いまこの人が好きだ (新潮文庫 し 25-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101448015

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  • ずいぶん前の本。
    若かりし頃で血気盛んな全盛期のシーナ文体。
    ほほえましい。

  • 貰い物。

     人物エッセイ。
     ラーメン屋さん、歌手、カヌー乗り、山男……。
     椎名誠が「これは只者ではない」と思った人物を男女問わず、挙げている本。
     ただ椎名誠というのは、パワー・イズ・ビューティーなところがあるから、やっぱり出てくるのは強い人(なんかプロレスティック)
     「……なのだ」と、まるでバカボンのパパ口調で進んでいく。
     ずかずかその人のところに行って、酒を飲んで、美味しいものを食べる。
     地味なプロの人に会いにいくこともあるから、バターの作り方とか、酒の作り方とかも簡単に触れていたりする。
     どれこれも筋の通った職人気質風の人ばかり。
     あっさりと読めて、なかなか楽しかった。
     無夜の知ってる人は、ここには載ってませんでしたけれどね。

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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