宗教世界地図 最新版 (新潮文庫 た 77-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101471211

感想・レビュー・書評

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    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40031689

  • 単に「宗教の分布」を解説した本ではない。

    なぜなら、宗教の異なるところ、摩擦や紛争、果ては戦争や虐殺が必ず存在するからだ。つまりは、その「衝突の分布」を解説した本なのだ。

    宗教の違いばかりが原因ではないだろうが、人間はなぜいがみ合い、理解し合えないのか。

    とある、雑然とした秩序感がある本屋さんで手に取っただけに、いろいろ考えさせられる一書だった。

  • 隙間時間で読書。でも、世界の宗教問題は奥が深く、ちょっとかじったくらいでは氷山の一角すら見えてこない。でも戦争・紛争の理解など、いろんな場面においてその知識が必要になることも確か。まだまだ勉強しなきゃです。

  • 宗教から見えてくる世界の「今」。
    ユダヤ、イスラムは表面化しているが、カトリックの分布と政治の関係などは、改めて知ると、「なるほど」と思える点が多々ある。

  • 100422(s 100626)

  • 外交官だった著者が、最近の宗教事情をぺろりと教えてくれます。

  • 宗教は、どんな風に分布しているのか?これを読むと、なるほどと思います。海外旅行に行く前には、是非読んでおきたい一冊です。紛争のある地域の宗教背景や、カトリックの強さを改めて思い知りました。おそるべし宣教師…。やはり分布図は地図で図解してもらうに限りますね。知識として知っていても、目で見ることで認識が新たになるって事があるんだと、実感しました。

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著者プロフィール

防衛大学校名誉教授、(一財)日本エネルギー経済研究所客員研究員。中東現代政治。在イスラエル日本大使館専門調査員、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)職員、(財)中東経済研究所研究主幹、防衛大学校総合安全保障研究科・国際関係学科教授などを歴任。主な著書に『ユダヤとアメリカ――揺れ動くイスラエル・ロビー』(中央公論新社、2016年)、『エルサレム』(新潮社、1993年)、『イスラエルとパレスチナ――和平への接点を探る』(中央公論新社、1989年)、『中東政治学』(有斐閣、2012年、共著)、『中東の予防外交』(信山社、2012年、共著)など。

「2018年 『イスラエルを知るための62章【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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