うそうそ (新潮文庫 は 37-5)

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著者 : 畠中恵
  • 新潮社 (2008年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461250

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うそうそ (新潮文庫 は 37-5)の感想・レビュー・書評

  • しゃばけシリーズ第5弾で長編。病弱な若だんなが初めての旅へ。稲荷様のお告げで箱根へ湯治へ行くことになったのだ。
    ところが常に共にいる手代2人、佐助と仁吉が行方不明に。なんとか宿に着いたと思いきや、人攫いにあい、その道中で天狗に襲われる始末。箱根の山神が起こすと言われる地震も多発し、単なる湯治のはずが、湯にもつかれず災難続き。初旅の若だんなは江戸に無事帰れるのか?

    若だんなが思った以上に動きまわってました(物理的に)。山なんて登れないものだと思っていたのに、案外頑張っています。もちろん作中、最後は体調を崩していましたが。

    山神の娘、お比女ちゃんの悩みに共感しました。
    力ない自分は周りの人の役に立っているのか。迷惑をかけているだけではないのか。
    同じような悩みを持っていた若だんながお比女にかける言葉がグッときます。

  • しゃばけシリーズ初の長編。

    若だんな一太郎が箱根に
    湯治の旅に出る訳だが
    旅の初っ端からトラブルに見舞われ
    湯治どころでなくなるドタバタぶり。

    今までと違い外での出来事なだけに
    世界観が一気に広がり、
    野山を駆け回る様が新鮮である。

    様々な問題が発生するも、
    皆が奮闘する様は読んでいても躍動感があり
    先が気になる展開満載だ

  • 「しゃばけ」シリーズ初、若だんなが遠出。

    ひ弱で働くことも出来ない長崎屋の若だんなと、山の神の娘でありながらも自分に自信が持てないお比女ちゃん。共通の悩みにちょっと我が身がダブりました。

    毎度ながら挿画が可愛い。時代モノの中でも取っつき易いお話ちゃうかな~。

  • うう~ん・・・本をあまり読まない人には読みやすくていいかもしれないですね。

  • 若だんな、人生初の旅

    でも、最初から前途洋々と行くはずもなく・・・

    山神様と姫神様が過去に経験したこと

    雲助の頭領格が経験した裏切り

    色んな思いを知って

    さらに優しく、さらに大人へと近づく若だんな

  • テレビドラマ化もしていました。
    病弱な一太郎と妖怪たちがとりなすコメディー!
    妖怪って怖いものだと思われがちですが、ここに出てくる妖怪たちは可愛らしく、魅力溢れるキャラクターたちばかりです。

  •  しゃばけシリーズ第5弾です。しゃばけ祭りが続いています。
     本作は1作目のしゃばけ以来の長編作品です。
     畠中さんの作品は、短編と長編だと全然イメージが違うように感じます。長編のほうが妖怪色が強く、ファンタジー感が多いように思います。
     今回は若だんなが旅に出ます。あんなに身体の弱い若だんながかなり無茶をします。「え!ほんとに大丈夫?」ってくらいに無茶をします。
     長編はそこまで謎らしい謎が出ません。でも、頼りになる兄や2人が若だんなの側を離れてしまいます。いざって時には助けに来てくれるのですが、「離れちゃダメでしょ!」とつっこみたくなるくらいにさらっといなくなったりします。
     若だんなのおばあさんに会えるのかなと少し期待したのですが、残念ながら登場はしませんでした。でも、正体について、少し知ることができました。

  • 本のタイトル「うそうそ」、嘘? と思って扉を開いたら意外な意味が……江戸を舟で出立早々に妖の兄や達と離れ離れになり心細い若だんな。そこからジェットコースターストーリーよろしく様々な災厄に巻き込まれていく。夢に現れた女の子の声の主の姫神様、いずれお江戸に遊びに来そうな予感がする。『食べるにも着るにも困らず、人の借金を負わされることもなく、住むところもある。家族もいる。これで文句を言ったら罰があたる。』という件が身につまされた。

  • 【あらすじ】
    若だんな、生まれて初めて旅に出る!相変わらずひ弱で、怪我まで負った若だんなを、両親は箱根へ湯治にやることに。ところが道中、頼りの手代たちとはぐれた上に、宿では侍たちにさらわれて、山では天狗に襲撃される災難続き。しかも箱根の山神の怒りが原因らしい奇妙な地震も頻発し―。若だんなは無事に帰れるの?妖たちも大活躍の「しゃばけ」シリーズ第5弾は、待望の長編です。

    【感想】

  • 長編。いつもの短編いっぱいではないのですが、相変わらずに読みやすさであっという間に読み終わってしまった。
    今回は佐助、仁吉が前半ほとんど若だんなのそばに居ないという異常事態の中、人さらいに合うわ、地震にあうわ、謎の少女に嫌われるわと盛りだくさん不幸が舞い降りてきます。
    そんな中、出会った籠担ぎ(雲助)の新龍が物語の要所要所でちょっかい出してきます。
    昔話をしたり、はたまた人さらい側の籠を担いでみたり…。
    今回から新たな付喪神おししも登場して、さらににぎやかになる若だんな達。
    妖と神様に挟まれる若だんなの運命は如何に?
    面白かったです。

  • お馴染みの若だんなが大活躍。
    あやかし、てんぐ、そして、神様。
    多彩な才能が広がりを見せ、そして、収まって行く。
    うん、楽しい。

  • しゃばけシリーズ第5作め、長編。

    若だんなが箱根へ湯治旅行に向かうが次々とアクシデントが…。
    神や妖、人の思いが色々と絡み合い、若だんなはゆっくりお湯に浸かるどころかお江戸以上に頑張ってしまう。

    新たな仲間、印籠の付喪神、お獅子はこの先も出てくるんだろうか?鳴家とのセットが可愛らしかった。

  • 第1作目の『しゃばけ』以来、久方ぶりの長編作品。
    フジテレビにてテレビドラマ化もされている。

    舞台は箱根だが、芦ノ湖といい、富士山といい、
    そういった設定も活かしてのストーリー展開がなされている。

    展開はとてもテンポよく、そして早く、
    さくさくと読み通せてしまった。

  • 久しぶりの長編!わくわく読む手が止められなかったです(*´∀`)


    若だんなが江戸から離れる話なんて…

    絶対面白いに決まってるけど、大丈夫か?!倒れないのか?!


    っていう、私が完全に兄や側の考え方になっている事に驚きました笑

    『己の信ずるものの為に行動することが本当に正しいか?』を考えさせられるお話でした。

    お互いに信じるものを守る、役目を果たすための行動は立場が変われば、それは悪にもなる。本当の正義なんてないということを妖たちは知っているからこそ、自分達の守るべきもの(姫神や若だんな)が第一の行動を自信を持って取るんだなぁ、それが他人から見ればおかしな事でも。

    正義のために!って高らかに言って行動することほど、朧気で危ういものはないと考えさせられる本でした!

  • 久しぶりの長編! 読む時間がなくて一週間かかってしまったけど途切れることのない面白さだった。
    大事にされているけど、自分が必要とされているか疑問が沸いてくる思いは贅沢な悩みだと言われがちでありますが、ものすごく分かるし切実だよなぁと思います。
    自分ができることを自分で見つけたヒメちゃんは大きな一歩を進めたのではないでしょうか。
    実のお兄さんも三人目の兄や化してきて若だんなは歯がゆいと思いますが、心は強くて一番格好いいので頑張ってほしいです。

  •  しゃばけシリーズ久々の長編でした。
     お比女ちゃんと、赤ん坊のようにおんぶされる若だんなが可愛かった一冊でした。
     やなりも小さいお獅子も大活躍!
     でも若だんなに不幸が続きすぎて、なんか可哀想でした。結局湯治も出来なかったし、活躍したのに最後は寝込んでいるし、それなのに兄やには嫌味を言われているし……。
     読み応えはあったけど、しゃばけシリーズはやっぱり短編のほうが好きだと思いました。

  • 謎から始まるパターンはよくありますが、序盤謎が多すぎてちょっとイラっとしました(笑)若旦那の「役立たずはつらいねえ」という言葉が重い。つらいんだろうなあ。結構嫌なやつがでてきますが、あんまりひどい目にあわないのは作者が優しいからかな。そこが好きでもあり、物足りなくもあり。

  • ハズレなしシリーズ。
    旅!旅できるの?若だんな!
    から読み始め。

    悪い人がいない
    素直に楽しめる。
    いつも通り
    カワイイわー鳴家。

  • 若だんな、旅に出る! けれども前途多難で……。

    箱根まで湯治に行くはずが、兄やたちとははぐれ、松之助ともども誘拐され、天狗に襲われ、と散々な若だんな。そこで出会ったのは姫神。彼女は若だんなに思うことがあるようで。

    自分は恵まれているとわかっていても、その境遇に気後れすることがある。分不相応だと思ったり、恵まれた境遇に対する自分の足りなさを感じたり、自分が期待はずれなのではないかと、境遇に対する責任を果たせないのではないかと、若だんなとお比女の感じる不安は一緒。でも、勇気を出して、できると思ったことからやってみる。

    気付けば松之助兄さんまで過保護になっている。今回も鳴家が大活躍。

  • 佐助と仁吉が本領を発揮したときのかっこよさ、何食ったらそんなにかっこいい大立ち回りが書けるんだと本を解体して食べたくなりました。
    獅子と鳴家と鳴家と鳴家の組み合わせは最高of最高

  • 短編集と思っていたら、しゃばけ以来の長編でした。
    しかし、雰囲気は似ているようで違います。
    なんというかキャラクター小説になってて
    緊迫感があるはずのシーンも、すべてギャグに
    思えてしまう感じ。
    こちらがしゃばけの世界観に慣れてしまったのかな?

    肝心のお比女ちゃんの悩みもなんとなく
    掴みきれないまま、表面をさっと撫でて終わった感じ。
    新龍さんのエピソードも好きだけど、もう少し
    何かが足りない感じ。
    長編だからと期待しすぎたのかな。

    でも変わらずの春の日差しと和菓子とお茶のような
    世界観は心地よく、すいすい読める面白さでした。

  • 2016.02.26.読了

    しゃばけシリーズ 第5弾

  • しゃばけシリーズ5作目。
    箱根へ湯治。姫神様であるお比女ちゃん、守役の天狗、武士と朝顔。「自分とは?」悩める人々。
    今回は長編。

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