働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101467238

感想・レビュー・書評

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  •  読んでて感じた違和感は斎藤氏の書評を読んでスッキリした。途中から話が観念的すぎて意味がわからないし、そんな死を大切に大切に思って生きるよりも、今生きてるこの瞬間を大事にした方がよくないか?と感じた。ここ最近哲学にハマっていたが、ごちゃごちゃ生きる意味や死について考えても無駄、自分が必死こいて生きる中で感じたことが全て、と本書を読んで考えるようになった。兎にも角にも頭の中でごちゃごちゃ考え続けてもいいことはない。なんでもいいから動き出した方が100倍得られるものはあると思う。
     斎藤氏による解説抜粋→「哲学者は労働者としても生活者としても失格だが、人類の貴重な文化財だから社会が特別に保護してやってる。そんな保護動物みたいな立場の人が他人の悩みに首突っ込むなど、トキがパンダの心配してるようなもんだ」←ワロタ

  • なにがいいたいのかわからない本。前書きには、「こんな人は読むな」なんて書いてあるけど、それは、読めと言う裏返しに聞こえる。既成の価値観を気にすることなく生きるということが結論なら、もう少しいい例示があると思う。著者の長い大学生活の経験を何度も繰り返し、くどいくらいに述べるのはどうかと思う。

  • あんまり意味のわかんない本だった。やっぱ前の本が1番よかった。

  • 2006/12/15

著者プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

「2023年 『その3 本気で、つまずくということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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