銀座のカラス〈上〉 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101448138

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  • 椎名誠の自伝的青春小説。勤めて1年の新米サラリーマンが、業界誌の編集長になってしまう。
    昭和の雑踏、ごちゃごちゃとしていながら、どこかに、人気らしさと、パワーを感じられる。
    非常に面白い。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    松尾勇は小さな業界新聞社のサラリーマン。勤め始めて約一年の新米編集者だ。ところが前任者が突然退社した為に、なんといきなり編集長になってしまった。といっても部員は自分だけ。経験がない上に部下もいないなんて…。だが、やるしかない。やるしかないのだ。右も左も分からないまま、松尾は新たな一歩を踏み出した。それは抱腹絶倒悪戦苦闘の日々の始まりでもあった―。

  • 会社が街中でないので、新橋、銀座のお勤めってこんな感じなんだと、ほとんど定年間近で再確認。業種も全然異なるので、時代が少し前のことではあったが、また新鮮だった。
    椎名さんの文章はほんと分かりやすくて、一語一句共感できる。楽しい。
    ただ、やっぱり業界の人達とは世界が違うことも再認識。読み終わった後少し寂しい気持ちになった。

  • 風邪で中へか?

  • 下巻はよ。ニヤリとできる小ネタが秀逸

  • 椎名さんの自叙伝?

  • 先輩のオススメ本…と思って買ったら違うバージョンでした。似たような職業・年齢、
    脳天気さと共通項が多く楽しく読めた。業界あるあるの連続に、思わずニヤリ。
    別の年上の方から、この著者オススメされたんだけど、確かに、文章が軽快で良いな。

  • *下巻にコメント

  • 静かに熱く燃える小説。
    何かやってやらねばという気にさせられる。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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