- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101461342
作品紹介・あらすじ
若だんなの許嫁が、ついに決まる!? 幼なじみの栄吉の恋に、長崎屋の危機……騒動を経て次第に将来を意識しはじめる若だんな。そんな中、仁吉と佐助は、若だんなの嫁取りを心配した祖母のおぎん様から重大な決断を迫られる。千年以上生きる妖に比べ、人の寿命は短い。ずっと一緒にいるために皆が出した結論は。謎解きもたっぷり、一太郎と妖たちの新たな未来が開けるシリーズ第13弾。
感想・レビュー・書評
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鳴家、可愛い(*≧з≦)。「そもそも、すべてを支えられる強いものに、この世で出会った事などない」。確かに…。
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最後のお話しが切なく、誰にでも優しく囲えるわけじゃないよね。妖だからこその生まれる感情も垣間見れてよかった。
とにかく鳴家がいつも可愛い! -
栄吉の縁談、怪我を負った天狗、長崎屋の危機…。
見えない未来へのざわざわとした気持ちが若だんなと妖達に広がります。
若だんなの離れから自立?する妖達。また新しい事件が起こりそうな気配です。
若だんなも縁談騒動が起こるお年頃になったんですね。栄吉のような「恋に落ちる」って感じではないけれど相手を恋しく思えるような心に成長すればいいですね。
佐助と仁吉の新たな決意と共に未来へと一歩踏み出した一冊でした。 -
若旦那の友が見合いをした。 そこから始まるバタバタ。その後は上方へ急遽いくことに。そこで父親の行方を探しに。神々の手伝いがあり、思わぬ過大金を入手。 それで長谷を作れば、そこに盗賊に会ってしまう。 その前には見合いに話が湧いて出てくるようになったが、妖達をどうするかで揉めたが、結局妖の見える於りんがまだ小さいが許嫁ということで妖達も一安心。
いいね。ほのぼの。 -
読んで字の如く、すえずえ(末々)とある通り、若旦那を中心とした妖や仲間、友らの行く末・将来についての物語。おぎんが関わった話では、一瞬、ここで若旦那から妖達は距離を置くのか?と思ったが、ようよう考えてみれば、えどさがしの話と噛み合わぬ。ということは。全体的な仁吉と佐助の決め事のオチは読めたが、まさか最後若旦那の許嫁が決まるとは。面白い。猫又の踊りの描写も可愛くかった。しゃばけシリーズは本当に面白い。
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大好きです
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安定の面白さ。
でもこれ実写したのかな?よくわからないけど帯に実写化したような雰囲気の写真あり。これ、、、わたし実写化したら失敗するような気がする。笑笑
イメージがね。よくある時代ものだけど、妖怪とか色々出てきてものすごいファンタスティックだから小説止まりか漫画止まりがいいところで、これCGでどーこー弄ったりしだしたらものすごいリアリティがなくなって残念な結果になるような気がするなぁ。
と、帯の写真ですでにがっかりしそうでした。
これは。絶対小説の方がいいと思うんだけど。 -
若旦那がお見合いねぇ。。まあでも大店だし、普通に考えても見合い話がどっさり来ても不思議ではない。
いつまでも今のままではいられない、変化の兆しがあちこちに出ていますが、作者もそろそろたたみたいのかもしれませんがw
最後の盗みを働く者の話もちょっとせつなかったですね。
金次にしてもおしろや野寺坊にしても、偶然でそこにいるだけなので、あの場に若旦那がいたらきっと、手を差し伸べてしまうだろうから。。。その話は若旦那不在で進められたのかなと。思いました。