すすれ!麺の甲子園 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.19
  • (2)
  • (7)
  • (11)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 124
感想 : 15
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101448367

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 椎名誠とその仲間たちが、あるのかないのかよくわからない基準にしたがって麺を食いまくり、なんだかんだ言い合う。その珍道中………、の断片。

    判断が難しい。
    正直、一つの読み物としてのトータルでのクオリティはかなり低いと言わざるを得ない。

    本当に久しぶりに椎名誠を読んだが、正直、「ん~~、椎名誠ってこんなもんだっけ?」と首をひねったほど。

    これが麺系のムック本の中に企画物としてビジュアルとともに掲載されるならいざ知らず、脈絡もなく結論もない脳内ダダ漏れのような文章だけで押されると、正直飽きる。

    これは文庫化すべきではなかったのでは?

  • おふざけ半分ながら、天狗になっている店への毒舌は強烈で、読んでいるこちらが気を使うほど。結局この日本一決定戦は、味よりもその店で麺をすする事の幸せ度が基準となっているらしいが、結局日本人にとっての麺とは確かにそういうものに違いないと納得。いい店で麺すすりたくなる事請け合い。

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×