しゃばけ (新潮文庫)

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著者 : 畠中恵
  • 新潮社 (2004年3月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461212

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しゃばけ (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • なんともふわふわと軽く、さらりと読み終えてしまった。
    ふむふむ、こういう時代小説の切り口もあるのねぇ。新しいわ。
    シリーズ第一作目らしいけど、人気のただなかにある時は
    気恥ずかしくて読めなかったが、少し時を経たことだしと入手してみた。
    ということで、自分に自分で読むことを許可した一冊。
    2001年度日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
    江戸を舞台に、大店の若旦那と、その若旦那を守る妖たちが登場して
    殺人事件を解決し、その間に若旦那の出生の秘密やら因縁やらも
    出てきて、そこはかとない人情ものにもなっている。
    それぞれのキャラクターの書き分けも上手く、事件性そのものよりも
    キャラどおしの絡みも読みどころ。

    まぁこの若旦那のひ弱っぷりが尋常ではなくて、情けないまでのレベル。
    思慮深く謙虚で優しくて、人間的には申し分ないのだが、ここぞという
    時に決まらない。
    でもそれは、とりまきの者たちも同じこと。
    どこかしら欠けた者たちが力を出し合っている。
    そして事件の謎と向き合いながら若旦那がじょじょにたくましくなっていくのが
    痛快なところ。
    最後なんて、ほとんど頼もしくさえ見えてくる。
    妖たちと通じる若旦那の才能に、羨望を抱いてしまったり。

    残念なことに意外にもテンポが悪く、中盤にかなりもたつく印象。
    端正な文章の時代小説ばかり読んできたせいか、「ここはいらないかな」
    などとエラそうに減点してしまった箇所もいくつかある。
    読みやすいことこの上ないのだが「血沸き肉躍る(古いなぁ・笑)」というわけでもない。

    でもこれがきっかけで、時代小説に新たなファンも増えたかもしれないし、
    良い方に解釈しておこう。
    真夏に、さらりと軽く一冊読みたい方にはおすすめかな。

  • 前に読んだはずなのに、細かい内容を覚えてなくて(笑)、新鮮でした♪
    やっぱりおもしろい〜!
    『妖』が出てくる『時代小説』、好きだなぁ(´ω`)
    「ぬしさまへ」、「ねこのばば」は読んだから、続きも読まないと☆
    楽しみ楽しみ(*´∀`*)

  • とにかく和菓子が食べたくなる。嫌がらせなんじゃないかと思うくらいに、和菓子が食べたくなる。隣の幼馴染が作る和菓子は、ほとんどの場合、褒められる出来ではないらしいのだけれど、そんなことは関係ない。甘いものというのは、何故これほどのパワーを持っているのだろうか。もしかしたら、畠中さんは、何らかの事情で和菓子を食べることを止められていた期間に、これを書いたんじゃなかろうか。出てくる和菓子が、すべておいしそうに思える。しかも、執拗に登場する。何かあったら、すぐ和菓子を食べるのだ。どいつもこいつも。お酒はほとんど誰も飲まない。妖怪たちでさえ、ほとんど飲まず、みんなでニコニコ和菓子である。我慢できようはずもない。矢も楯もたまらず、大福と桃山を買ってきて食べました。まったく。
    以前に映画を見たことがあるので、野際洋子の顔が、いつもちらついてました。シリーズをよみたいですね。一日くらいで読めちゃうから。

  • なんかキャンペーン中だったので読んでみた
    若だんなと妖のかけあいがすっごい面白い。続編も読みたいです。
    1/30読了

  • 江戸有数の廻船問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作品。<BR>
    <BR>
    物語の面白さは主人公や登場人物が魅力的なことが必須条件で、さらに事件やら情景やらをまったくもって全部さらけ出さないで、読者に「ん?」と思わせる力量だと思うんです。このお話はまさにそれがどんぴしゃで、一太郎や妖たちがとても魅力的で(友達になりたいくらい!!)ストーリーが面白い!!シリーズ化されているようなので絶対読みたい〜。

  • 江戸の妖が登場する世界なので、、細切れの時間に読むことは不可能。まとまった時間を作って読むとよい。

  • 面白かったです!
    可愛くて、かっこいい妖が人間を守る。そんなストーリー展開が好きなのでどんどん続刊読みたくなります。

    どなたかも書かれていましたが、この役はあの俳優さんにやってほしいなどと考えるのが楽しかったです!

    え、まさか!という展開が多いので、鳥肌たって本の世界にどっぷりはまれる1作でした( ゚∀ ゚)

  • 体が弱い一太郎。そんな一太郎の世話をする犬神の佐助と白沢の仁吉。一太郎のことを心配するあまり佐助と仁吉の様子が過剰になりすぎていて、それに呆れる一太郎という3人トリオの様子がおもしろかったです。また、自分の体が弱く周りに心配をかけてしまうことを申し訳なく思う一太郎や一太郎の友達の栄吉が稼業である菓子作りがうまくいかないシーンは登場人物たちの現実の世界での悩みや葛藤が描かれていました。ただ妖怪だけが出てくるファンタジー作品でなく、そういう人間の苦しさと闘う姿も描かれていて勇気がもらえました。文章も分かりやすく書いてありスラスラと読めるので、気分転換がしたい時には最適な本だと思います。

  • 2015.9.29読了。だいぶ前の正月特別ドラマか何かでドラマとして見た覚えがある。おぼろげな記憶で結末覚えてなかったので後半はある意味素直に楽しんだ。ドラマ版は結末違かったかも?手代達はほとんど真の姿を見せないから妖怪感を雰囲気と言動でしか表せない分、他の妖がさわさわ出てる。鈴彦姫好きなんだけど原作だと冒頭と中盤しか出番ないのね。ドラマだと屋鳴はかなりデフォルメされてたんだなぁ。そして内容を知ってたせいもあるのかわりとさくさくあっさり読んだ。私も病弱とは言わないまでも体はよく壊す方だったから主人公の動きたいけど体動かないいたたまれない辛さはよぉくわかる。表紙の賑やかさに対して内容は殺しミステリーで結構ギャップがあるかも?でも同著者の別の作品もこんな雰囲気だったっけ。タイトル文字のけばけば感が秀逸。

  • 畠中恵氏の小説、初めて読みました。日本ファンタジーのベル大賞優秀賞だそうです。
    江戸時代の老舗薬屋の跡取りお坊ちゃまが主人公。生まれながらに虚弱体質で、のんびりした性格らしい。なぜか周りにさまざまなタイプの妖怪がいて、何かとサポートしてくれる心強い存在。町で起こる殺人事件の謎にせまる。
    最初に想像していたイメージと全く違い、ほのぼのとした小説でした。似たような本は読んだことがありません。とてもオリジナリティあふれる本だと思います。

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しゃばけ (新潮文庫)の作品紹介

江戸有数の薬種問屋の一粒種・一太郎は、めっぽう体が弱く外出もままならない。ところが目を盗んで出かけた夜に人殺しを目撃。以来、猟奇的殺人事件が続き、一太郎は家族同様の妖怪と解決に乗り出すことに。若だんなの周囲は、なぜか犬神、白沢、鳴家など妖怪だらけなのだ。その矢先、犯人の刃が一太郎を襲う…。愉快で不思議な大江戸人情推理帖。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞。

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