新三河物語〈下〉 (新潮文庫)

  • 189人登録
  • 3.76評価
    • (16)
    • (30)
    • (14)
    • (6)
    • (2)
  • 15レビュー
著者 : 宮城谷昌光
  • 新潮社 (2011年3月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101444598

新三河物語〈下〉 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 125

  • 978-4-10-144459-8 426p 2011・4・1 ?

  • 歴史小説の第一人者が描く徳川家康に仕えた大久保一門の年代記。大久保彦左衛門の「三河物語」を下敷きにしているが、著者の眼差しは遥かに遠く、歴史とは何か、義とは何か、を問いかける。全編を通して透徹した語り口が印象的であった。

  • 最終巻。大久保家の没落が描かれるが、その段は割とあっさりしている。上巻のころの、家臣のために身体を張る、さっそうとした家康と、この巻の冷徹な天下人としての家康。その変質は、愚直に忠義を貫き続けた大久保家の視点からみるととりわけ寂しく感じられた。

  • 家康は天下人に上り詰めていく。大久保一族と家康配下の武将たちとの争いが描かれている。
    家康をずっと支えてきた大久保一族への仕打ちが非常に哀しい。信康を失った悲しみがあるのかもしれないが。

  • やっと読了。筆者も後書きでかいているが小説ではなく、歴史読み物。。という感じ。

  • 上田攻め、大久保忠世と信康の側近だった平岩親吉、鳥居元忠の対立。酒井忠次の隠棲。家康が心に秘めた信康の死に対する気持ち。大久保忠隣の失脚。大久保彦左衛門の結婚。『三河物語』の執筆。

  • 第一次上田合戦から大阪の陣。

    大久保彦左衛門の進退が爽やかに活写される。

    大久保氏を通じて三河武士を、そして現代人がイメージする武士道を描いているようだ。

    今まで読んだ作者の作品のなかで最も読みやすいんじゃないでしょうか。
    こちらに少し降りてきてくれたようです。

  • 大久保彦左衛門の三河物語からの徳川家康の物語。はじめの頃は家康の波瀾万丈と大久保家の活躍がメインであったが、最終巻のここでは既に家康は秀吉と並びNo2までとなっていく。だんだん戦が減ってきて活躍するのは武将である大久保家の人々から本多正信、土井利勝など知謀の人に移っていく。また家康も昔から支えてきた人たちよりこのような知略のものを重視する。ただ彦左衛門忠教の大久保家の家訓の黙って欲を欲せずの姿はすがすがしい。誰かが言ってましたが、やはり下巻からはなんか、第3者目の語り口になっていますね。話の内容が最後のところで、秀忠、家光まで彦左衛門の三河物語を読みに来るところで終わっているがちょっとほのぼの。

  • 松平徳川家の覇権への道における柱石であった大久保一門の物語。三河物語とは大久保忠教(平助、彦左衛門)が記した記録。宮城谷昌光氏の作品を始めて読みました。個人の精神世界を語るのは司馬遼太郎が上?時代群像としての風景描写は宮城谷さんか?本多、酒井、井伊、榊原、鳥居、土井 家康から秀忠、家光に渡る徳川家の腹心達の群像描写はリアル。長子信康が信長に切腹を命ぜられる経緯を巡り、酒井、大久保一門を晩年の家康が糾弾する。依田信蕃がかなり好意的に描写されてもいる。

全15件中 1 - 10件を表示

宮城谷昌光の作品

新三河物語〈下〉 (新潮文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

新三河物語〈下〉 (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

新三河物語〈下〉 (新潮文庫)のKindle版

新三河物語〈下〉 (新潮文庫)の単行本

ツイートする