鬼九郎鬼草子: 舫鬼九郎第二部 (新潮文庫 た 55-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101447124

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  • 舫鬼九郎シリーズ、2作目。
    前作で逃がした根来忍者の頭領、左甚五郎を追って、鬼九郎たちが会津へ向かう。

    今回の相手は忍者といっても、傀儡衆。剣での戦いよりも、傀儡衆ならではといった忍び技が次々と繰り出され、それとどう対決するかが見物。甚五郎の真の狙いは何なのか、最後の解決の仕方も忍者らしいといえば忍者らしいが、意外な幕引き。ところが、その裏に隠れていた黒幕にはちょっと一杯食わされた。この人を敵に回すのが一番怖いのかも。

  • 舫鬼九郎シリーズ第二弾

  • 主人公の出自自体は謎のまま、さらなる謎を
    解き明かすために会津藩へと向かう一行。

    そもそも、今回の謎とは一体なんなのか。
    なぜ狙われるハメに陥ったのか。

    ラストがちょ〜〜っと肩すかし喰らう感じでしたが、
    まぁ再度次に期待しましょう、というところですかね。

著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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