽りすぎてはありませんか?というところだが、1980年代の初頭の作なのね。納得。

    しかしなあ、最後の決め手が「ノーブラ」ってなあ。その他も女性的な小道具満載で、調査もいろいろされているところは好感がもてるが、オチとして持ってくるのはどうかと思いましたね。

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