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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
この人の作品は読み始めるまでに気合いがいる気がして、なかなか手に取れずにいた。
でも終わり方が爽やかだったから、後味の悪さはなかったかな。
ストーリーに合ったいいタイトルだと思った。
人は誰でも、どっかで孤独なんだろうな。 全部を分かってくれる他者がいればいいのにって思う一方で、そんな他者は絶対にありえないと分かっている。 どこまでいっても孤独な部分は残る。 だから必然的に、孤独とともに生きていくしかない。 過去に友達を失った警察官の風希。 バトンを渡す相手を亡くし、一人で生きようとする潤平。 偽りの愛を猛進する、誘拐殺人犯。 3者それぞれが、形の違う孤独... 続きを読む »
このミステリーが面白い!
最初はこの人が犯人?という人がいて、薄気味悪く物語が進んでいく。
最初に仕掛けられた作者の罠に引っかかってほしいので、その薄気味悪さを心に抱いたまま読んでほしいと思います。
天童荒太『孤独の歌声』読了。一人暮らしの女性の連続殺人事件が発生する。キーワードは孤独。犯人、それを追う警察官、巻き込まれたコンビニ店員、それぞれに抱える深い孤独に救いはあるのか。日中はごく普通の人間として生きる犯人の狂気っぷりが怖い。著者の家族や人を描く筆力は抜群だと思う。
一人暮らしの女性を狙った連続誘拐監禁殺人事件がおこるも、なかなか証拠が見つからず、捜査が低迷する中、朝山風希刑事は、別件を担当中にも関わらず、過去の罪を償うために独自に捜査を行う。そんな中、彼女のアパートの隣人の女性が行方不明となる。 あらすじはこんな感じです。 物語構成は、以前レビューを書いた『家族狩り』と似た感じになっていて、犯人は読者に対しては割と早く明かされます。『家族狩り』よ... 続きを読む »
ラストシーン。主人公の女性が言った言葉が悲しいけどそうだなっと納得してしまう。
この人の本は、心の奥底にある魂の叫びのようなものを、書いていると思う。文章の羅列ではなくて、こころの叫び。
殺人犯のヤバさが際立って訴えたいことが薄れてる感じだけど,でも読み終わったあとにあーそうなのかって思う
なんかこの、女刑事と、潤平のことがよくつかめなかったなぁ。
私が本を読んだときに描いた最初の印象と、
読み進めるうちに次第に違ってきたので、
そこからだんだん違和感を感じてしまい、
あまりのめりこんで読むことが出来ませんでした。
ずっしりくるテーマの長編小説の書き手、天童荒太。 次の長編シリーズを読む前に、「1巻完結」の小説を読んでみたいと思い、古書店に並んでいたこの作品を読んでみることにしました。 深夜のコンビニエンスストアで、強盗事件が起こります。 連続強盗事件と同じ手口で行われたこの事件に巻き込まれた店員、捜査を担当する女性刑事、そしてその場に居合わせた客。 この3人の<おれ><わたし><彼>という視点で、物... 続きを読む »
三人の視点で語られた話をつぎはぎして、ストーリーが展開していく構成。
三者三様に心にきずがあり、中盤からだんだんその原因が明かされて、
三人の不安定な精神状態が明らかになっていくところは、読んでいて
辛かった。
潤平と風希の、ひとりでいたいけど、だれかとはつながっていたいと思う
気持ちに共感できて、リレーの例えもしっくりきた。それぐらいの強さの
つながりがちょうどいいのかもしれない。
犯人には本来の意味での「ナイーブ」という言葉が合うような気がする。
やっぱり現実はこんなもんだよ。
結構面白かった。
残酷なシーンがあるけど、読み応えがある。
本当の愛とは?孤独とは何か?
ひとりだから出会えると風希の言葉がグッときた。
孤独をリレーで表現した所が良かった。
さすが‼
面白い、テンポがいい、ちゃんと怖い‼
特に最後の犯人との戦いはドキドキした。
「天使の仔」などで有名な作家であるが、読んだのはこれが初めて。面白くて、仕事の合間に二日間で一気読み。
起こる事件はサイコサスペンスものなのですが、読んでみるとそう単純なものではないと感じます。
サスペンスの傍ら、話の主軸となる三人が孤独とどう向き合うのかも描かれており孤独から必死に逃れようとしたり、孤独であることを肯定しようとしたりとそれぞれ向き合い方が様々で、それぞれの内面の描写も詳しいので読者側にもきちんと伝わってきます。
今まで『孤独』という言葉にはあまりいいイメージはなかったのですが、この本を読んだ後だと『孤独』にはただ寂しいというだけではなく、暖かいものでもあるのかな、と思ったりもしました。
第6回日本推理サスペンス大賞
・ひとりでいるほうが楽だった。ひとりには慣れている。気心の知れない誰かと、長時間も一緒にいることのほうが、よほど耐えがたい。
・ある人物に、自分と共通する何かを感じ、言葉で言い表せないところまで理解し合えたとしても、その理解が、決して救いにならないこともある。
・わたしを救える人がいるとしたら、それはきっともうひとりの、ひとりぼっちのわたしだという気がする。
・自分自身、いったん休んでしまうと、二度と走り出せなくなる予感があった。
正直、天童荒太さんはあまり好きじゃないのですが、これに出てくるミュージシャンの男性の描写には魅かれるものがあります。
天童荒太、2つめ。『悼む人』ほどのインパクトはないけど、力強いのはこのときからずっとなのか。一人でいることの淋しさを肯定されて、ちょっと戸惑う。

前々から気になっていた作者だったのだが、最近直木賞をとってもっと気になり、本屋の棚を眺めていたら目に付いたので、読んでみた。
三人の視点から書かれているのだが、読んでいて誰の視点から見ているのか...





