牛への道 (新潮文庫)

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著者 : 宮沢章夫
  • 新潮社 (1997年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101463216

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牛への道 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • あかんで。これは電車の中で読んだらあかんで。あかんかったで私は。向かいのお兄さんの目線がちらっとこっち向いてまた降りた。なんだその所在無げな目線は。他人の所在ない目線ほど人を不安にさせるものはありません。
    なにごともない出来事を所在ない目線で物事をみつめる人はたくさんいるけれど、この人はガン見しているタイプの人だ。だから犬も見るし牛にもなれるんだな。この本を読んでいる間だけじゃなく、私も自力でガン見しつづけたいな。

  • この本は、「グフッ」と声に出して笑ってしまい、バカじゃないかと思われる本です。古い旅館にでも泊まって独りで読むべき。著者の他の本も読みましたが、よっぽどバカじゃないかと思われるのが嫌なんでしょうね。今年読んだ本の中で 最高の本です。

  • みやざわさんの本はほんとシュールで笑えます。

    どれを買っても笑えますが、装丁がイイ
    新潮文庫3部作からどうですか?

    立ち読みや電車内はまったくもっておすすめしません。
    吹いてる姿をあえて見られたいM系ならどうぞ。

  • ちゃんと面白い。人に薦められる。

  • だからこの人の本は電車ではダメだって。

  • 冒頭が大好き!自販機の話。前書きから面白い!!

  • あんをほんげれの項を黙って読んで下さい。
    きっと、好きになる。
    でも、電車の中とか、公共の場所で読むのは避けた方がよい

  • 日常のスキマをつく可笑しさ。言葉が生み出す世界は無限なんだなあ。ただ、描かれている90年代は歴史の一部になってしまった気がする。映画帰りの本屋もまいと〜くも懐かしいけど哀しい。ついこないだだと思ってたのに。

  • まずは 目の付け所が 普通の人と違う。目付けした おかしさを 言語に 変換する力が 素晴らしい

  • この文庫を読んでいると知人に尋ねられた。

    「牛への道?・・・何の本?」

    何の本?と聞かれてもなんといっていいものか
    考えあぐねていると

    「牛の本?でも『への道』だから牛になりたいって本なの?」

    と矢継ぎ早に聞いてくる。

    そう言われてもまだ読んでる途中で今の段階では牛はまったく出てこないし、
    そもそも『牛への道』ってタイトルすら忘れていたくらいだ。
    ただ、読んでる途中でもわかっていることは
    この先、読み進めていても牛はきっと出てこないだろうし
    出てきたとしても取るに足らないだろうということだ。

    一体、牛との関係性をどう説明すればいいというのだ?


    「牛は関係なくて。。その。。あの、、」

    とアワアワしている私に業を煮やした知人は

    「もういい!文庫の後ろの説明みせて!」
    と文庫を取り上げ、説明を読み始めた。

    どんどん曇る表情。

    「確かに。。何だかわからん本だね」と
    投げ返してきた。

    その時は読んでいる途中だったし、
    読み終わった今ならわかるはず!

    改めて後ろの説明を読む。

    『牛に向かってひたすら歩き続け『牛的人生』を探求する
    岸田賞作家が、独自の視点で解き明かす奇妙な現象の数々。』



    一体何を言っているのだ?

  • 何かの雑誌の誰かの紹介文を見て知る。序文で引き込まれるエッセイ集。

  • エッセイ。面白かったけどツボ、というほどではないかな。さらっと読めました。

  • 読むという病

    病気    

  • まえがきからいきなりやられました、電車等で読むのは要注意な本です。「なくてもやはり払いたまえ」は何回読んでも笑えます。

  • 不思議な書名。どういうことだ? あとがきを読んでも? であるが、独特の視点に基づく面白いエッセイであることに変わりはない。第四章「読むという病」にある鞄に数冊の本を持って出かけてしまう人を『読書家はつくづく厄介である。』で一刀両断にし、奥付の発行年や刷数にわざわざ触れるところなどシンパシーを感じてしまう。私も皆さんもこの病に罹っている?!

  • 前書きのスポーツドリンクの話が1番面白かった笑

    あと牛乳をジッと見つめていた人の話や、難読の話も面白かったです。

  • 筆者が感じたことが、面白くかつ冷静に書き連ねられているエッセイ。
    まえがきから第一章全体が突出して面白い。
    くだらないことばかり考えているようで、親近感を持たせつつ、時々知識人な一面が出てくるのでそこに何故かジェラシーを感じてしまうが、楽しく気軽に読める本。

  • 何とも言えない不思議な本であるが…まえがきが一番面白かったと思う。どのボタンを押しても、”スポーツドリンク”が出てくる自動販売機のエピソードだ。ばかばかしい話のようで、どこか筆者の気持ちもわからなくもない。そんな日常の一場面を垣間見ることができる。
    「わざわざ書く」も、ありそうな話ではあるが、考えてみるとクスッと笑える面白さがある。

  • ところどころプッと吹いてしまう箇所あり注意。電車の中で読むべからず。「彼がそれとして、彼の困難に横たわって」「貼らなかったネギ」「力士の安全性」皆注意。世の中に軽くツッコミ入れたい時に読む本。

  • もう!
    宮沢章夫大好き!!
    何この、独特の語り口調。

    'ならば「万年青平」はどうか。読めまい。「おもとのひら」だとは誰も読めるはずがない。さらに、「椴法華」はどうか。漢字がそもそも読めないではないか。これを、「とどほっけ」と読むのが泣かせる。この響きのよさは何だ。いいじゃないか。'

    読んで聞かせたくなるくらい面白い。

  • 我々が普段何気無く接している出来事や言葉などを無理やり客観的、理論的に捉えて意味を見出そうとして諦めるまでの過程が書かれている。文書が淡々と描かれており、面白いこともさらっと書かれるテンションが好き。

  • 正しいは、つまらない。

  • なんとも気分のゆるむ本です。

      たとえば次のようなことを想像していただきたい。
      「靴下をずりおろし、足の半分に引っ掛けた状態」

    だらしない状態について書かれた文章の冒頭部分です。
    この本、別に役にたちません。教訓めいたものもなし。
    読み始めると止まらなくなります。

    それでも、「第四章 読むという病」では、いくらかもっともらしさが匂ってきます。

    無類の本好きの著者が、そこか?と思う視点から思わぬ本の楽しみ方を披露してくれます。

    「実用難読奇姓辞典」では、珍しい苗字や、姓名にツッコミます。
    かと思えば、雑誌「近代消防」の広告や特集記事のタイトルに興味津々です。

    この著者にかかっては、文字さえ書かれていれば、読み物として興味の対象になってしまいます。

    世の中の1点を、じっと観ていると、見えてくるものってあるんですね。
    ツッコミの視点こそ、好奇心の源です。

  • 思わずプッと笑ってしまう、エッセイ。

    宮沢氏がいかに日常生活の中で面白いと思えるエッセンスを見つけ出す事が上手で、それに対し考えているのか、というところに一番脱帽させられた。その鋭い(?)視点があるからこそ、人を笑わせる面白い脚本やコントを作り出せるのだろう。

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