風は山河より〈第2巻〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101444529

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  • 早くも清康が…。苦手な室町時代なのでさすがにゴチャゴチャして来たが、まだまだグイグイ読める。さて、元服した四郎の今後はいかに⁉

  • 野田菅沼家では、新八郎定則が名を嫡子の定村(さだすえ)に継がせ、不春と号するようになる。岡崎松平家では清康が横死し、広忠がその跡を継ぐ。
    「月に盈ち欠けはあるが、やはり月はあれだと指さねばならぬ」菅沼家が、苦難のさなかにある岡崎松平への義を貫くことを決める場面は、抑えた筆致が続くだけに、一幅の絵のように美しく浮き上がってみえる。

  • 16

  • 尾張は利の国、三河は情の国と筆者は言う。三河松平家の武士たちは屈強さを持っているが、松平広忠は織田信秀に勝てない。父清康の死から生じた情の縺れをほどけないまま、西三河の地は信秀に蹂躙されていく。
    家康の父広忠はそういう情けない存在で、その情けなさと家康を対比させるのが従来の歴史家だったが、宮城谷はそれは山河の所以だと言う。物語はまだ、家康が産まれたところ。そんな情けない広忠にも忠臣達がいて、彼らあってこそ松平家は次へ続いていく。織田と今川に挟まれて苦悶する三河をどう描くか、引き続き楽しみ。

  • 9784101444529 320p 2009・11・1

  • 松平清康遭難して混乱する三河。

  • 徳川家に関わる菅沼氏を主人公にした歴史物語の二巻目。
    でも、この巻は松平本家(徳川家)についての話だった。

    傑物清康の突然の死によって松平本家に押し寄せる艱難辛苦。
    織田信秀(信長の父)の侵略や叔父信定による嫡男広忠の圧迫。
    広忠の放浪。
    そして、本拠、岡崎城の奪還。
    うん。こういう人物って、すごく著者の好みの人だな。
    中国の晋の文候(重耳)を真っ先に取り上げた著者らしい。
    著者はこういう困難を乗り越えて後に(もしくは子孫が)成功するタイプの人物を繰り返し描いてきたように思う。

    そのぶん、今巻は菅沼氏についてはほとんど事蹟がない。
    このまま代替わりしてしまいそうで、ちょっと残念な気がする。
    それとも、次巻でまだ新八郎(不春)の活躍はあるのかな?

    だんだん、歴史で名の知れた人物達の時代に入っていく。
    これからの展開も期待したい。

  • 美しい家康のおじいちゃんがいきなり死亡。
    松平家受難の日々のはじまりです。

  •  2010年2月9日購入

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著者プロフィール

宮城谷昌光
1945(昭和20)年、愛知県蒲郡市生れ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務のかたわら立原正秋に師事し、創作を始める。91(平成3)年『天空の舟』で新田次郎文学賞、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。94年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞、2000年、第三回司馬遼太郎賞、01年『子産』で吉川英治文学賞、04年菊池寛賞を受賞。同年『宮城谷昌光全集』全21巻(文藝春秋)が完結した。他の著書に『奇貨居くべし』『三国志』『草原の風』『劉邦』『呉越春秋 湖底の城』など多数。

「2022年 『馬上の星 小説・馬援伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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