やなりいなり (新潮文庫)

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著者 : 畠中恵
  • 新潮社 (2013年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461304

やなりいなり (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 読むと幸せな気持ちになるしゃばけシリーズ。今回はいつも以上ににぎやかでレシピ付きなのが妙にうれしい。狐好きなのでたくさん出てきてくれたしお手製のお稲荷さんがおいしそうでよりうれしい。妖だけじゃないもののかかわり方がなんとなくリンクしているようなお話があってなんだか切なかった。
    久しぶりに栄吉さんと若旦那が並んでる姿も見れたし鳴家の大冒険は見ものだったし心がウキウキします。

  •  私の場合ですが、私はあんまり食に興味がないので、食に絡めた今回の話はあんまり合わなかったかな。
     でも傑作の前巻の「ゆんでめて」をところどころ引きずっているのは相当面白かったです。

  • 江戸のグルメをお題にして落としたような、短編集でした。今回は空が落ちてきたりファンタジー要素が強く、畠中さんの描写の上手さが際立つようでした。
    最後のあましょうの掛け合いが絶妙。響きました

  • れしぴもついて、ますます絶好調!

    鳴家がますますかわいい「しゃばけ」シリーズ第十作。さりげなく前作『ゆんでめて』を引きずっているのがまたなんとも。本当に屏風のぞきが復活(?)してよかった。

  • 2013年12月2日購入。
    2016年5月8日読了。

  • 2016/03/30 読了

    しゃばけシリーズ 10作目
    レシピ付き

    こいしくて
    やなりいなり
    からかみなり
    長崎屋のたまご
    あましょう

    やなりいなりの やなり稲荷 がとてもおいしそう。

    10冊目になるとちょっとお話が似てくるのは仕方ないのかな。
    今一気に読んでいるので、もしかしたら新刊を待って読む気持ちと異なるかも。

  • 最後の話。終わり方。ああ悲しいなあ。

  • 畠中さんのしゃばけシリーズ10作品目。

    今回は食がキーワードになり、食が必ず関わった話が出てる。

    それぞれの章の冒頭にレシピがでていて、これがまたおいしそう!

  • 恋の病が流行!

  •  久々に読んだ、しゃばけシリーズ第10作。前作『ゆんでめて』、前々作『ころころろ』は、全編を通した仕掛けが施されていたが、通常のフォーマットに戻っただろうか。

     「こいしくて」。ただでさえ病弱な一太郎なのに、長崎屋がある通町界隈には厄病神が溢れる。その原因とは…おいおい。知られざる江戸の防衛システム。神様も人間と同じということですか。後始末をどうするのか、気になる。

     「やなりいなり」。長崎屋の離れに現れた奇妙な霊。一方、日限の親分はある事件を追っていた。最後にどう繋がるかや、霊の正体など、意外性があって面白い1編。あまりにも相手が悪かったねえ。そして、「彼」の運命は。

     「からかみなり」。一太郎の父、藤兵衛が長崎屋に帰らない。事件に巻き込まれたのか? しかし、佐助や仁吉は一太郎を外に出してくれない。しかたなく離れで推理する…という、安楽椅子探偵的な1編。前にもこんなパターンがあったような。

     「長崎屋のたまご」。空から降ってきた謎の玉子。鳴家(やなり)たちがいたずらして、玉子はどこかへ行ってしまった。深刻な事態の割には、ドタバタ劇のような乗りで、楽しい1編。それにしても、100人(?)もいるとは。どんな姿形なのだろう。

     「あましょう」。外出もままならない一太郎が、久々に栄吉と話したいと懇願する。ところが、行ってみると店先では男2人が揉めている…。一太郎が首突っ込む理由はないだろうという突っ込みはさておき、男ってやつは…。最後の真相に驚く。

     シリーズ第10作ともなると、かなり安定期に入った感があるかな。各編冒頭に、江戸時代のレシピが掲載されているのが、目新しいといえば目新しいが、料理をネタにした話は過去にもあったはずで、さほどレシピに意味がないような…。

     固定ファンにはこのままでいいのかもしれないが、畠中恵さんは、この物語にどう区切りをつけるのだろう。一太郎はいつまで経っても病弱なままで、長崎屋を継ぐことはあるまい。熱心なファンではない僕だが、読み進めるほど一太郎の将来が気になる。

  • 相変わらず可愛い。家鳴りたちの個性は巻が進むにつれ少しずつ鮮明になりいとおしくなります。
    最後は泣かされました。

  • 七福神がひょっこりと顔を出す短編が。
    有名どころの神様が
    あまり登場しなかっただけに、
    今後、ひょっとしたら長編か何かで
    有名な神様が若だんなをドタバタ劇に
    巻き込むきっかけをつくるのでは?と
    ワクワクしつつ…
    若だんなも栄吉も安定のだめっぷり。

  • 【読了メモ】(150411 18:31) 畠中恵『やなりいなり』/新潮文庫/2013 Dec 1st/長崎屋のたいまぁ、又の名を鳴家/うっかり読み通してしまい、最後に落涙。豆腐百珍で持ち直した。

  • 料理をテーマにした短編5編。
    それぞれの冒頭にレシピつき。
    やなりいなりは鳴家の顔つきいなり寿司・・キャラ寿司!
    ちょっと作ってみたいけど、誰もわかってくれないだろうなあ

  • 料理と絡めてのお話たち。すごくよかった。やなりいなり、食べたいです。あと、豆腐料理も。

  • 『こいしくて』
    一太郎の周囲に集まる病の神様と時花神。通町で巻起こる恋愛の騒動。橋に結界をはる橋姫が消えた京橋。

    『やなりいなり』
    一太郎が寝込む離に現れた幽霊。昼間から現れる不思議な幽霊。薬に執着するが何故幽霊になったのか?駿府から江戸にやって来た盗賊団。幽霊・猪吉が川に投げ込まれた理由。

    『からかみなり』
    一太郎の父親・藤兵衛が三日間も長崎屋に帰ってこない。様々な想像をするアヤカシたち。通町で起きる小雷。藤兵衛が連れて帰ってきた子供の正体。

    『長崎屋のたまご』
    空から降ってきた玉。家鳴が遊んでいる内に外に飛び出してしまう。玉を追う家鳴たち。長崎屋にやって来た百魅。玉と落ちた九十八魅を探しにきた三十魅。百魅と三十魅の兄弟喧嘩。まだ姿を見せない九十九魅。

    『あましょう』
    栄吉の働く安野屋で喧嘩をする五一と新六。勝手に房州に行った五一を責める新六。新六の妹と五一の破談。新たな妹の縁談のために見映えの悪い女と縁組みする新六。新六の嫁になるおえんに迫る人伐りに刺される五一。

  • シリーズ全作品に言える事だが、異形である筈の妖が愛おしくなる程、作者の愛情が感じられる。
    読み終わると「うちにも鳴家が居るかしらん」と思う人も多いのではないだろうか。あるいは、家にある古い道具は付喪神になっているかもしれないと、目を向ける事もあるかもしれない。
    そう思わせるような暖かさが、全シリーズにある。
    ------------------
    今作「あましょう」にはグッと来た。長き時を渡る妖達と違って、人の命とは何と儚い事か。
    また、全章に料理が出て来るのも初の試みで楽しくもお腹が空く。江戸料理を一度食してみたいと思わせてくれた。

  • 大変久しぶりにまた読書がしたくなったために駅前の大きい本屋さんで手に取った本
    帯のやなりがかわいくていろいろいたけどぶーたれ顔のにした!かわいい~
    いつも最新が文庫ででるとすぐ買ってたのに全然本読まなくなってたから気づいたら読んでないのが2巻もでててびっくりした…

    今回のはお話の最初にレシピがついててこれなら私もおいなりさんとか作れそう~
    さらしとかがいちいち(きっちんぺーぱーも可)って書いてあるのがこだわってておもしろい

    お話はまわりを振り回す橋姫の恋の話と、幽霊とおいなりさん、空からおっこちてきた妖の話とか
    最後の結婚うんぬんの話、あばたのある相手の女の子が気の毒だなって思った

  • 2014/12/18
    前に読みかけていた磐音を追い越してこちらを先に読み終える。
    レシピがかわいい。
    やなりいなり食べたいねー
    最後の話がほろりときた。
    栄吉だって心配してるんだよ。
    大事な人が死んじゃうのはどうしてもいやだよ。

  • シリーズ第10弾は料理をテーマにした短編集。
    妖達が好きな料理だったり、妖が作ってくれる料理。レシピ付き。
    「4匹の家鳴に順に60数えてもらう(4分)」などの説明もかわいい。

    「こいしくて」
    長崎屋の離れに疫神達が助けて欲しいと相談に来る。なぜだか通町に数多の神が集まっていて、疫神達の力が発揮出来ないらしい。

    「やなりいなり」
    守狐が作ってくれた稲荷寿司にどこからか手だけが現れて、寿司を食べようとする。
    どうやら幽霊らしいがこの世に留まる理由が思い出せなくて、しばらく長崎屋に居座ることになる。

    「からかみなり」
    空雷が鳴り始めた日から長崎屋当主・藤兵衛の行方が分からなくなった。病弱な若だんなは探しに行く事も止められて、離れでなぜ居なくなったかを考えることに。

    「長崎屋のたまご」
    ある日の夕暮れ、茜空を眺めていたら雲が丸くなって離れ、空から落ちてきた。うっかり家鳴達が玉を逃がしてしまうが、空から逢魔時の魔が落ちた玉を探しに来てしまう。

    「あましょう」
    安野屋に栄吉に会いに行った若だんなは、先客でお菓子を買い占めていた新六と、その親友の五一の喧嘩に巻き込まれる。

  • 珍しく(?)も妖たちがメインの話。
    おいしそう。話としては物足りない。

  • 真冬の最中、廻船問屋兼薬種問屋、長崎屋がある通町では最近ある病が流行っていた。
    恋の病。草津の湯でも治らぬ大病である。
    よくよく見れば、なぜか神や妖がやたら堂々と通りを闊歩している。普段は江戸市中のあちこちに架けられた橋が結界となり、一か所に神や妖が屯できないようになっているはずだが……。橋姫の恋が巻き起こす騒動を描く『こいしくて』にはじまり、長崎屋に引き寄せられてきた幽霊・熊八の体と幽霊になったいきさつを探る『やなりいなり』、お江戸に空雷が響いた日、行方をくらました藤兵衛の居所を推理する『からかみなり』、黄昏時に生まれた魔を追う『長崎屋のたまご』、栄吉が修行する菓子屋の店先で喧嘩する若者二人の友情物語『あましょう』の全5編。しゃばけシリーズ第10弾。

    今回の5話すべて、若だんなたちは巻き起こる騒動の傍観者風味。恋も諍いも謎もそして別れさえも、今回一太郎には、本当の意味ではどうすることもできないのだ。長崎屋はいつにもまして千客万来のにぎわい。妖も魔も神も幽霊もかしましく訪れては一抹の寂しさを残して去っていく。最終話『あましょう』は狡い。泣いた。

  • しゃばけシリーズ第十弾。
    すべてレシピつきだが時間の測り方は鳴家に数えさせるという、鳴家がいないとできないレシピ(笑)
    今回は最後の最後にホロリ。

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