ゆんでめて (新潮文庫)

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著者 : 畠中恵
  • 新潮社 (2012年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461298

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有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

ゆんでめて (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 久しぶりのしゃばけシリーズ。途中のどれを読んでないのかわからん。
    続編も読まないといけないらしい。


    新着棚にあったので借用

  • しゃばけシリーズ第9弾。
    あの日、あの時、こうしていれば…という後悔は誰にでもあるもの。二手に別れているあの道をあの時もう一方に行っていたら…と後悔し続ける若だんな。読みつつ、物語の時系列がバラバラで読みにくいなぁと思ったけど、ラストで納得。選ばなかったもう一方の人生をどういう訳かやり直すことができた若だんなが羨ましい。

  • シリーズ9作目。パラレルワールド。左の道を行くはずだったのに、右の道に行ってしまったために変わってしまった未来。屏風のぞきがいないと寂しいなぁ。河童の禰々子が出てきたのが嬉しい!あの佐助を子分のように扱うなんて、さすが河童の親分!パラレルワールドの中だけと言わず、また登場して欲しいなぁ!

  • この物語の仕掛けに感服.4年3年2年と遡る形でターニングポイントに戻っていく.あり得なかった未来の中で出会った人とこれからどう関わるのか,ねねと佐助もいい感じだし,次巻が楽しみ.

  • 相変わらずドキドキする掴みから始まります。一気読みしないと最初の分岐点を忘れてしまって不完全燃焼になりそうだと感じてしまいました。ん? どういうこと? と思い冒頭から読み返して納得。 ひとつひとつの物語は色とりどりの金平糖のようにすべて楽しめます。特におねさんとお花見の話が好きです。今回も食べ物が美味しそうで、卵焼きが食べたい……

  •  読了後、超大作を読んだ後のような疲れとカタルシスを感じました。非常に面白かったです。
     とは言え、最初は「え1? 1巻飛ばした?」と思ったりして、なかなか話に入って行けませんでした。年数は立ってるし、火事は起こってるし、若だんなは火傷してるし、屏風覗きはいなくなってるし……。
     が、時を逆行していく短編の並びと謎解きが、とても良かったです。よそで味わったことのない新しさを感じた1冊でした。ますますしゃばけシリーズのファンになりました。本当の出会えてよかった本でした。

  • あのとき別の道を選んでいたら…


    誰しもあるはずの分岐点。
    屏風のぞきが行方不明になってしまった後のお話。

    時売り、お花見、めっぽう強い女子おねさん、若旦那嫁をもらう(!?)など。

  • あの道を行かなければ。

    なんと凝った構造。最初、いきなり時間が飛ぶし、屏風のぞきはいなくなるし、びっくりしたが、最後まで読んで腑に落ちて、ああ、とため息。まさか「しゃばけ」シリーズで、SFが来るとは。

    「こいやこい」七之助がお嫁さんをもらう。けれどそれには、久しぶりに会う幼馴染の彼女を当てなくてはいけなくて。若だんなの恋も、実は並行世界の話だとわかれば、更に切ない。

  • スリルとショックとサスペンスでした。あと、前に出てきて嫌な奴のままだった人がこっそり大活躍で見る目がくるり。

  • ゼルダの伝説における時のオカリナ的な。
    仁吉のストーカーとして読み続けてきたけど、ここへ来て佐助の良さを知り困惑。

  • しゃばけシリーズ9分作目。短編集風だけど、話が繋がっていて、最初は違和感不安感でいっぱいだったけど最後の話で、それらが払拭され、いつもの心地よさがもどってきた。

  • しゃばけシリーズ 第9弾

    「ゆんで」は「弓手」・・・左手
    「めて」は「馬手」・・・右手

    左手の方向に行くはずが、右手に進んでしまった為に未来が変わってしまい、変わった未来のお話。

    <ゆんでめて>
    四年後のお話。
    付喪神の屏風のぞきがいなくなり、若旦那が探すお話。
    私も屏風のぞきが大好きなので、えっ!これからのお話に屏風のぞきが登場しなくなるの!?と焦りました。

    <こいやこい>
    三年後。
    七之助さんの上方からやってくる許嫁‘千里‘が誰かを5人のうちから当てるお話。
    偽千里の一人 かなめさん を若旦那が気に入ったようで・・・これも心配でした。

    <花のしたにて合戦したる>
    二年後。
    飛鳥山に大勢でお花見に行く話。
    今これから丁度お花見シーズンなので、もしかしたら大勢のお花見客(特に宴会を派手に開いている人たち)の中には妖たちがいるかも!とわくわくしました。

    <雨の日の客>
    一年後のお話。

    <始まりの日>
    現在。

  • 畠中さんのしゃばけシリーズ9作品目。
    こんな小説の作り方があるんだな~と初めて知りました。

    解説も含めてとてもおもしろかった。
    前作から登場している生目神やいつもの妖、新しく登場する妖もいて、にぎやかで楽しかった。

  • 屏風のぞきが行方不明とな!

  • 不思議な展開だった。読み終えて、また最初からペラペラとページをめくってみる。

    自分も今日、違う道をあるいていたら?
    違う店で買い物をしていたら?
    もし違う未来へ進んだとしても、そっちの道がよいとは限らない。どちらへ進んでも、自分次第ということかな。

  • ※ネタバレあり
    まず最初に屏風覗きがいなくなるのが呆気なく書かれていてびっくりした。
    読んでるうちに「ああなるほどそういうネタかー」と納得。面白かった。

    欲を言うともっと家鳴に活躍の場が欲しかった。

  • 時代劇ファンタジー
    温かみがあって、他の作品も時間があれば読みたい

  •  二股に分かれる道の少し手前に建つ社。(普通の人には見えない)神様の姿を追いかけ、行くつもりのなかった馬手(右側)の道へ進んでしまった若だんな。そのシーンから、4年後の話にポンと飛び、3年後、2年後、1年後、そして「始まりの日」という話で、生目神の助けで、弓手(左側)、そもそも行くはずだった道に進む話に戻る。馬手の道を選んだときに出会った人々とは、弓手の道では出会えないのかな?かなめさんとも・・・。
     馬手の道へ進むきっかけになった神様、よく知っている(というのも変だけど…)名前だったので、驚いた。

  • 「しゃばけ」シリーズ第9弾。短編連作集。
    兄の松之助の家へ向かう途中、左へ曲がるつもりが小さな社を見つけたので右へ曲がった若旦那。
    あの時右に曲がらなければ……と若旦那はずっと後悔していて読んでいてしんみりしてしまう。
    その日から4年後、3年後、2年後、1年後と、遡るようにして短編があり、最後の最後腑に落ちてスッキリした。
    あっけないような気がしたが、しゃばけシリーズはあっさりめが割と好き。

  • ゆんで(弓手=左手) めで(馬手=右手)
    左の道と右の道 選んだ道で大きく変わる未来
    そんなお話。

    1話目を読んで、いきなりの展開で
    「まさか!? 夢オチとか?!」 と思うも
    2話目、3話目とそのまま進むので益々混乱。
    (というか、少しずつ時間がさかのぼる)

    でも、長く読んでいる人には
    何となく違和感も感じられるので、「何かがおかしい」と思った所の5話目でネタばらし。

    「納まり」が良く「ああ、こうだよね」 って感じで終ります。

    でも、どっちの道に行っても
    出会う人がいて別れる人がいて。
    それは本人には分からなくて「神」のみぞ知る事。
    きっと、現実の私達もそうなんでしょうね。

  • 「しゃばけ」シリーズの9作目。いつ読んでもすっと入れるこのワールドが心地よくて。

    特に、今回の構成が面白い。
    「弓手馬手」と書くタイトルにもあるように、左の道か右の道か、岐路に立ったときにどちらを選ぶかで未来は大きく異なる。そんなバタフライ・エフェクトをこういう風に描くんだと。
    こういったテーマで書かれた作品はよく目にするけど、それをこのシリーズで、しかもこの書き方で。脱帽です。

  • あの日あのときもし逆の道を選んでいたら・・
    分かれ道のあっちとこっちで運命が変わった話。
    仲間をなんとか助けようとする若だんなを見ているのが辛くなったり、見事な桜を自分も見ているような気になったり。
    情景が目に浮かぶ筆致に今作も楽しませてもらいました。

  • しゃばけシリーズ。
    いつもの、若だんなと妖たちのあれこれだが、ある悲しい出来事が起きる元となる分岐点をテーマに、時間を遡った描き方をしていました。

  • 斬新な切り口。読むほどに疑いが確信に変わっていく。チャレンジャーですね。面白かった!

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ゆんでめて (新潮文庫)の作品紹介

屏風のぞきが行方不明になり、悲嘆にくれる若だんな。もしあの日、別の道を選んでいたら、こんな未来は訪れなかった? 上方から来た娘への淡い恋心も、妖たちの化け合戦で盛り上がる豪華なお花見も、雨の日に現れた強くて格好良い謎のおなごの存在も、すべて運命のいたずらが導いたことなのか――。一太郎が迷い込む、ちょっと不思議なもう一つの物語。「しゃばけ」シリーズ第9作。

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