しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)

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著者 : 泡坂妻夫
  • 新潮社 (1987年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101445038

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しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 意識的に読書をするようになって、7、8年くらいかな・・・。
    それまでは「読みたい本があれば読む」という感じだったんですけどね。
    ところが、読書の優先順位をあげてみると、読みたい本が次から次へと見つかるようになったんですよ。

    私にいろいろな本を勧めてくれるお仲間さんや読書ブロガーさん。
    そして、今はなんといってもブクログでお知り合いになれたお仲間さんのレビュー。
    みなさんのおかげで楽しいブックライフをすごしています。感謝です!

    で、今回は新聞の読書欄で知ったこの本。
    初版が昭和62年ですよ!著者のお名前は見たことがあるという程度の状況です。

    新聞にも帯にも
    「この文庫本で試みた驚くべき企てを、どうか未読の方には明かさないでください」とある。

    気になるでしょ!!

    書店で見つけることができず、それでもやっぱりリアル書店で手に取りたく探しましたが、発見できず。
    結局はアマゾンにて購入。
    私、欲しいとなったら我慢できないタチで。
    つい、ぽちっと・・・。

    なんだかドキドキしながら、秘密を気づかず通り過ぎることがないように、時折読み返しながら読んだんですけど、『企て』に気づけなかった・・・。

    えっ、なんで?

    さらに、あとがきには
    「本書『しあわせの書』には、ある大きな作者のたくらみがかくされていますが、その秘密が何であるかを解説するのはさしひかえたいと思います。・・・・読みおわった人のたのしみをこわさないためにも」

    えっ?
    確認することもできないじゃないのよお・・・。

    あっ
    今、もう一度、ぱらぱらめくっていたら気づいたかも・・・。

    おやおや
    そういうことなのかしら?
    今さらですけど、星4つに変えちゃおうかな(←げんきん)

    お話は宗教団体の後継者をめぐるあれこれと、
    「しあわせの書」という刊行物に隠された謎。
    現在出版されている本と比較すると、ゆったりした文体とゆるさ。
    今の本って複雑で盛りだくさんなストーリーなんだね。


    あぁ、ブクログのみなさんとリアルにわいわいやれたらなあ・・・と今日ほど思ったことはありません!

    あぁ、しゃべりたい!
    「ねぇ、そういうことだよね」
    「いつ気が付いた?」
    などと笑い合えたら最高なんですけどね・・・。

    レビューを書かなかったら、きっと気づけずに消化不良で終わっていたに違いない。
    レビューを書いて、ごほうびをもらった気分です。

  • 「お願い。未読の人には、絶対に本書のトリックを明かさないで下さい。」(本の帯)

    帯にこんなこと書かれてちゃついつい手に取っちゃうよね。また、最初のページには、

    「読書の幸せのために
    未読の人には「しあわせの書」の秘密を明かさないでください」

    とまで書いている。ここまで押されたらもう読むしかない、という反面(こんなにハードル上げて大丈夫かよ、オイオイ)などとも思ったがね。
    さて、気持ちを胸に読んでみた。

    物語自体はいたってシンプルで、3人の探偵役(ガンジー、美保子、不動丸)が、大きな宗教団体の後継者争いに巻き込まれて、その陰謀を暴く話。どんでん返しもあり、ミステリーとしても充分読める。しかも、そんな暑い本でもなく、また話の展開も早いため一気に読めるだろう。

    が、それよりもやはり驚ろいたのは、この本の秘密である。その秘密というのが、終盤ある人物のセリフによってネタバレされるの。この秘密を知ってから、もう一度パラパラと読み返してみたら、
    おおおおぉぉ!!
    と思わず唸ってしまった。この発想はなかった。こんな細かい神業が出来るなんて...!
    作者の泡坂妻夫は、推理小説家でありながらマジシャンでもある。そんな泡坂だからこそ、こんな遊び心満載のトリックを仕掛けることが出来たのだろう。これは電子書籍じゃ絶対に出来ない、紙の本だからこそ出来るだ。紙の本ならではの良さを存分に発揮している。
    読書した、という感覚よりは、例えば遊園地に行ってアトラクション(とくに絶叫マシン)に乗った感覚に近いかもしれない。心地よい驚きと快感。
    ミステリー好きはもちろん、一風変わった本が読みたい、普段読書はあまりしない、という人にもオススメだ。ちなみに、この本をうまく使えば、友人などにマジックを見せることも可能だろう。読んだ後、きっと読書の誰もが試したくなるはずである。

  • 本と言えばビジネス本・ハウツー本しか読まない夫が、雑誌の切り抜きを持って
    「この本が読みたい」っと珍しくも言った本。

    泡坂妻夫氏の本は若い頃に何冊か読んだ事があるが、この本はまったく知らんかった。
    夫が読み終わった後に読もうと思えば、何日かかるか解らんので、先に読ませて頂いた(3時間で読めた…笑)

    が、泡坂氏の作品にしては…文章的に不可思議な部分が多くスラスラと言葉が流れない。
    新潮文庫から出版されているのに、担当者は何も言わなかったのか?
    「なんでじゃろう?」「おかしいぞ」っと思いつつも最後まで読むと…

    アッと驚く結末があった!

    久しぶりに鳥肌が立った(笑)

    とはいえ、内容で鳥肌が立った訳ではない。
    昔私は、雑誌の編集作業していたことがあるので、その方面で驚いたのである。
    アマチュアマジシャンとして名をはせている泡坂氏らしいトリックであった。

    いや~。泡坂先生。お疲れさまでした。

    思わずそんな言葉が出てしもうた(アハハハハハハ)

    夫がこの本を読み出してから2週間。やっと半分まで読んだようだ。
    スラスラと流れない言葉が収録されているので、手間取っているのか?
    果たして、このトリックに気が付く事が…彼は出来るであろうか?
    (ネット上でこのトリックが解らないっと書いている人も居たからの~)
    とても楽しみである(笑)


    ■ストーリー
    とっても胡散臭い心霊師、及びトリック暴露師のヨギガンジーは…
    ある日ひょんな事から新興宗教2代目選びのお家騒動に巻き込まれる。
    次々と消える信者たち。その行方を探るうちに
    なんと教祖に見込まれ2代目を決める大事な儀式を取り仕切ることになる。
    布教のために作られた本、「しあわせの書」に隠された謎は!?

    内容的にはミステリーの中でも、そんなに特筆する部分はないと思う。
    登場人物もあまり魅力的とは言えんしの~(笑)

    早く読める人なら1時間程度で読破出来る作品なので
    ちょっと別な意味で感動してみたい人にはおススメ。
    特に出張へ行く時なのどに買い
    新幹線の中で読破し
    夜にお姉ちゃんの居る場所で飲む時などに重宝すると思う(アハハハハ)

    マジック商品として買うとこの値段では買えないのでお得です(笑)

  • レビューで散々警告され、冒頭部分でも警戒を新たにしたのに、その詳細は最後までわからなかったなー。不自然には気付いていたのだけれど。
    全く警戒無く読んだら読後「マジか!」って言ってしまうと思う。面白い仕掛けの本だった。

  • 某中古本販売大手のオンラインストアに掲載されている文庫本特集の、極上ミステリー部門から選んだ1冊。
    “この本に隠された秘密”に大いに期待して、読んでみました♪

    全体的に、登場人物の人となりが分かる描写がちょっと少ないかなぁという印象。( ̄ヘ ̄)ゞ
    真相が明かされる場面でも、台詞はおろか、そのときの様子すら書かれてない人もいるし…。
    そういう部分が少し違和感だったんだけど、今になって思えば、それは作者の「ある企み」のための苦労の跡だったのかなと。

    お恥ずかしながら鈍感な私は、この本にかけられた「もう一つのトリック」が、読み終えても分からないままで…。
    むしろ、あの人の正体が!?のところで最大に驚いてしまったもので。笑
    作中で明かされているトリック(『しあわせの書』の素材について)は、ミステリー初心者にはとても推理出来たもんじゃないな、と素直に驚きましたけどね。(^-^;)
    でも肝心の、作品それ自体にかけられたトリックが、どうしても分からない。
    もちろん、本編でちゃんと種明かししてあるんです。でも、「何のこっちゃ?」と思ってて。笑

    ……ようやく分かりました。
    なんだこれ!すごい!!(←遅いよw)
    感動だ!!ヽ(゚∀゚*)ノ
    本ならではのトリックって感じ!
    なるほど、これがこの作品最大のどんでん返しなのかー!!

    …というわけで、分からなかった方のために私からも分かりやすいヒントを一つ☆
    酔狂な作家、いるじゃん!笑

  • この本の感想は難しい〜 「奇術とはまたちがったトリックを仕掛ける」その為に、ここまでやるのか(笑)ビックリ仰天です。ただただ、作者に感心するばかり。
    でも、ガッツリ推理したい人には、すすめられないかな。遊び心を持って読んで欲しい。

  •  新興宗教の後継者問題に関わってしまったヨギガンジー一同が、宗教内部の企みを暴くミステリー小説。

    『東西ミステリーベスト100』である意味とても意味深な紹介をされていた作品で気になっていたのですが、今回ようやく読了しました。

     ミステリーとしては作中にでてくる「しあわせの書」をキーワードに殺人の起こらないミステリーが展開されます。前半は説明的な部分が多く、すこし面白味に欠けるかな、と思いましたが、終盤以降ガンジーが実際に後継者問題に関わって来きたあたりからするする読めました。トリックのアイディアも面白かったです。

     そして最後に明かされる大仕掛け……。これはすごい、というか何というか、確かに驚きでした。作者である泡坂さんにお疲れ様です、と言ってあげたくなること請け合いの作品だと思います(笑)

     どうやらシリーズものの作品みたいなので、前作と次作もまたそのうち手にとってみたいと思います。

  • 内容結構酷評されてるみたいだけどそこまで酷くは無いと思う。
    まぁミステリーとしては凡庸なのかもしれないけど・・・。

    ただトリックはすごいし、面白い試みだと思います。
    結構感動するしサクッと読めるから是非読んでみて!!
    人に勧める時になんと言えばいいのかわからないけどw

    あと、どうせなら完全再現して欲しかったw

  • わぁぁぁぁ!!
    なんだこれ!!
    すげぇ!!
    小説としても面白いけど、ややクセのある文章。しかし、読み進め、最後に明らかになる事実は衝撃!
    こんなことができるのか…。小説の枠組みを外した、これは名作。

  • 本を読んで「ええぇっ!?」と声にだして叫び、思わず立ち上がって部屋をうろうろしたのはこの本だけです。

    怪しいヨガ師ヨギガンジーとこれまた怪しい仲間達が新興宗教団体「惟霊講会」の継承問題に巻き込まれていきます。
    ドタバタ劇であれよあれよというまに渦中にのまれていくのがおもしろおかしく、不穏な気配を漂わせる宗教団体の中でもマイペースなガンジー達が楽しい。

    不可思議な出来事の真相は状況を上手く使ったおもしろいものです。
    しかしなんといっても本書の最大の魅力は最後まで読まないと分からない。
    作者のセンスと努力に感服いたします。

  • 2017.9.27読了。
    友人に勧められて読んだ作品は久々。

    読者の幸せのために
    未読の人に「しあわせの書」の
    秘密を明かさないでください


    そんな文章から始まる物語。
    どんな秘密が?って思いながら読み進めて、ラストまで読んで、拍子抜け。
    どこにどんなトリックが?
    なにが秘密?
    ページを戻ったり進めたりしながら、正直「何が凄いのか」全く分からず。

    なんかがっかりー
    とか思って、ページの戻ったり進んだりを3回したところで、背中に鳥肌がたちました。

    こんな本、読んだことない...
    なんだこれ...

    内容自体は、他にも面白いと思える小説はたくさんあるんだけど、こんな本には出会った事ないし、今後も出会えないんじゃなかろうか。

    いやぁ、びっくりしたわ。

  • 1年以上ぶりに本を読んだ。薄さでとりあえず積読からこれをチョイスしたが、久々に読む本としてはベストチョイスと言えるだろう。
    あっさりしていて、なおかつ衝撃を十二分に受けることができたので気持ちが良い。

  • 何かの本で書名を見かけて、なんとなく気になって古本屋で買った本。表紙を見ると胡散臭さが漂うけど、この値段でならいいかな、と思って。
    値段以上の価値はありました。

    中島らも『ガダラの豚』みたいな、ひと昔前の文体とエセ宗教団体の話。簡単に読めて、ミステリー感もあって楽しい(ただしミステリーだと思って読むと騙された気になる)。終盤のトリックもすごいと思うし、ストーリーもそれ抜きで軽いテンポと進行で面白かったです。

    ネタバレはするな、と本の扉や裏表紙に書いてあって、なんなんだ、と思ったけど220ページまで読んで納得した。感心。すごい!

  • 最初から読者に注意が促されているのだから、さてさて解決される前に解いてやろうではないか!などと思っていたのに、全く分からなかった。

    トリックありきながら、読みやすさも損なわれていないのが素晴らしい。中盤はトリック探しのことを忘れ、普通にストーリーを追ってしまった。

    読書に抵抗が無い方はぜひ手に取っていただきたい一冊。

  • クローズドサークルの巨匠綾辻行人
    が参考にしたというだけあって
    最後のオチは度肝を抜かれました。
    誰もが一から読み直す事になるほどの仕掛けに
    読者を引き込みます

  • 幸福感で満たされる読書体験
     ひょんな事から、宗教団体の信者失踪事件を調査することになったガンジー一行。巨大組織は2代目教祖の後継者選びの真っ最中でもあったが、候補者の1人は読心術の使い手だという…
     最高のイリュージョン。まさに奇術師のみが成せるトリックです。著者の作品を知らない人も、ミステリをあまり読まない人にも手に取って欲しい。しあわせの時間を泡坂さんと共有してみませんか?

  • 帯に「紙の本だからできるトリック!」とあったので何かページや段組みが関係するのかと思ってたのに分からなかった!
    こんなこと、出来るんだなぁ!

  • ※本作に仕掛けられたトリックの内容に直接は言及していませんが、類似のネタが施された他作品に言及しています(作品名には触れていませんが、著者名を挙げています)。ご留意ください。










    ラスト数ページで明かされる、本書に仕掛けられたトリックに、倉阪先生の某作品を思い出しました。っていうか、あの作品を読んでたら、どうしたって思い出ささざるを得ません!(笑)

    このネタで作品を作るとしたら、どうしたって初出の際の枠組みを崩せないから、文庫化やノベルス化は望むべくもなくなります。
    つまり、「文庫化するまで待つ派」にとっては、本作の泡坂作品は良しとしても、某倉坂作品はノベルスでしか読めないから、もどかしいでしょうね。「何で講談社は、いつまで待ってもこの作品、文庫化してくれないんだ?!」って(笑)。

    本筋の事件の内容云々は置いて、どうしても本作に仕掛けられたメタトリックの方に言及してしまいます。

    泡坂先生の本作に傾けた思いと、編集者・校正担当者の方の大変な苦労に敬意を評して、星3つです!!(ミステリ的には星2つの満足度)

    あと1点、気になったこと。
    ヨギガンジーって、もしかして与儀ガンジーなんじゃないかな〜。ガンジー先生の風態が、沖縄にいるオジサンっぽい気がするのよね〜(笑)。


    【内容】
    成長著しい新興宗教の「次期教祖選び」で揺れる教団内で相次ぐ失踪事件。超能力(?)を見込まれて事件を追うヨギガンジーは、やがて「しあわせの書」と呼ばれる布教本と出会う。
    「しあわせの書」に隠された、驚天動地の仕掛けとは?
    果たして、ヨギガンジーは、失踪事件の真相と、本に隠されたトリックを暴くことができるのか?

  • いやあ~そういうことですかあ!

    えと、マジックされる方もいらっしゃると思うので、
    (その世界ではそれなりにメジャーなものらしいので)
    言えないのが残念なんですが、こういうものがあるんですね~
    世の中広いわあ。

    作品そのものがソレってのが、お見事。

    作家さんってこういう文の体裁みたいなのに拘るのが
    楽しいんですかねえ。京極夏彦なんかもこの口ですかあ。

  • 堤幸彦監督の「トリック」の元ネタなんではないでしょうか。でも私はこの本もドラマ「トリック」も好きです。予備知識なしに読みはじめましたが、ストーリーと仕掛けられたトリックとそして登場キャラも魅力的でした。是非、前作「ヨギガンジーの妖術」の復刻を願います!

  • やべーこれ!
    全力・渾身の遊び心に★5つ!
    こんな楽しい驚きをもらえるなんて本が好きでよかった!という感動に★5つ!(笑)

  • しあわせの書、というとある新興宗教の本を巡る物語。ラストに明かされる衝撃の真実。
    こ、これは……
    変態だ!この作り込みは……変態だー!
    いやー、なんていうか、すごかった……。
    なるほど、人に貸したくなる本だ。にやにやしながら

  • 本に隠されたトリック…
    そう謳われていた作品だったのでずっと探していたけど、偶然古本屋で見つけたので即買い。
    いやー…もう本当凄いわ。
    作文くらいしか書いたことないわってトーシローでもこの凄さは分かるだろうから言わずもがな。
    作品としても面白かった気がする

  • 3冊目を先に読んでしまっていたのですが、まさかの2冊目がブクオフにあったなんて!!1
    この本を手放す人が居たのですね
    もう最初の「この本の秘密を未読の人には云々」でwkwkが止まらない止まらない
    読んで行けばフラグもちゃんと回収できるし、トリックも予想できるのです
    けどけど、「しあわせの書」の秘密に気付いたらもうもう!
    御大を思い出してしまったのですけど、30年前にこの本が出ていたなんて、やっぱり見つけられてラッキーだったのですよね
    この本を友達に勧めるべきか。それとも自分が先生になってしまうか。
    これを読んだ人は迷うのでは?と思うのですけど、きっとやっぱり勧めてしまうのですよね

  • ことない。ある一点を楽しむ為だけに作られた作品。その一点の為だけに読む価値がある素晴らしい遊び心の詰まったギミック。

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しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)の作品紹介

二代目教祖の継承問題で揺れる巨大な宗教団体"惟霊講会"。超能力を見込まれて信者の失踪事件を追うヨギガンジーは、布教のための小冊子「しあわせの書」に出会った。41字詰15行組みの何の変哲もない文庫サイズのその本には、実はある者の怪しげな企みが隠されていたのだ-。マジシャンでもある著者が、この文庫本で試みた驚くべき企てを、どうか未読の方には明かさないでください。

しあわせの書―迷探偵ヨギガンジーの心霊術 (新潮文庫)はこんな本です

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